11/05/02 10:54:49.91 MNqGKpwB0
パンクに関しては少々事情が異なります。
元々パンクという言葉は「不良」や「おちこぼれ」といった意味合いで使われた言葉です。
今でいう「DQN」のような物ですね。
そういった方々が社会への不満や反体制を唱え、デストロイと叫ぶ、
「DQN」であり「中二病」であるというのがパンクというカルチャーの根底にある訳です。
そのような方々が音楽というツールを使い自分の思想を世の中に発信する
これが「パンクロック」なんですね。
DQNである彼らはメタルのような高度な演奏や楽曲、複雑な曲展開は不可能です。
単純な楽曲を簡単なスリーコードに乗せて自分の主張をぶちまけるだけでいいのですから元々そういった物は必要としないのです。
パンクロックのライブはその思想に賛同する者、その生き方に共感する者が集まる場でもある訳です。
しかし近年はさらに事情が異なっています。
全く進化の無い音楽性、本来のパンクの思想からかけ離れた形だけのパンクバンドの氾濫
思想など持たずノリだけを求めその場で暴れたいだけの若者達が集まるライブ
彼らにとって音楽とは単なる「ストレス発散のツール」に過ぎないと言えるでしょう。
そういった方々に未だ進化をし続ける究極の音楽であるメタルの素晴らしさを理解するというのは至難の業でしょう。
要するに「メタルがダサい」というパンクスは、その音楽性やパフォーマンスではなく
「攻撃的な音楽の癖に暴れる事をメインとしないメタルはダサい」というDQN思想が根底にあるのではないでしょうか。