10/09/18 01:19:43
>>285
原付の基本的な考え方は、補助動力付きの自転車
その昔もそうだし、現代にも通じるが、人間はみんな体力が潤沢で
無尽蔵にチカラと持久力が湧き出る訳じゃない。
老若男女、労働者、通勤通学、多大の登坂をもつ地域。
そこで、自転車にアシスト原動機や電動機を付けて乗っても良いよ
というのが原付の趣旨で、30kgの荷物を登坂でも、配達でも
数十キロの通勤通学もくにならなくなった。
基本は子供から老人まで自由に乗れる自転車なんだから免許なんて
不要っていうのが理想なんだが、補助動力の分だけ、機動性も行動範囲も
向上するんで、「せめて交通法規の知識と、社会的責任をとれる基準で」
という資格制限で「法規筆記試験」で免許を与えることになった
16歳というのは、社会的に1人前となる就業年齢に合わせ、なおかつ
職業選択の自由を広範囲にするため、船舶免許どうよう(船舶は15歳ちょいから)
の基準だ
運転に関しては「自転車」なので、老人から子供まで乗るものだし
特別な実技試験を割愛してるだけ。
自動車免許を持つモノは、交通法規を熟知してるので、原付はオマケにつく
あくまでも自転車の補助動力なんだから30km/hくらいの制限にとどめて
もらおうってのも、上記の趣旨からの発想だ。
そういった、制度を悪用したバイクメーカが技術革新を良いことに
倫理観もなく、原付で70-80km/hもでる危機を乱売し、乗る方も
補助動力付き自転車の趣旨を忘れ、法規を守らず悪用した歴史がながいので
「30km/h」は遅いのでは?なんていう馬鹿な考えが浸透してしまっている