10/07/06 21:56:19 G3ccrei60
- 肛門から突き刺さった鉄筋を自分で抜いた凄い男 -
「父さん!」息子の声に徐さんは10日余りのこん睡状態から目覚めた。涙を浮かべて話しかけてくる
息子の顔を見ながら、徐さんは自分に起きた出来事を思い出していた。肛門から体内深くに鉄棒が刺さり、
自分でそれを引き抜いたのだ。地元紙で報道された。
47歳の徐さんは広東省恵州から広州に堤防作りの出稼ぎに来ていた。
6月のある日、徐さんは堤防の上の平らなコンクリートの上に座って休憩していた。
風が気持ちいいと思ったその時、作ったばかりのコンクリートが割れて徐さんは体育座りのまま落下し
てしまった。真下には親指ほどの太さの鉄筋が垂直に立っていた。鉄筋は徐さんの肛門から体内深くまで
突き刺さってしまった。
徐さんは身体の重みで肛門に刺さった鉄筋がそれ以上体内に深く入らないようにととっさに鉄筋と共に
地面に倒れたという。そして満身の力を込めて自分で鉄筋を引き抜こうとした。
「鉄筋が刺さった時も抜く時も全身の神経に強烈な痛みを感じた。五臓六腑がすべてひっくり返ったような
感じだった」
驚異的な精神力で肛門に刺さった鉄筋を自分で引き抜いた徐さんはそのまま気を失った。
徐さんは運び込まれた中山大学付属病院で6時間半に及ぶ緊急手術を受けた。鉄筋は肛門から刺さり、
直腸を突き抜け、肝臓にまで達していたという。しかし20センチも刺さったのに大動脈を避けていたので
大出血にいたらなかったことが幸いだった。
10日余りのこん睡状態を経た徐さんは、その後の回復力も驚異的であと数日もすれば身の回りのことも
徐々に自分でできるようになると医者は話している。
徐さんの手術を担当した中山大学病院の王教授は、もし身体に何か刺さったら決して自分で抜いては
いけないと注意を促している。抜いた瞬間に大出血を引き起こしショック状態になってしまう危険が高いからだ。
また消毒していないと傷口から感染症になる危険もある。何か刺さったら、刺さった状態で救急車を呼ぶ
ようにということだ。
ソース : エクスプロア 〔2010年07月06日掲載〕
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