10/11/28 23:56:14 GMlLm1zB
近親姦の実態について
虐待的なケースについて書いてきましたが、これとはまったく正反対の位置にあるのが、
いわゆる親の「お気に入り」になるようなケースなのです。
この、お気に入りタイプでは、言葉による暴力や、肉体的な暴力はほとんど見られません。
なぜかといいますと、親は子どもとの良好な愛情関係をうまく利用しながら、性行為へと誘導するからなのです。
子どもは最初は少し抵抗を示すこともありますが、最終的には消極的ながらも、
親との性行為を受け入れてしまうのです。
あるいは、このような消極的な態度ではなくて、
時として子どもの方から積極的に親を誘惑するようなケースもあるのです。
このようなお気に入りタイプの子どもというのは、親と性的な関係を持つことによって、
家族内でさまざまな特権を獲得していくことになるのです。
たとえば、親の愛情を独り占めにすることができますし、自分の欲しいものを優先的に買ってもらったり、
親との肉体関係を利用しながら家族内の人間関係を操作したりして、
自分が家庭の中で中心的な存在になったりするのです。
このような、お気に入りになってしまう子どもというのは、親との性行為を楽しんでいるようにも見えますし、
親との間に濃厚な恋愛感情があったり、あるいは、まるで夫婦のような状態になったりするのです。
こういうお気に入りタイプの近親姦の中には、ときとして歪められてしまった愛情や性欲のままに、
親やきょうだいとの関係をいつまでも続けていくケースもありますし、
なかには、近親姦の体験が自分にとっては有意義だったと言う人や、
近親姦による悪い影響は何もなかったと主張する人たちもいるのです。
たとえば、児童相談所などでの事例を見ますと、性交を強要する親に対して嫌悪感を抱いているにもかかわらず、
ときには欲しいものを買ってもらったり、あるいは、今までほとんど親と話をしたことがなかったのに、
関係を持つようになってからは一緒に食事に行くようになったりして、
憎いはずの親に対して愛着を抱いたりすることもあるのです。
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1968年、栃木県の事件
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