☆★少年時代の思い出を語ろう★☆at INSECT
☆★少年時代の思い出を語ろう★☆ - 暇つぶし2ch89::||‐ ~ さん
08/03/24 20:53:17 9rBAlt63
age

90::||‐ ~ さん
08/04/11 23:42:41 /vwNhCn2
あげ

91::||‐ ~ さん
08/06/05 23:07:46 yJO8YmgX
age

92::||‐ ~ さん
08/08/23 19:31:30 xHKDH39v
age

93::||‐ ~ さん
09/12/10 03:05:05 Hw7xu8mW
ずいぶん昔の話です。
小学生の頃、友達と2人でクワガタ採りに行きました。
私の家は地方ですが街中にありクワガタはあまりいませんでした。
その友達は山間部に住んでいたので穴場をよく知っていて
その日は最近見つけた穴場を教えてくれることになっていました。

その穴場は隣の市へ向かう車の少ない道路を山沿いに延々と歩き
途中で舗装してない脇道へ入って1キロ程の所にありました。
私は脇道に入り暗い森の中の道を歩くだけで嫌な気がしてましたが
友達が「ここを上がった所!」と指差したのを見たときには
正直 何もせずそのまま帰りたくなりました。
そこは車が通った痕跡の2本の溝が上に向かい続いていたのですが
途中から草が生い茂って道が消え、その先は曲がっていて暗い。
「なんでこんな所を知ってんの?」と先に行く友達に尋ねると
「親に聞いた」とだけ小さな声で答え草群の中を進んで行きます。
2人黙ったまま50mも行くと曲がった道の先が見えました。
道のちょっと先には5~6軒の人家が木に覆われて建ち
手前の道の両側には棚田のようなものがあって
そこにクヌギが数本ずつ植えてありました。
「ここ 人の家じゃない?」私は帰りたくてたまらないので言うと
友人は「もう移ってしまっていないらしい…」
と言いながら棚田のほうへ登り木を調べ始めました。
そこで少し落ち着いた私も同じように木を調べ始めました。
驚いた!それまでもいくつかの穴場に行ったことがあり、
大物も捕まえたことがありましたが、そこの大物は違った…
それまでのが小さく思える位の大物が何匹もいたんです。
2人とも木の洞を調べたり木を蹴ってみたり夢中で採りました。
その頃本でしか見たことなかったオオクワがウロの中に見えた時
私は思わず大声を上げて夢中で木に飛びつきました。
しばらく格闘し、ようやく捕まえたオオクワを
友達に見せようとすると友達の顔から表情が消え
つっ立ったまま斜面の上の人家を凝視していました。
つられて私もそっちを見ると並んだ家の窓々からいくつかの顔が…
長い髪と白い顔…
女の人で… 笑いもなく怒ってるようにも見えない
と思った瞬間にひょいといくつかの顔が隠れて見えなくなった


94::||‐ ~ さん
09/12/10 03:16:32 Hw7xu8mW
そして一番左側の一軒の窓の顔だけが残りました。
なんだかその顔が笑ってる…私達よりも少し年上くらい…

窓枠に両肘を付いて無表情に眺め、やがてゆっくりと笑いました。
その口元が広がるのを見たとき鳥肌が立ったのを覚えています。

私は窓に釘づけになったまま動けずにいましたが
友達は「帰ろ」と囁き虫カゴをつかみ道を下り始めました。
私も必死で後を追いかけ雑草の道で2人とも駆け出し
必死ででこぼこ道を走り道路で車を見てようやく止まりました。
私は人が居たことについて友達に文句を言いました。
友達は父親に住人達が県外に移ったのだと聞いていたようでした。
そして私はさっきの女の子の話をしてみましたが
友達からはその子は見えなかったらしく「ふ~ん」と言っただけ…
ともあれ2人とも大収穫に満足していたので話題はクワガタに移り
私もそれ以上深くは考えませんでした。
次の日に私達は学校でヒーローでした。
私のオオクワはもちろん友達のヒラタも群を抜いて大きく
同級生は競って出どころの穴場を知りたがりました。
そんな時に出どころを隠すのは顰蹙を買う原因になるので
友達は次の週末に朝から彼らを連れて行こうと言い出しました。
私はあの白い顔が気になって気になって仕方がなかったので
「人が住んでいるから怒られるのではないか?」と言ったのですが
すでにクワガタのことしか頭にない級友の一人が
「人がいたら最初にお願いしてみればいい」と言ったため
次の週末は十数人という大人数で行くことになりました。

当日は天気も良くみんなの集まりも早かったため
先日の不安さはあまり有りませんでした。
草群に入る時でもお互いを脅かしてみたり大騒ぎをしていましたが
草群の向こうに家が見えた時にはさすがに口を閉じました。
林の中の数軒の家は草に覆われ異様な雰囲気を醸し出しており
それまでの陽気さを一気にかき消すだけの暗さを持っていました。
隣で友達が微かに言いました
「戸が…」
窓に気を取られていた私はそれを聞いてハッとしました。
戸に板が打ち付けてあり入れなくなっている。
そしてその上に「立ち入り禁止」の貼り紙がしてありました。


95::||‐ ~ さん
09/12/10 03:19:12 Hw7xu8mW
私と友達はガラス越しに窓の中を見つめたまま黙っていましたが
級友の一人が「断る必要がなくなった」と言ったのを皮切りに
級友達はクワガタ採りを始め一帯はたちまち賑やかになりました。
その日は前の日ほどではなかったものの、結構な大漁となり
昼過ぎには各自がそれぞれ大物を手に入れ帰路につきました。
帰り道で並んで歩いているとき友達が
「あの人達… 追い出されちゃったんかなぁ?」
「……」私は何だか体がものすごくだるく考えるのも辛かった。
友達の家の前でみんなと別れると ぼんやりしながら家に帰り
玄関に上がるなりそこに座り込んでしまいました。
それを見つけた母が私を病院に連れて行き、即入院となりました。
私は肺炎を起こしておりそのまま3週間入院していました。


96::||‐ ~ さん
09/12/10 03:46:31 Hw7xu8mW
入院中に何度か友達は級友と共に見舞いに来てくれましたが
常に母が一緒にいたためろくに話もできませんでした。

2~3週間後、回復して学校に行けるようになり
学校に戻った初日 私が教室に入ると級友の一人が
「ゾンビ!」と叫び、笑い声が起こりました。

たちまち級友が集まり私のいない間に起こった大事件について
話をしてくれました。
私が入院して3日後に穴場から2キロほど隣の市に行った所で
女性が首を吊り死んでるのが発見され 大騒ぎになったそうです。
私の街からパトカーや消防車など数台が向かったのですが
遺体は破損が激しく本人を確認できる物も見つからなかった。
遺体を降ろすことになり地元の消防団の人達が手伝ったのですが
その中に級友のいとこがいて、事細かに教えてくれたのによると
…夏のことで遺体は腐っていて虫が沢山わいていた。
さらに烏に食い荒らされ顔の部分は骨が所々剥き出しで
目玉は無くなっていた。
歯の並び、髪と白いシャツの感じから若い女性ではないか?…
今考えれば病み上がりの子供が聞く話ではありませんが
私は話を聞きながらあの女の子のことを考えていました。
あの女の子はあの時すでに死んでいたのかもしれない…
あの笑顔を見た時の悪寒はあるいは見てはいけない物に反応して…
などと考えて黙っているうちに学校は終わり、
以前と同じく友達と並んで帰っていると友達が
「死んだのはあの時の人たちじゃないよ」と話を始めました。
彼は最初に2人で穴場に行った日に彼の父親に
人がまだ住んでいた事を話したのだそうです。
友達の父親はそんなはずはないと言って
さっそく次の日の朝に穴場に行ったところ誰もおらず
その足で土地の所有者の家に行き私達がした話を伝え
土地の所有者は友達の父親と共に穴場へ行き
戸を板で打ち付けたんだそうです。
友達の推測ではあの女の人達は元の住民が移ったのを見定めて
空き家に入っていたのだろう
そして私達が穴場に行ったあの日に彼女達は首吊り死体を見つけ
やがて大騒ぎになることを見越して去って行ったのではないか?


97::||‐ ~ さん
09/12/10 04:26:00 Hw7xu8mW
友達の言うとおりかもしれないと思いましたが
一方で自分が幽霊を見たかもしれないという恐怖も拭い去れず
2~3日は暗い気持ちで生活していました。
あの笑顔を思い出す度に吐き気がして食欲も無く
心配してくれた母に詳しい話をしましたが
母は前の病気で体力が弱ってそんな考えをすると思ったらしく
またしても病院に連れて行かれました。
私のかかりつけの病院は家の近くにあり
昼間は院長先生が1人で外来患者を診察してらっしゃいました。
院長先生はとても優しい方で前の入院中も
よく「寂しくないか?」と病室に見舞いに来てくれていました。
その日 院長先生は血液や尿の検査結果を見ながら
母の話を聞いてしきりに考えてらっしゃいましたが
やがて「何か困っている事はないか?」と尋ねられました。
私は全部打ち明けました。母は困った顔をしていましたが
院長先生は熱心に聞いて下さったのでとにかく話を続けました。

私が話し終わると院長先生は「ふーっ」と長く息をつかれ
言葉を選び選び話をしてくれました…

自殺された方の検死をしたのは院長先生でした。
当時は科学捜査のようなものは存在せず遺体が見つかったら
とりあえず近くの医師が検死を行い
不審な点があれば県警のほうへ連絡、無ければ供養して終わり。
そういった時代でした。
院長先生が仰ったところでは、その後の捜査で遺体の身元は判り
自殺の原因もすでにわかっていました。
「本当は人に話したりしてはいけないんだけどね…」
と説明してくれました。

98::||‐ ~ さん
09/12/10 08:21:40 lyaKNlNe
続きはー?

99::||‐ ~ さん
09/12/10 10:48:04 Hw7xu8mW
いや、書いてて疲れたんで「連投・長文うぜ」待ちでした。
院長先生の話が長くて虫も出て来ないんで書いていいもんかと
続き書いていいなら仕事の帰りに貼ります。

100::||‐ ~ さん
09/12/10 18:38:34 lyaKNlNe
過疎ってんだからこの程度の連投ちっともウザくないよ

101:お言葉に甘えて続きです。
09/12/10 20:52:56 Hw7xu8mW
院長先生「亡くなった方は30才位の女性で好きな人に騙され
お金を取られた挙げ句に逃げられてしまった。
もともと反対していた女性の両親は怒ってしまっていたので
その女性が家に帰って来るのを許さなかったんだね
女性はどうしようもなく、しばらくは山の中で暮らしてたようだ
生活した跡がその近くで見つかったらしい。
君が見た人達が何処から来て何処へ行ったのかは判らないけど
その人達でないのは確かだ 亡くなって2ヶ月は経ってたからね」
私は院長先生が私を安心させるために嘘を言っておられると思い
納得のいかない表情をしていたようだったためか院長先生は
「亡くなった人が君が見た女の子に思えて仕方ないというのなら
帰りに亡くなった方の家に寄ってみるといい
お母さんに場所を教えておくから」と母に場所を告げられました
そこは私の街よりもさらに市の中心部に入った所で
日曜日に家族でよく出かけるデパートの近くでした。



102:甘えに甘えて続きです。
09/12/10 21:00:45 Hw7xu8mW
母「その女の人はどのくらい山にいたんですか?」
母はそれまで黙っていましたが亡くなった女性に同情したのか
院長先生に尋ねました。
院長先生「さぁ… わかりませんがかなり長い間だと思いますね
というのはその辺の草木がほとんど生えてなかったらしい
おそらく片っ端から草木を取って食べてたみたいです…」
母「そこまでして生きてたのになんで自殺なさったんでしょう?」
院長先生「それがどうやら妊娠されてたようで…
通院記録が近くの病院で見つかりましてね
私が検死した時は遺体の損傷も激しかったから断定できませんが
たぶん赤ちゃんがお腹の中には居なかったように思います。
これは私の推測ですが流産なさったのかもしれませんね
それまでは赤ちゃんのためになんとか生きようとしていたけど
無理し過ぎて流産し、そのはずみで… そう思いますが…」

これら細かい話は当時の私にはほとんどわからず覚えてません。
今年の夏に子供を連れて実家に帰った時に母に聞いたものです。
覚えてなかったのはたぶん私が亡くなった女性ではなく
あの窓から覗いていた女の子の事を考えていたからだと思います。
覚えているのは話が途切れた時に自分で質問したところです。



103:あと2つです。
09/12/10 21:06:28 Hw7xu8mW
私「あの… 僕が見た人達ってどうなったんでしょう?」
院長先生「わからんね…でも、もしかしたらと思う人達はいるよ
今 ○○市(私の住んでいた市)では都市整備といって
住んでると危険な家を取り除いたり道路を広げているんだ
それで壊されちゃう家の人々には○○市が住宅を建てて
そこに移ってもらうことになっているんだけど
移れない人もいるんだ。 たとえばハンセン病の人とか…
ハンセン病っていうのは治らない恐ろしい病気で人に感染する。
そういう人のための施設があるけど嫌になって逃げる人もいてね
そういう人は施設に戻りたくないから役人が来ると逃げ出すね。」
私「じゃ あの人達は病気だったんですか?」
院長先生「たぶん違うね 今は感染らなくなってるから
若い人はいないし施設も最近は住みやすくなったらしい
私が思うにね、朝鮮の人達ではないかと…」


104:これで最後です
09/12/10 21:14:51 Hw7xu8mW
院長先生「君らが生まれる少し前に大勢の朝鮮の人達が住んでた
△△山(近くの山の名前)で豚を育てたりお酒を造ってね
元々、あの辺りは国の土地でそんなことしちゃいけないんだけど
戦争の後に行き場の無くなった人達がそのままそこに住んでた。
市も見てみぬ振りをしてたんだけど豚が臭かったりとか
勝手にお酒を造って売ったりして苦情が出てね 取り壊したんだ
そうしたらその人達は小さなグループに分かれて
勝手に近くの空き家に入ってって住みついたり
山の中や河原に家を造って住んだりしていたんだ。
ようやく最近になって○○市が大きな団地を造って
そこに移ってもらうようにしたんだけれど
街中に住むのを嫌がる人も多くて元の家を撤去しても
そのまま何処かに行ってわからなくなる人も多いらしいね」
院長先生の話は以上でした。
大人になってネットで調べて知ったこともあるので
話は細かいところは違っていたかもしれません。

帰りに母はタクシーで亡くなった方の実家を回ってくれました。
その家の玄関には「忌中」としてあり人気がありませんでした。

尻すぼみになりましたが全て現実に起こった事を書きました。
もっとオカルトな展開を期待していた方にはお詫びしますね。


105::||‐ ~ さん
09/12/11 00:40:43 0zGF8+5Z
少年時代の昆虫採集で随分と人生の裏側を目の当たりにしたもんだね

106::||‐ ~ さん
09/12/11 07:19:09 6dIUoPjA
まったくです。
クワガタ採集って今考えたら行ってはならないっていうか
今では考えられない位に危険な所に子供だけで踏み込んでました
中学生の人が「どうしてもクワガタが欲しい
場所知らないから連れて行ってくれ」と言うので一緒に行って
危うくイタズラされそうになったりとか
一般の目から見えない所に社会の裏側が見え隠れしてましたね


107::||‐ ~ さん
09/12/23 10:39:56 zrd0qC/y
カブトムシの幼虫

108::||‐ ~ さん
09/12/23 12:54:52 OBZ+calB
小学生の頃、同じクラスの奴がクワガタのメスを捕まえて学校に持ってきた。
コクワのメスとは違うし、ヒラタのメスのような気もするけど、ちょっと違う。
そのメスが気になってしようがかくて、あのメスはどうしたのか?と聞いたら
虫カゴに入れて飼ってたら逃げてしまったとのことだった。
それから数十年・・・
今でもあのメスの姿は脳裏に焼きついてる、、
黒光りする上羽に綺麗なスジ、そのうえ捕まえた場所は、大きな旧家の敷地内にある樹液の出てる洞のあるクヌギの大木、、、
間違いなくあのメスはオオクワだ!
オオクワなんて掲載されてない昆虫図鑑があるくらいの幻の昆虫だった時代。

今でもその旧家はあるし、そのクヌギの大木はあると思う。
だが、大人となった今、他人様の敷地に入っていくわけにはいかない。



109::||‐ ~ さん
10/01/26 21:56:22 eYhdXGzk
 もう30年くらい前になるか、通っていた小学校の裏手に林があって、行けばだいたい高確率で
クワガタがいる木を知ってたんだよね。カナブンとかスズメバチもいたときがあって、とにかく
行けば何かがいる木として俺的秘密のスポットになっていた。
 その場所も宅地造成されてしまって、今やただの住宅地になってしまっている。
たまにそこを通りがかるたびに寂しい気になる。


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