07/03/27 12:57:13 tuu9otHb
日生球場のプロ野球公式戦最後の試合。
最下位を走るホークスのファンから体制を非難する横断幕が掲げられるなど、
外野スタンドは試合前から殺伐としていた。
横断幕のほとんどが、王貞治監督や瀬戸山隆三球団代表を強烈に批判する内容であった。
試合は、初回秋山幸二の本塁打で先制したものの、先発の吉田豊彦があっさり逆転を許す。
9回表に吉永幸一郎の本塁打で1点差まで迫るが、2-3でバファローズの勝利。
試合後、9勝22敗とダントツの最下位に沈むチームのふがいなさに怒ったホークスファンが、
王監督以下選手の乗るバスを取り囲み、生卵をフロントガラスに投げかけた。
投げられた卵は約50個。その場で20分以上も立ち往生し、バスが球場から出られなかった。
同年、ホークスは一度も浮上することなく、最下位に沈む。
その後、9月16日の西武球場にて横断幕を掲げられ、
「どういうことだサダハル」「やる気が無いならやめちまえ」コールで迎えられたホークスナイン。
発煙筒が投げられ、試合が中断。
360度から聞こえる反体制の声は、かつてない盛り上がりを見せた。
あれから11年、日生球場も近鉄バファローズもなくなり、名称を変え、強豪チームの仲間入りを果たしたホークス。
生卵事件を再び語ろう!