11/04/05 21:28:14.51 Ol7YGfuf
プライオメトリクストレーニングは、ウエイトトレーニングや体力トレーニングで養成した筋力を爆発的瞬発力=スピードに結びつけるトレーニングです。
この運動は、スポーツにおける動作はウエイトトレーニングでのバーベル、ダンベルの挙上げのように静的状態から始まることはほとんどないということから、
筋組織にエキセントリック(Eccentric=伸張性収縮:外力によって筋、腱が引き伸ばされた状態)な負荷を与えた後、
切り換えしをできるだけ早くコンセントリック(Concentric=短縮性収縮:筋、腱が短縮する状態)に行うこと切り換えしを早くできればできる程爆発的瞬発力を発揮できます。
これは筋紡錘、腱紡錘(ゴルジ腱)といった自己受容器の働きを利用した「SSC=ストレッチ・ショートニング.サイクル」と示されています。
例えばプリオメトリクスの代表的な種目のデプス・ジャンプでは、着地の際に大腿四頭筋と臀部の伸筋が急速に伸展し、続いて、同じ筋組織が反対方向に素早く、急速に、爆発的に収縮します
筋紡錘:筋内に存在し筋の急激な伸張に対する反応として収縮する(伸張反射)例えば、プライオメトリクスや膝を叩いて伸展する膝蓋腱反射があげられます、
またスタティックストレッチは筋紡錘の働きが起こらないようにします。
腱紡錘(ゴルジ腱):腱内に存在し腱の伸張、すなわち筋の張力に反応して通常発揮される筋力を抑制する。
体を過大な張力から守る役割を行います。筋力トレーニングでは腱紡錘の働きを抑制する働きがあります。
野球における、プライオメトリック・オーバースピードトレーニングについて
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