11/10/30 03:14:17.40
眠れないから暇潰しに思い出話を。
先生の気持ちがわからなくて、悩んでいた時のこと。
ある日「一緒に彗星を見に行かないか」と誘われた。
夜遅くになって、観測にいいポイントだという丘へ。
三月だったけどその夜はすごく寒くて、空気がキンと澄んでいたのを憶えてる。
ふだんはクールな先生が、嬉しそうに目を輝かせて「ほら、あれが彗星だよ!見える?」
と指差した先に、ぼうっと靄がかかったように白く光る彗星があった。
目が離せなくなってずーっと眺めてたよ。
祈ってたんだ、これから先もずっと先生といられますようにって。
流れ星に願い事をすると叶うというけど、彗星でもいいかな?って。
先生は撮影に夢中になってて気づかなかったけどw