11/09/20 09:42:30.13 2BZXoXVu
>>774
恐らくはモニターの不安をあらかじめ予想していた結果だと思われるが、
嬬恋の合宿で全曲のアレンジが見直されている。
コーラスパートも変わっているが、一番顕著なのはリズムセクション。
前年秋から冬のツアーと比べると、ぐっとシンプルになっている。
合宿前に収録された「昼のプレゼント」や「水曜スペシャル」とも違う。
一番わかるのは「その気にさせないで」。
合宿前まではブレイクやシンコペだらけのリズムセクションだったが、
合宿以降はストレートである意味スタジオ版に近くなっている。
複雑な演奏は、モニターが不安な大会場では危険との判断ではなかろうか。
やさしい悪魔のライブコーラスアレンジは、サビのみコーラスだった。
ミキとスーが主旋律、ランが高音のファルセット、MMPが中間の音。
これが合宿後にはばっさりと省略されている。
この辺が以前から言われているファイナルの演奏の不満であろう。
確かに前年までの壮絶な演奏に比べると、ファイナルでの演奏は相当に大人しく聞こえる。
ファイナルがライブレコードとして残っただけに、尚更ライブファンとしては無念だったろう。
後年まで「これがキャンディーズのライブ演奏」として残るわけだから。
元々のライブファンとしては「こんなもんじゃないのに」と言うのは仕方が無い。
それくらいファイナルでの演奏は特殊バージョンだ。