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親戚の祖父母と大ウトメの確執を思い出した。
親戚の祖父母と大ウトメが戦中派の年代。住んでいた場所が違ったせいもあり、
戦争体験も家庭環境は全く違ってて、
実祖父母…地方都市在住。戦争中も家に使用人がいて、曽祖父母は戦時中も
茶席を設けたり、絵を描いたり、楽器を演奏したり、上品な生活をしてた方々。
歴史の教科書や戦争ドラマに出てくるような贅沢禁止令も、「それはなに?」
「そんなの、きいたことないわ」という方々。
大ウトメ…空襲で家族を失い、住むところも食べ物にも困って、とても苦労しながら
がんばった方々。若い頃の思い出はどれも戦後の辛い生活で、そこから
立ち上がったところは尊敬できるんだけど、悲惨な戦争体験を語って
孫が泣くのを見るのが楽しみというクソでもある。
(戦争体験を語ることが悪いと言ってるんじゃないよ。小さい子を
泣かせるのが目的で、泣いてるところを見たいから語るところがクソだと
思うんだ。先に言い訳)
お互い同じ時間軸でも体験したことが真っ向反対。特に大ウトメが祖父母の方を
嘘つきと罵る。祖父母には嘘をついてる気はないし、自慢して言ったわけでもなく、
大ウトメから聞かれたことに答えただけなのに罵られて当惑。
以後、親戚の実家と義実家は年賀状の付き合いすらも避けるようになったそうだ。
で、何がスカかといえば、わざわざ悲惨な話しをことさら残酷に話して孫を泣かして
悦にいってた大ウトメだったけど、以後あまり戦争体験を話さなくなったことかな。
後世に残したい戦争体験はいいんだけど、泣かすための戦争話ってのはね……