アドルフ・ヒトラー、三島由紀夫とニーチェ保守主義at KOVA
アドルフ・ヒトラー、三島由紀夫とニーチェ保守主義 - 暇つぶし2ch110: 忍法帖【Lv=1,xxxP】
11/10/28 01:43:46.09 911lNcBx
ニーチェ空想主義ですよねー!?♪。

111: 忍法帖【Lv=16,xxxPT】
11/10/28 22:56:46.21 KB3mGcvZ
まあ取り敢えず是非とも僕はニーチェ会議主義ですよねー。

112:名無しかましてよかですか?
11/11/01 13:10:15.00 k7Xdfe1l
大島正満博士の「修学院の秋」といふ文章を読んだことがありますか。塩原太助の馬を舞台に観てふきだした
アメリカ少年が、秋たけなはの修学院を周遊して、ふと拾つた一葉の紅葉に、日本の秋―日本の荘厳な美の
真髄を悟るといふ美しい記録文で、今に忘れられません。
アメリカ人が六代目の鏡獅子を本当に味解しようとする努力、―と云ふより大国民としての余裕を持つてゐたら
戦争は起らなかつた。文化への不遜な態度こそ、戦争の諸でありませう。日本の高邁な文化を冒涜する国民は
必ず神の怒りにふれるのです。

平岡公威(三島由紀夫)
昭和20年1月6日、三谷信への葉書より

113:名無しかましてよかですか?
11/11/01 13:10:52.09 k7Xdfe1l
けふで丸五日間、丸つきり空襲がありません。不気味な不安。そのなかにも駘蕩たる春の日は窓辺まで
押しよせて来てゐます。(中略)
大学から、「肺浸潤でも何でもかまはんから出て来い」といつ呼出しがあるかわかりません。さうなつたら
さうなつた時のことです。
僕はこれから「悲劇に耐へる」というより、「悲劇を支へる」精神を錬磨してゆかなければ、と思ひます。
古代ギリシャ人にその範を仰がずとも、身近な巣林子の元禄時代は、我々に文芸復興が何であるかを、赤裸々に
教へてくれます。

平岡公威(三島由紀夫)
昭和20年3月3日、三谷信への葉書より

114:名無しかましてよかですか?
11/11/01 13:11:18.20 k7Xdfe1l
ルーズベルトが死にましたね、日本時間の十三日の金曜日に。新聞は良き敵将を失つて哀悼の意を表す、といふ
態度に出てゐて、結構だと思ひます。阿南大将が二年程前、アメリカの国旗をふみにじつて行進する日本軍を
写した劇映画をみて、「これでは国が危い。徳義の戦ひをやつてゐるのを忘れたのか」と嘆かれたさうですが、
この挿話をきいて、頗る阿南大将を尊敬しはじめました。軍人でかういふ立派な見識をもつてゐられることは
実にありがたいことです。今は亡き帝大国家主義憲法学の泰斗上杉慎吉博士が大正十三年に著はした「日米衝突の
必至と国民の覚悟」なる警世の大文章をよみ、その史眼の卓越、見識の高邁に深く搏たれました。(中略)
―今日偶然地下鉄新橋駅で稲田さん(今海軍中尉です)にあひました。沖縄で、特攻隊と共に敵艦へ
肉迫したのださうです。「くはしく話して下さい」と云つたら「いやだ、ネタにされるから」とにげられました。

平岡公威(三島由紀夫)
昭和20年4月14日、三谷信への葉書より

115:名無しかましてよかですか?
11/11/01 13:12:17.37 k7Xdfe1l
君と共に将来は、日本の文化を背負つて立つ意気込みですが、君が御奉公をすましてかへつてこられるまでに、
僕が地固めをしておく心算です。僕は僕だけの解釈で、特攻隊を、古代の再生でなしに、近代の殲滅―
すなはち日本の文化層が、永く克服しようとしてなしえなかつた「近代」、あの尨大な、モニュメンタールな、
カントの、エヂソンの、アメリカの、あの端倪すべからざる「近代」の超克でなくてその殺傷(これは超克よりは
一段と高い烈しい美しい意味で)だと思つてゐます。
「近代人」は特攻隊によつてはじめて「現代」といふか、本当の「われわれの時代」の曙光をつかみえた、
今まで近代の私生児であつた知識層がはじめて歴史的な嫡子になつた。それは皆特攻隊のおかげであると思ひます。
日本の全文化層、世界の全文化人が特攻隊の前に拝跪し感謝の祈りをさゝげるべき理由はそこにあるので、今更、
神話の再現だなどと生ぬるいたゝへ様をしてゐる時ではない。全く身近の問題だと思ひます。

平岡公威(三島由紀夫)
昭和20年4月21日、三谷信への葉書より

116: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】
11/11/04 00:47:40.40 GG2vaSXf
ニーチェ見たいな思想哲学は共感するよねー。

117:名無しかましてよかですか?
11/11/08 22:08:02.89 6FXL71Xr
御葉書拝見。何はあれ、このやうな大変に際会して、しかも君とそれについて手紙のやりとりの出来るやうな
事態を、誰が予想し得たでせう。想像するだに、時代の異常さに想ひ到らずにはゐられません。かゝる事態は、
その型式や態様の如何はしばらく措き、夙に想像し得たところでした。今は何も語りたくありません。
これから勉強もし、文学もコツコツ落着いてやつて行きたいと思ひます。自分一個のうちにだけでも、最大の
美しい秩序を築き上げたいと思ひます。戦後の文学、芸術の復興と、その秩序づけに及ばず乍ら全力をつくして
貢献したいと思ひます。(中略)
すべては時代が、我々を我々の当面の責務に追ひやります。僕は少なくとも僕の廿代を、文化的再建の努力に
捧げたいと思つています。

平岡公威(三島由紀夫)
昭和20年8月22日、三谷信への書簡より

118:名無しかましてよかですか?
11/11/09 19:57:24.53 ML8qW4RD
三大喜劇王は結局、日本人

URLリンク(2nd.geocities.jp)

ゾルゲとヒトラーの影武者でもあった。

119:わかんたんか
11/11/10 12:14:32.56 ontTR6tD
URLリンク(www.youtube.com)

120:名無しかましてよかですか?
11/11/11 00:31:43.82 zUQXg2xW
現代日本を見て三島由紀夫は何を思うか
言論の限界を悟り暴挙に及んだが
実に潔し
選ばれし者は命懸けで政治を行っていただきたい
この国に自決する力など無いのだから



121: 忍法帖【Lv=31,xxxPT】
11/11/13 06:11:22.02 vQBCkiVy
努力への意思。

122:名無しかましてよかですか?
11/11/16 12:32:43.85 7aN8Ncr+
私は、詩人的国文学者としての氏を、古代から近代までの古典を潺湲(せんくわん)と流れる抒情を、何ら
偏見なく儒臭なく、直下にとらへて現代へ齎しうる人と考へてゐたから、氏の怒りの対象については関知する
ところでなかつた。
氏はそのやうな人として現はれ、そのやうな人として私の眼前から去つたのである。
「予はかかる時代の人は若くして死なねばならないのではないかと思ふ。……然うして死ぬことが今日の自分の
文化だと知つてゐる」(「大津皇子論」)
この蓮田氏の書いた数行は、今も私の心にこびりついて離れない。死ぬことが文化だ、といふ考への、或る時代の
青年の心を襲つた稲妻のやうな美しさから、今日なほ私がのがれることができないのは、多分、自分が
そのやうにして「文化」を創る人間になり得なかつたといふ千年の憾(うら)みに拠る。
氏が二度目の応召で、事実上、小高根氏のいはゆる「賜死」の旅へ旅立つたとき、のこる私に何か大事なものを
託して行つた筈だが、不明な私は永いこと何を託されたかがわからなかつた。

三島由紀夫「『蓮田善明とその死』序文」より

123:名無しかましてよかですか?
11/11/16 12:34:39.08 7aN8Ncr+
(中略)
それがわかつてきたのは、四十歳に近く、氏の享年に徐々に近づくにつれてである。私はまづ氏が何に対して
あんなに怒つてゐたかがわかつてきた。あれは日本の知識人に対する怒りだつた。最大の「内部の敵」に対する
怒りだつた。
戦時中も現在も日本近代知識人の性格がほとんど不変なのは愕くべきことであり、その怯懦、その冷笑、
その客観主義、その根なし草的な共通心情、その不誠実、その事大主義、その抵抗の身ぶり、その独善、
その非行動性、その多弁、その食言、……それらが戦時における偽善に修飾されたとき、どのような腐敗を放ち、
どのように文化の本質を毒したか、蓮田氏はつぶさに見て、自分の少年のやうな非妥協のやさしさがとらへた
文化のために、憤りにかられてゐたのである。この騎士的な憤怒は当時の私には理解できなかつたが、戦後自ら
知識人の実態に触れるにつれ、徐々に蓮田氏の怒りは私のものになつた。そして氏の享年に近づくにつれ、
氏の死が、その死の形が何を意味したかが、突然啓示のやうに私の久しい迷蒙を照らし出したのである。

三島由紀夫「『蓮田善明とその死』序文」より

124:名無しかましてよかですか?
11/11/18 00:43:51.35 H/aJj7t1
まことに小鳥の死はその飛翔の永生を妨げることはできない。中絶はたゞ散歩者が何気なく歩みを止めるやうに
意味のない刹那にすぎない。喪失がありありと証ししてみせるのは喪失それ自身ではなくして輝やかしい存在の
意義である。喪失はそれによつて最早単なる喪失ではなく喪失を獲得したものとして二重の喪失者となるのである。
それは再び中絶と死と別離と、すべて流転するものゝ運命をわが身に得て、欣然輪廻の行列に加はるのである。
別離が抑(そもそも)何であらうか。歴史は別離の夥しい集積であるにも不拘(かかはらず)、いつも逢着として、
生起として語られて来たではないか。会者必離とはその裏に更に生々たる喜びを隠した教へであつた。
別離はたゞ契機として、人がなほ深き場所に於て逢ひ、なほ深き地に於て行ずるために、例へていはゞ、池水が
前よりも更に深い静穏に還るやうにと刹那投ぜられた小石にすぎない。それはそれより前にあつたものゝ存在の意義を
比喩としつゝ、それより後に来るものゝ存在を築くのである。即ち別離それ自体が一層深い意味に於ける逢会であつた。
私は不朽を信ずる者である。

平岡公威(三島由紀夫)20歳「別れ」より

125:名無しかましてよかですか?
11/11/20 19:07:07.24 TqTmq/bv
ナチスは本当に間違っていたのか?
スレリンク(war板)
石原慎太郎はナチストでした
スレリンク(seiji板)
● ナチスが何故興ったのか最近理解した ●
スレリンク(eco板)
ナチスのハーケンクロイツに匹敵するのは菊の御紋
スレリンク(war板)
ナチスUFO兵器は存在したか?
スレリンク(army板)
安倍晋三元首相、中国の軍事戦略をナチスの「レーベンスラウム(生存圏)」に例える
スレリンク(asia板)
【米国】「ローマ法王はナチス」 女優スーザン・サランドンの発言が物議[11/10/18]
スレリンク(news5plus板)
薩長=ナチス(121)
スレリンク(history2板)
共産党は「左版ナチス」共産主義は「左版ナチズム」
スレリンク(kyousan板)
ナチスドイツか東ドイツどちらに住みたい?
スレリンク(europa板)
中華人民共和国政権はネオナチ、領土膨張、覇権主義
スレリンク(army板)
【ネオナチ】大日本報靖會を打倒せよ!【新風】
スレリンク(sisou板)
【海外】日本のネオナチについて【生活】
スレリンク(world板)
2ch共産党板に巣食うネオナチを語るスレ
スレリンク(kyousan板)
東アジアナチ党を結成するスレpart1
スレリンク(kitchen板)
【平等主義の欺瞞】 人間は平等ではない
スレリンク(soc板)

126:名無しかましてよかですか?
11/11/20 19:07:56.57 TqTmq/bv
シオニズム正当化の手段としての「ナチ・ガス室」
スレリンク(news5板)
ナチ残党映画を語ろう!
スレリンク(kinema板)
【映画】カティンの森を見たか ナチとアカは同族
スレリンク(kyousan板)
【超カリスマ】 ヒトラーの究極予言 卍16
スレリンク(occult板)
ヒトラーの何が悪かったのか考察するスレ3
スレリンク(army板)
■卑劣なユダヤ人「ヒトラーは正しかった!」■
スレリンク(news5板)
いまの日本にはヒトラー的存在が必要だ
スレリンク(asia板)
ヒトラーはなぜ反共なの?
スレリンク(kyousan板)
ヒトラーの予言が凄い件について
スレリンク(loser板)
ヒトラーは正しかった
スレリンク(news5板)
ヒトラーについて楽しく語るスレ
スレリンク(event板)

127:名無しかましてよかですか?
11/11/21 21:57:05.72 /w3mevTp
戦後のいまの世界を見ていますと、たいていのことはフィクションで片づいちゃう。(中略)思想的な激突を
やる代わりにテレビでもって討論会をやる。そんなふうに、だんだんだんだん影がうすまってくるわけですね。
そしてすべてがフィクションの世界にとけ込んでしまって、どこに生死を賭けた大事があるのかわからなくなってくる。
激突しても、これは本当に死ぬ気があるのかどうか、殺す気があるのか、あるいは殺される気があるのか
わからないところで対決する。それが現代ですね。「葉隠」は、そういうものを非常に嫌うわけですね。
そういうのは芸能に携わる人間のやることであって、(中略)武士というものはそういうものじゃなくて、
本当に死ぬということが武士なんだから、そういう点で、河原乞食なんかいくら軽蔑してもかまわないという
考えですね。現代は全河原乞食、一億河原乞食の時代で、政治家から、経済人から、芸術家から、なにから、
やはり河原乞食だと思うのですね、「葉隠」と較べれば。

三島由紀夫
相良享との対談「『葉隠』の魅力」より

128:名無しかましてよかですか?
11/11/21 21:57:35.81 /w3mevTp
全学連の運動というのはね、方向がどうあれ、根本は実感主義の復活ということだと思うのですね。これは
全学連のみならず、右の学生もそうなのであって、(中略)自分の成長期に、なんら実感にふれないで大人に
なっていったらどうなるだろう、すごい恐怖だと思うのですよ。われわれは、少なくとも空襲という実感が
ありましたね。それから死体がそこらにころがっているという実感がありました。中世の人間は、「方丈記」も
そうですが、そういう実感の中から初めてフィクションも出てきた。
私はインドに去年行きまして、ベナレスで、癩病の乞食がいっぱい並んでいるところを見て、なるほど弱法師と
いうのは、ここから出たんだと思ったのです。そして芸術の根源というのは、ああいうところにあって、ああいう
恐ろしい実感、あのファクトを一生懸命洗練したり、磨き上げたり、抽象化するから芸術が起こるのであって、
現代みたいにファクトがないところで、どうやって芸術をやっていくのかという危機感は、私どももっているわけです。

三島由紀夫
相良享との対談「『葉隠』の魅力」より

129:名無しかましてよかですか?
11/11/21 21:58:23.16 /w3mevTp
たとえば、私は人間関係は、みんな委員会になっちゃったというのです。そしてうそですね。うそでかためれば安全、
謙譲の美徳を発揮すれば安全、安全第一。そして人間関係も、とにかく世論というものをいつも顧慮しながら、
不特定多数の人間の平均的な好みに自分を会わせれば成功だし、会わせれることができなきゃ失敗。これが
現代社会ですよ。
(中略)
現代的コミュニケーション、現代的対人態度というものの中にある毒を清めたいときに、「葉隠」を読めばいいと思う。
「葉隠」をサラリーマンの心得みたいに思うことは、ずいぶん間違いだと思うのです。
ぼくは、もうちょっと人間関係ががたぴししたらいいと思うのです。人間関係全部ががたぴししないから、
集団の衝突になっちゃうのがいまの世の中だと思いますし、いまの近代社会というものの宿命だと思います。
どうも人間関係ががたぴししないで、あまり円滑にすべりすぎるから、一方では衝突が起こるのだろうと思います。

三島由紀夫
相良享との対談「『葉隠』の魅力」より

130: 忍法帖【Lv=4,xxxP】
11/11/21 22:37:18.62 HrWMMMWW
別に何か得に無いですニーチェを超越凌駕克服するよねー。


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch