09/03/20 21:11:59
上杉「(冷たい表情で)大島さん、そんなに悪ぶらなくていいんすよ」
大島「なんだって。それは身勝手な理由で脱退したボクへの皮肉か? お前も売れて一丁前な口を--」
柴崎「(遮って)俺達にはわかってるんです! 大島さんが本当は俺達のために脱退したってことを……」
大島「(うろたえながら)なに……わけわからないこと……言って、るんだ……」
上杉「俺達は大島さんに本当に感謝してます。そこにいるスタッフの反対を押し切って
『時の扉』をシングルにしたのは大島さんへのささやかな恩返しのつもりっす」
柴崎「これからガンガン良い曲作っていくので、まだまだ未熟な俺達の指導をお願いしますよ」
大島「(むせび泣きながら)俺は……正しかったんだな……」
スタッフA「(もらい泣きして)勘違いしてました……。すみません。大島さんこそ真の男だ……」
上杉「(潤んだ目をごまかすように)これからもWANDSは驀進していくぞ!」
全員「おー!」
感動の打ち合わせが終わり皆で飲みに出かけたその30分後……
木村「やあ、ごめんごめん! 轢かれそうになった犬を助けたらちょっと怪我しちゃってさぁ。
なーんちゃって……あれ。(誰もいないのに気付いて)次のシングルの打ち合わせだったんじゃ?
俺抜きで終わらせたのかー。(笑いこけながら)メンバーになったばかりなのにそりゃねーよー」
その頃盛り上がっている酒屋では
上杉「あ、木村おいてきぼりにしてた……。でも誰も気にしてないしまあいっか」