10/06/23 10:35:21
>>76
俳優座の公演なので、加藤剛さん以外はテレビ版キャストの出演はなし。
パンフにある剛さんの記述だと、三越劇場公演に大岡越前を演目としたいと
言い出したのは、今回共演した次男の頼三四郎さんだとの事。
(当初上演予定は、「異聞浪人記」)
一部は頼さんが、二部は剛さんが越前を演じてた。
二部で剛さんが越前の姿で白州にあらわれた時には、会場に歓声がおこってたよ。
以下、あらすじ。※公演は26日までなので観劇予定の方はネタバレ注意
南町奉行就任直後の若き大岡越前(頼三四郎)は、押し込み強盗の罪で捕らえられた
風車売りの源造(加藤剛)を白州で裁いていた。
源造は、娘婿がえん罪の上拷問死した為、娘婿を罠にはめた生薬問屋に乗り込み
主人を締め上げ真実をはかせたのだと越前に訴える。
孫の卯之助の為にもあえて捕われ、越前に「御上のなさる事に万の一つも誤りのあろう筈は
ございやせん」と命をかけての問いかけをする。
源造はその後、ハンストの末牢獄で死亡してしまう。
月日は流れ、寺社奉行就任間近の越前(加藤剛)は、金庫破りの犯人と
その金庫の合鍵を作った罪で捕縛された卯之助(頼三四郎)と白州で対峙する。
卯之助は「自分の父親も祖父も盗人」だと自分の境遇を悲観していた。
そんな卯之助に越前は真実を語り、(自分の町奉行就任前の話しではあったが)
裁きの過ちを謝罪する。
…あらすじ上手くまとめられなくてスマン。