11/02/05 10:28:14 0
>生きていくことを総合的に考えたなら、介護者のほうがずっと辛いケースがあったっておかしくはないと思う。
健常きょうだいは、健常なるがゆえ、
一歩社会に踏み出したら自力で生きて行かねばならない。
自分の身を支えながら、なおかつ、障害のあるきょうだいを支え、
さらには、老いた両親の介護までをも担う事態になったりする。
世間は、「障害者」「健常者」というくくりでしか見れないのだろう。
障害者と健常者、それが、「血縁」というしがらみでつながったときに生まれる不条理なシワ寄せ、
その閉塞したシワ寄せの中で生きる者にとって、「健常」であることの意味とはなんだろう?
自分の身を守るために、「いち抜けた」すれば責められ、
黙々と耐えれば、それがあたりまえと言われる。
「障害」者本人の苦しみ、
その「健常」な家族の苦しみ、
どちらが、より大きな苦しみか、ということでなく、
それぞれ「質」の違った苦しみであることを理解する人はあまりいない。