11/06/20 19:08:59.83
お釣りを数十センチ上から落とされる男の苦しみを理解できるだろうか?
彼は、好きでその容姿に生まれたわけではない。
彼は、ちゃんと綺麗な服を着て、TPOもわきまえている。
しかし、相変わらずお釣りは数十センチ上から降ってくる。
何故か?
彼が度し難い不細工だからである。
デブでは無く、ガリでもない。汗もかいていない。だが、不細工なのである。
一体、容姿とは何なのか?
容姿は、その人間が努力して手に入れたものではない。
要するに、巡り合わせに過ぎない。
何ら、その人間の人間的価値を象徴しうるものではない。
それなのに、なぜそこまでも大きな意味を持ち、我々不細工の前に横たわっているのか?
長きに渡る生物の性選択の浮動から外れた我々は、中立という進化の原則を呪いつつ、
今日もコンビニへとまずい飯を買いに行き、
お釣りを数十センチ上から落とされるのである。