11/07/21 01:47:55.26 9OncFmC20
オリジナル・アルバムとしては約2年振りとなる16thアルバム。
デビューから21年が経過してもバンドのアイデンティティを失うことなく、
更なる進化・深化を続ける彼等だが、ハード・ロック/プログレ、ドゥーム、ロックン・ロールが
何の違和感もなく同居する本作もファンの期待を裏切らぬ力作に仕上がっている。
シャープなリフが“めらめら”な「阿呆陀羅経」、“わっしょい”に心躍る「光へワッショイ 」、
“醜いものや卑しいものが挑発”するキラー・チューン「ギラギラした世界」、
スピード・メタル・チューン「地獄のロックバンド」と、まさに一部の隙もない作品。
またサビの哀メロと曲の構築美に酔う9分超えの「春の匂いは涅槃の薫り」、
温もりを感じさせるイントロと歌メロが秀逸な8分超えの「胡蝶蘭」は彼等の真骨頂。
改めて「日本人でよかったなぁ」と思わせる傑作。(diskunion)