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1923年、関東大震災が発生し東京が劫火に焼かれた直後、
当時の文壇の著名人、芥川龍之介、田山花袋、生田長江、竹久夢二などは一様に同じ感想を述べているが、
それは基本的に「そら見たことか・・・」と言う言葉である。
国家は堕落し、政治も腐敗の極みを向かえ、人々の心は拝金主義によってモラルを失った大正末期の日本、
彼らの目には極限を超えた堕落は、もはや人間自らによっての自浄能力ではいかんともし難く、
救いは巨大災害しかなかった、そのような壮絶な見識が感じられる。