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エンゼルスの松井秀喜外野手（３５）が春季キャンプを行う米アリゾナ州テンピ市内の
民家に立っていた男性器型をした樹木が、地元住民からの苦情で切り倒された。教育的
配慮から当地では数カ月前から問題となっており、松井の新天地でのスタートの直前に
難題が解決。地元住民は喜んでいるそうだ。問題の樹木はエンゼルスのキャンプ地から
車で１０分程度にある住宅の庭の一角に生えていた。高さ約２．５メートルで、住宅所有者に
よると以前は普通の松の木だったが、友人がいたずらで削り、男性器の形状に
彫り上げてしまったという。
この民家は高さ２メートルの垣根で囲われているが、樹木の頭が外から丸見え。「ペニス
ツリー」と呼ばれるようになり、閑静な住宅街にやじ馬が後を絶たなかった。近所に学校も
あることもあり、近隣住民から苦情がテンピ市に殺到、同市は民家の所有者を説得して
切り倒すことになった。１５日に行われた切り倒しのニュースは地元テレビ局で大々的に
報じられ、女性アナウンサーが顔を赤らめながら報道。「体の一部分にそっくりな…形を
した木があって…」と原稿を読み上げ、樹木にはボカシを入れて映し出していた。
切り倒された“大砲”はインターネットオークション「ｅ－ｂａｙ」で売り出され、日本時間
１７日朝時点で７１ドル（約５５００円）の値段が付いている。エンゼルスに大砲として
期待される松井は、ニューヨークの自宅で過ごした後、今週末にキャンプ地入りする。
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