11/07/05 21:50:27.48 BCaSljN0
孟徳さんが、視線をこちらに向ける。孟徳さんは傷痕に、ちろりと舌を這わせながら、私の胸を柔らかく揉みこんだ。固く尖った先端を、優しく掌で転がしたり、摘んだりして弄ぶ。
「ふ……っ、あ、んん……っ」
触れられていない胸が切なく震えると、孟徳さんが身体を起して、やっと膨らみに触れてくれる。舌先で、先端を突付かれて、声が甘く掠れる。自分の声だとは、思えない。
身体から、力が抜けていく。
「可愛い」
笑って、孟徳さんが目尻や頬、額に唇を落としてくる。熱い吐息に、孟徳さんも興奮してくれていることが分かった。それだけで、嬉しい。けれど、こんなことを考えてしまう自分は、淫らなのだろうか。
「何を考えているの?」
「え……?」
ぼんやりと見返すと、孟徳さんの指先が、傷痕を強く押さえる。
「あ……っ」
「俺の事以外、何も考えないで」
今、この時だけは。
甘い声が、耳元で囁かれる。舌先が耳朶を擽り、そのままぱくりと口に含まれる。
「私、何も……っ、んんっ」
卑猥な水音が、直接脳に注ぎ込まれるよう。頭がぼうっとして、何も考えられない。
いつの間にか、足を広げられていた。身体の中心を、孟徳さんの手が柔らかく撫でる。くちゅりと水音が聞こえて、孟徳さんが嬉しそうに笑った。
「もう濡れてる」
顔が熱くなる。きっと、真っ赤に染まっている。
固く尖った花芽を、孟徳さんの指が、優しく擽る。
「は、ぁう……っ」
溢れる蜜を掬っては、塗りつけるようにして撫でられ、声を抑えられない。
「可愛い」
大きく足を広げられ、濡れた感触が太腿に落ちる。内腿を、舐められたと分かった。
身体の中心を広げられた。ねっとりとした蜜が、糸を引いているのを感じる。
「あっ!」