11/07/30 21:56:04.23 N1Iq3GKF
【日本大学ナンバースクール】
戦後、GHQによって日大解体が実施され、現在では日本大学特別付属という位置づけになっている。
いづれも旧制中等教育学校を前身としており、校名は都立ナンバースクールと同様に当時のエリート輩出機関である旧制高等学校をモデルとしている。
【日大一高】・・・日本大学最初の付属校である旧制日本大学中学校を前身とする。両国という場所柄もあって、かつては角界関係者の子弟も多く在学していた。
第２代校長は元衆議院議員で日本高等鉄道学校長、憲政会政務調査会長などを歴任した荒川五郎が務めた。
【日大二高】・・・旧制日本大学第二中学校を前身とする。戦後に敷島女子校を併合し、いち早く共学を実施。杉並の閑静な高級住宅街に立地し、
日大ナンバースクールのなかでも特に上品な校風となっている。構内の銀杏並木は杉並区保護樹林に指定されていることで有名。
【日大三高】・・・旧制赤坂中学校（東京高等商業学校（※1）と東京高等工業学校（※2）への進学を目的とした旧制中学校であり、
毎年40～50名、多い年は70名以上の高商進学者を輩出していた。）を前身とする。永らく東京･赤坂の地に本拠を置いていたが、昭和51年に東京都町田市へ全面移転した。
(※1)現在の一橋大学
(※2)現在の東京工業大学