11/01/13 23:54:52 /KokDZrj
今ここにいること
ありのままの現実を無条件に受け入れた意識状態においては、意識は「今ここ」へと戻ってきます。
今ここが常に最善の場所になり、「もっと良いはずの今ここではないどこか」が消滅します。
あるがままの現実を受け容れることができないと、心は現状に対する不足感や欠落感を感じ始め
あるべき理想状態にしなければならないという衝動を感じ始めます。
すると意識は、未来にある達成すべき目標へと駆り立てられていき、今ここは、達成すべき目標の手段にすぎなくなります。
自分の幸福は今ここにはなく、未来や別のどこかにあり、それを達成するための衝動は絶え間ない活動を引き起こし
心身は休まることがありません。
たとえ一時的にでも目標を達成することができても、現実を条件付でしか受け入れることのできない心は
次の不足を必ず見つけ出します。
満たされるはずの目的地は常に地平線上にあり、そこにたどり着くことは決してありません
. ''""""'''ー-.、
,ィ" \
/ `、
,illlllllllllll
r'-=ニ;'_ー-、___,,.ィ‐‐-,,_ _|
| r,i ~`'ー-l;l : : : `l-r'"メ、 心ここにあらざれば一生安らぐことはない
ヾ、 `ー‐'": i!_,l_ノ`
| ,:(,..、 ;:|/
| ,,,..lllllll,/ 決してかえることはない過去を悔やみ
/ `::;;. '"`ニ二ソ
/7 ゙゙:`-、;:;:;;;:;:;:;;/ まだ来てもいない未来に不安を抱いて今をすごすことを愚の骨頂という
,,.ィ"`:、 "/;:`ー-:、.._
‐'":;:;:;:;:;:;:;:\ . : :;: . ;/;:;:;:;:;:;:;:;:;:~`'''ー--:、,,_
園 登理 その・とうり (1945~)