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液晶はもともと動画が不得意
テレビよりも先にパソコンで液晶が採用されたのは、
チラつかず長時間の利用に最適だったため
液晶そのものの応答速度が遅いため、過渡期の画が認識できてしまう
そのため安定した画を長めに表示して、過渡期の画を認識しにくくしている
その弊害で一コマが静止画と認識され、ガクガクとした動きに見えてしまう
倍速液晶よりもフレームレートが低いアナログ放送時代のブラウン管や
それよりも更に少ない劇場映画で、動きがガクガクだと問題にならなかったのは
一コマを一瞬だけ描画して、残像が残っている内に、次のコマを描画しているから
MPEGなど圧縮動画では、少ないフレームでスムーズな動きを知覚させるために
一つのコマに、前後のコマを重ねるて、残像を作っている
しかし液晶テレビでは、倍速補間をしないと、スムーズな動きを演出できないため
圧縮動画の残像が、画像処理の邪魔になってしまうため
わざわざ検出・消去する処理を(どこだったか忘れたけど)行うものもある
で映像破綻の要因を増やしている
人間の視覚に合った表示装置で有れば
そのまま映せば、問題なくきちんと見えるのだけど
色々やらないと、まともに見えない
色々やるので、まともじゃない画を作ってしまう
今液晶方式でやってる高画質処理のほとんどが、
別方式が普及すれば、カタログに載ることもなくなる
表示装置で大事なのは、今も昔もこれからもコントラストと色域です