11/01/15 23:55:43 gNmnhyBt0
⑦
子たぬきたちは子ねこリンコたちの突撃をひらりとかわした。
かわされた子ねこリンコたちはまた正面から突っ込む。
その刹那、子たぬきたちは身を翻した……いや、体を回転させて
尻尾を子ねこリンコにぶつけた。回し蹴りのような尻尾攻撃が
顔面にヒット! カウンター気味に入った!
思わぬアタックを食らい、体勢を崩す子ねこリンコたち。
そこへ休む間もなく、顔面へ子たぬきたちの一撃が入る。
「ぐぎゃっ!」 「ふげっ!」 「ぎゃあっ!!」
5匹の子ねこリンコは目を押さえて悶絶する。
さっきの親たぬきと同じ戦法だ。
「や、やった!! まともに戦おうとするから、こういう目に遭うのだよ」と
言わんばかりに、にこにこしている子たぬきたち。
そして、親同様、腕を全体重をかけてへし折る。
「くぎゃあぁぁ~~~~」 「ふぎぃいぃぃぃぃぃ~~」
こうなれば後はもう余裕だ。体をめった刺しにしたり、両目をつぶしたり、
ひげを抜いておちょくったり、尻尾を鋭い歯で噛んだりして思い思いに
いたぶる。白い顔、白い体が少しずつ赤く染まっていく。
親たぬきが狩りの仕方をよほどうまく仕込んだらしい。
「に゛ゃあ、に゛ゃあぁぁぁぁぁぁ~~~~」 「みぎゃ! みぎゃ! くぎゃ!!…ぐぎぃぃぃ!」
「ふんぎゃあぁぁぁぁぁ~~~」
子ねこリンコたちの絶叫が交錯する。もはやされるがまま。虐殺されるだけの命。
親たぬきたちの腹太鼓のリズムが速まっていく。
♪ぽんぽほっこ、ぽんぽほっこ、ぽんぽほっこ、ぽんぽこ、ぽんぽこ、ぽん、ぽん、ぽん!!♪
どうやらクライマックスらしい。
子たぬきたちが笑顔で止めをさす。
「くぎゃあああ、ぎゃああぁぁ、ふぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っ!!」
歯か爪か…どちらにせよ、喉笛を掻っ切られた子ねこリンコたち。
顔や手から子ねこリンコの血をしたたらせながら、にこにこして親たぬきを見る子たぬきたち。
親たぬきたちも満面の笑顔で返す。ご褒美に血をなめてやっている。
その後は親子による楽しい楽しいお食事タイムとなった。