10/09/03 19:49:51 AJKkMFDa0
ある工作員の物語
今から数年前ある街の中学校で
「チョン野郎くせーんだよ。学校来るなよ」
「やめくれよ。ボクが何したんだよ」
チョン太は、自分がチョンであることがクラス中に知れてしまった日から、学校で酷いいじめにあい不登校となっていた。
勿論友達なんていない。
何より他人と話すのは苦手。
両親も自分の気持ちなんて分からないし、分かろうとしない。
不登校であることを責めるだけ。
唯一の心の拠り所は携帯電話。
(GREE最高!無料ゲーム最高!アバター使えば僕は別人になれるんだ。しかしボクの90xも古くなったな。新しい携帯欲しいけど家は貧乏な上に母は何やら宗教のようなものにはまって無駄に浪費している。買ってもらえないよな)
そんなある日、チョン太は大好きな携帯電話を見に家電量販店に向かった。
(新しい携帯いいなぁ)
チョン太の隣では、自分と同年代の子が最新携帯を買ってもらっていた。
(ボクも欲しい欲しい欲しい欲しい。何で家は貧乏なんだ。大体携帯は高すぎる。クソが~!)
その時だった「チョン太くんじゃないか」
と1人の禿紳士が声をかけてきた。
(この人は確か母の知人の宗教の人)
「チョン太くん携帯電話が欲しいのかい?だったらおじさんがもっと良いものをタダであげよう。その代わりやって欲しいことがあるんだ。な~に簡単なことさ、インターネットでおじさんの好きな物を褒めて、嫌いな物を貶してくれればいい。」
「おじさん、ボクやるよ。」
そう答えたチョン太の手にはアホンが鈍く輝いていた。