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SF小説 機械の惑星 作 大西先生
最近妙な夢を見るー人間が滅んでロボットばかりが活動している奇妙な地球
地殻変動か何かが起こって地球の緑地が減少砂漠化が進み人類は滅んだがロボットは残ったらしい
そして生き残った最後の少数人類としてーその滅んだ都市に不時着訪問した
期待していた人類の姿はなくーそこには人間を模した人格プログラムが組み込まれたアクトロイド達が大量に居た
言語のプログラムも既存であったため意思の疎通は図れるがー壊れた仲間を修復したり埋葬するなどの
プログラムは組み込まれていないらしい
結局人類の末裔である俺たちは正直がっかりした
地球には人類がたくさん居ると思い込んでいたからである
文明の繁栄期に大量に製造されたのであろうそのロイドたちは温厚な人格で紳士な性格であったが
全てはプログラムの産物でありやはりどこか人間らしさには欠け虚しい部分があった・・・
彼らは壊れた仲間を認識することが出来ず ゴミ同然に扱っていたのである
そうか壊れた仲間に関するプログラムは組み込まれていないのか・・・と思いながら
寂れ砂に覆われた廃墟の都市をブラブラとしていると 人類の生き残るである西洋人で少し我侭な若い女に
呼び出された
呼び出されて向かってみるとなんともロイド達の町にある壊れた壊れた制御室へ呼ばれた
まったく壊れた機械しかない部屋に何の用事だよとふてくされているとー
その部屋で壊れて動かなくなっている子供型ロボットの修理を俺に手伝え と言うのだ・・・
はぁ?こんなポンコツを直してどうするんだよ大体ー文明は昔に滅んでとうに修理の設備も無いというのに・・・と問うとー
あなたにはわからないでしょうけど私は人間の女なの 子供が欲しいのよ と
まぁ・・・最後はなんだかんだ言って手伝ったけどね 人間として気持ちが判ったから