10/07/10 12:38:13 0
自分は「才能」「特別」ってものにすごい執着があるんだけど、
そういう気持ち持っている人っている?
自分は弟が知的障害者で、いつも弟の付属物扱い。
弟のことで一喜一憂し、家の中も学校もそれ以外の付き合い
(今思えば同じ障害を持つ子の親同士のグループみたいなものだったのかも)
でも、「弟を支える脇役」って扱いだったから、
親に「自分」を見せたくて躍起になっていた時期があった。
とにかく目立ちたかったし、コンクールみたいなものには片っ端から応募してた。
「一番」ってものにとにかくなりたかった。
誰かに「自分」をほめてもらいたくていつも必死だった。
才能がある子を見つけるとうらやましくて仕方なかった。
(自分で自分の才能に気付いてない子を見つけると泣きたくなった)
自分は当時文章を書くのが得意だったんだけど、結局入賞したり
先生に書くよう言われるのは「弟は障害者ですが大切な家族です」
って内容のものばかりだったし、例えそれ以外の内容のものが入っても
「○○さんは弟がああなのに頑張ってすごいね」
「バカの兄弟なのに生意気」ってものばかりだということに
気が付いたし、親は「変なことで目立つのやめて」と喜ぶどころか
泣いたので、急激に醒めて無気力になったんだけど。
結局自分は自分ではなく「知的障害者の兄弟」でしかないんだなあ、と思った。
今でも心の底に才能とか特別とかいうものへの執着があると思う。
すごく歪んでると思うんだけど、こんな気持ちがある人っているだろうか。