10/10/12 20:36:05 E77/CtSj0
ちょw
82:ゲーム好き名無しさん
10/10/12 21:20:20 m/aJ7F6g0
しばらく前から文脈も何も関係なしに「ちょw」とだけ書き込む奴がいるみたいだな
なんか気色悪っ
83:ゲーム好き名無しさん
10/10/12 21:53:06 7SCgd9FY0
PSP
ラストランカー
をお願いします
84:ゲーム好き名無しさん
10/10/13 00:04:30 zpZpJxRvP
>82
botだべどう考えても
85:ゲーム好き名無しさん
10/10/13 01:11:40 cXv5z+630
ちょw
86:ゲーム好き名無しさん
10/10/13 15:18:52 CZdeeI7p0
ちょw
87:ゲーム好き名無しさん
10/10/13 21:18:13 NvbzADwF0
>>76
いくらなんでもゲーム系の板に書き込むほどのゲーム好きなのに
HALO知らないのは疎すぎだろう
そんなにゲーマーじゃない俺ですら昔HALOのCMをテレビで見たぜ
そんなにたくさん続編が出てたのは知らなかったけどな
2作目くらいで終わってるのかと勝手に思ってた
88:ゲーム好き名無しさん
10/10/14 00:26:10 TtTUdv3L0
ゲーム系板に数年来いるが、そんなタイトルのゲームはエロゲしか聞いたことがないな。
89:ゲーム好き名無しさん
10/10/15 00:01:05 Grs9EjGw0
気づいてないかもしれないが、此処、ゲームタイトルを知っているかどうか話し合うところじゃないんで
90:ゲーム好き名無しさん
10/10/15 12:02:59 cjbjD7yo0
ちょw
91:ゲーム好き名無しさん
10/10/15 16:42:50 T/pgSNOc0
ゲーム系板黎明期からいるが、そんなHaloなんてゲームは見たことも聞いたことない。
92:ゲーム好き名無しさん
10/10/15 16:59:51 JlNmSWIN0
PS2のペルソナ3・ペルソナ3フェスの、各コミュニティの内容を教えてください!
93:ペルソナ3 コミュ詳細
10/10/16 20:40:26 G9+3//Y90
0 愚者 特別課外活動部
(ゲーム本編と連動)
I 魔術師 クラスメイト 友近健二
年上が好きだと公言してはばからない健二。
健二は主人公に、叶エミリという女教師が好きだと打ち明けられる。
健二はついにエミリに告白、付き合うことになったが、
実はエミリには婚約者がいたことが発覚。健二とは遊びだったらしい…。
いつかエミリのような女性につり合うような男になると誓う健二だった。
II 女教皇 山岸風花
風花から差し出された弁当は食すのにとても勇気が要るモノだった。
意を決してそれを口に入れた主人公。見た目に違わぬすさまじい味だった。
それから風花は料理修行をすることに。それを主人公は手伝った。
ついに風花は普通の味のおにぎりを作ることに成功。主人公は風花を褒めた。
そして風花は主人公に好きだと告白、恋人同士に。
III 女帝 桐条美鶴
美鶴は図書室で主人公に身の上話をする。
今、桐条グループは後継者問題で揉めているという。
美鶴の父が死んだので、一人娘の美鶴が跡を継がなくてはならないらしい。
実は美鶴には、二周りも年上の婚約者がいて、学園を卒業したらそいつと結婚するのだという。
ある日の放課後、楽しくデートしている美鶴と主人公の前に、その婚約者の男が現れる。
美鶴の意思もお構いなしに、美鶴を強引に連れて行こうとする男。
美鶴はそれを拒絶し、自分は主人公と一緒にいたいと言った。
婚約は破談になり、主人公と美鶴は恋人同士になった。
IV 皇帝 生徒会 小田桐秀利
美鶴に頼まれて生徒会の手伝いをすることになった主人公は小田桐に出会う。
生徒会副会長にして風紀委員の小田桐は、次期生徒会長の座を狙っていた。
権力志向の小田桐は、校内で喫煙した犯人を見つけるべく奔走する。
強引なやり方で犯人を挙げようとする小田桐は生徒たちに嫌われていった。
だが主人公と話し合ううちに、自分のやり方が間違っていると気付いた小田桐は、
態度を軟化させ、だんだんと生徒たちに好かれるようになっていった。
V 法王 古本屋の老夫婦 文吉爺さん・光子婆さん
古本屋の老夫婦と仲良くなった主人公。
2人には学園で教師を務めていた息子がいたが、死んでしまったとのこと。
そして、学園の中庭に植わっている柿の木には、息子の思い出が詰まっているらしい。
ある日、新校舎を建てるため、柿の木を切り倒すという話が持ち上がる。
老夫婦は悩んだ末、柿の木を切って欲しいとの手紙を学園に送った。
新校舎が出来れば、新しい思い出が生まれるだろう。それなら、柿の木を切ってもよい、と。
柿の木がなくなっても、息子の思い出は消えはしないのだ。
94:ペルソナ3 コミュ詳細
10/10/16 20:41:15 G9+3//Y90
VI 恋人 岳羽ゆかり
幼い頃に父親を亡くしたゆかり。
ゆかりの母親は、父親の死後、男をとっかえひっかえしていた。
そんな男に依存した母親の生き方にゆかりは否定的。ゆかりと母親の間には深い溝が出来ていた。
主人公とのデートのとき、ゆかりは自分は男に頼らずに生きていくと突っ張った態度を取る。
だが主人公と付き合ううちに、ゆかりの心境は変化していく。
主人公と恋人同士になった後、ゆかりは母親と和解した。
VII 戦車 運動部 宮本一志
運動部(陸上or水泳or剣道)に入部した主人公は、宮本にライバルとして認められるようになる。
ある日、主人公は、宮本が膝を壊していることを知るが、
宮本から皆に言わないようにと口止めされる。
宮本は、病弱の甥を元気付けるため、無理をして練習するのだった。
だがついに限界が来た。甥の励ましもあり、宮本は膝を治すためリハビリに通うことになった。
VIII 剛毅 女子マネージャー 西脇結子
運動部で活動するうちに、結子と仲良くなった主人公。
ある日、下校途中で結子の知り合いの子供たちに出会う。
子供たちは、今度徒競走で勝負するので、コーチになってほしいと結子に依頼する。
コーチを引き受けた結子は、子供たちを特訓し、勝利に導いた。
将来はトレーナーなるという夢を持った結子だった。
IX 隠者 インターネット Y子
順平がくれたネットゲームのソフトを、休日に主人公は起動し、アクセスしてみる。
と、Y子というハンドルの女性が気さくに話しかけてくる。
ハンドルの無い主人公に、勝手に「N島」というハンドルをつけるY子。
(初代(旧約)女神転生の主人公&ヒロイン、中島&弓子にちなんでいる)
顔が見えないからか、Y子は自分のことをどんどん主人公に話してしまう。
Y子はどうやら学園の教師で、しかも主人公が気になるらしい。
時は過ぎ、過疎っていたそのネトゲはついにサービス停止になってしまう。
最後の日、Y子は「すき」という絵文字を残して去って行った。
(後日談にて、Y子の正体は主人公の担任教師、鳥海いさ子だと判明。
また、N島の正体が主人公だと知った鳥海は大いに焦るのだった)
X 運命 文化部 平賀慶介
文化部(写真or吹奏楽or美術)に入部した主人公を歓迎する平賀。
ある日、主人公は進路のことで悩んでいる平賀の相談に乗ることに。
平賀の家は代々医者の家系で、平賀の親は跡を継ぐことを望んでいるらしい。
だが、平賀は芸術の道に進みたいと思っていた。
平賀は自分の作品をコンクールに応募し、優勝は逃したが、審査員特別賞を受賞する。
精一杯やって満足した平賀は部活を辞めて医者になることを決意した。
95:ペルソナ3 コミュ詳細
10/10/16 20:43:56 G9+3//Y90
XI 正義 生徒会会計 伏見千尋
主人公は生徒会の手伝いをすることになり、千尋と出会う。
1年生の千尋は薄幸である。
夢見がちな文学少女だが、母子家庭のため欲しい本もろくに買えないらしい。
そんなある日、千尋は教材費横領の疑いをかけられてしまう。
だが、主人公や美鶴の助けもあり、千尋の疑いは晴れた。
XII 刑死者 神社の女の子 舞子
神社で1人寂しく遊んでいた小学生の女の子、舞子と出会った主人公。
舞子は離婚するという両親のことについて悩んでいた。
ろくでもない父親について行き転校を免れるか、
それとも、転校してでも母親について行くべきか。
散々悩んだ挙句、舞子は母親について行くことに決め、引っ越していった。
XIII 死神 謎の少年 ファルロス(ゲーム本編と連動)
6月の影時間、主人公の部屋に突然現れるファルロス。
友達になって欲しいと言うファルロスに、主人公はうなずく。
ファルロスはまた来ると言って去っていった。
それから度々ファルロスは主人公の元を訪れ、謎めいたことを言っては去っていく。
ついに最後の夜。11月、さよならと言ってファルロスは消えた。
そして、主人公のクラスに望月綾時が転校してくる―。
XIV 節制 同好会の留学生 ベベ
フランスからの留学生で、大の日本好きなベベ。
主人公はベベが会長を務めるファッション同好会に参加することになる。
ある日のこと。ベベの叔父がらフランスに帰れとの厳命が下ったという話を聞く。
だが、自分はまだ日本にいたいとベベは嘆く。
ベベは、叔父に日本の良さをわかってもらおうと、着物を作ることになった。
主人公も協力し、着物が完成。ベベは着物を持ってフランスに帰った。
XV 悪魔 テレビ通販社長 たなか
休日にやっている、人気のテレビショッピング番組「時価ネットたなか」でおなじみのたなか社長。
彼は何故かアーケード街or駅前に出没し、主人公に自慢話をしては去って行く。
ある日のこと、たなか社長は募金の勧誘をされたことを主人公に話す。
そして数日後。結局彼は、身寄りの無い子供たちのために募金をすることに決めたらしい。
若い頃に苦労した人は、自分のように大成するだろうから、先行投資のつもりで募金するのだという。
こんな考えに至ったのも、主人公に出会ったからだ、と彼は言う。
XVI 塔 型破りな僧侶 無達
主人公はクラブで夜遊びをしている無達と知り合う。飲んだくれた無達は主人公に説法をする。
ある日、泥酔した無達は主人公を息子だと勘違いし、叱ってしまう。
実は無達には妻と息子がいたが、家を出て行ったらしい。
1人で寂しいのでクラブに通っているという。
それは逃げではないのかと指摘する主人公。無達は現実と向き合う決意をする。
無達は妻子を探し、会いに行くことになった。
96:ペルソナ3 コミュ詳細
10/10/16 20:47:06 G9+3//Y90
XVII 星 他校のエース 早瀬護
主人公が参加した運動部の夏の大会でぶっちぎりで優勝した早瀬。
そして秋、駅前でランニングをしている早瀬と知り合いになった主人公。
早瀬は主人公をラーメン屋へと誘う。実は、駅前商店街では、早瀬の飲み食いはタダなのだという。
それだけ多くの人々から、早瀬の将来は期待されているのだ。
だが、早瀬は父親を亡くし、母親も病気で、競技を辞めて働かなければならないという。
そんな自分の運命を呪う早瀬だったが、主人公と話すうちに恨みは消え、前向きになった。
XVIII 月 グルメキング 末光望美
アーケード街に出没するデブの学園生徒、末光。彼は人々からグルメキングと呼ばれている。
主人公はどこぞで入手した珍しい食べ物を末光に献上し、彼にグルメフレンドと認められた。
ある日、主人公は末光には死に別れた双子の弟がいたことを知る。
弟はスリムでカッコ良く、両親は弟の方をより可愛がっていたという。
末光は弟にコンプレックスを持っていて、そのストレスで食べ過ぎてしまうらしい。
主人公に説得され、末光は変わった。
どんなに努力しても自分は弟にはなれない。だから自分なりに得意分野で頑張ろう、と。
末光は、将来はフードライターになることを決意した。
(後日談にて、フードライターとして成功していることがわかる)
XIX 太陽 余命いくばくも無い青年 神木秋成
神木が落とした万年筆を拾って届けたのがきっかけで、主人公は神木と話をするようになる。
神木は高度に詩的な(悪く言えば電波な)ことを言う青年だった。
病気でもうすぐ死んでしまうという神木は、自分が生きた意味を探しているらしい。
主人公と話すうちに、神木はそれを見つける。生きた意味とは、死んだ後に明かされる、ということを。
ある日、神木は、主人公にお祝いして欲しいと嬉しそうに言う。
形見のノートを主人公に渡すと、突然神木の姿は消えた。
(このとき既に死んでいたらしいことが後日談で語られる)
XX 審判 ニュクス討伐隊
(ゲーム本編と連動。1月~ラスボス攻略直前まで)
XX 永劫 アイギス (フェスのみ)
1月以降、人間味の増したアイギスと主人公は一緒に下校するようになる。
ある日、飼い猫がいなくなって困っているお婆ちゃんと出会う。
主人公とアイギスは猫を探してお婆ちゃんの元へ連れて行った。
一人ぼっちのお婆ちゃんは、猫がいない間寂しかったと言う。
それを聞いたアイギスは、生きる喜びとは誰かと触れ合えることだと悟った。
だが、機械の身体である自分は人間にはなれない。触れ合いなど許されない。
それでもいいと割り切ったアイギスは、主人公に好きだと告白し、主人公はそれを受け入れた。
XXI 世界(ユニバース)
(コミュではないがアルカナの一つとして入れておく。ラスボスを倒す直前にイベントで入手する)
97:92
10/10/16 22:03:12 +q4A5Dyp0
ありがとうございました!
98:ゲーム好き名無しさん
10/10/17 23:20:59 noiPDqRe0
前スレでリクあがっていたので、DSの「ゼルダの伝説 大地の汽笛」予約します。
99:FF4TA-月の帰還-
10/10/18 10:34:23 GQSOqpI50
その言葉の意味はすぐにわかった。襲いかかってきた謎の少女を倒すと、全く同じ姿形の少女が更に四人現れたのだ。
闇のカインが集めていたクリスタルを奪い、この星の役目は終わったと言い捨て消え去る少女たち。
段々近づいている二つめの月を何とかするため、クリスタルを取り戻すため、彼らは魔導船に乗って二つめの月へと向かう。
謎の少女に操られていたセシルはその反動で抜け殻となっていた。時々呻く以外に何の反応も見せない。
そんなセシルを心配しつつ、仲間たちは月の地下渓谷を進んでいく。※2
すると、かつてセシルたちが戦い倒した魔物たちが次々と現れる。
死んだはずのゴルベーザ四天王までもが復活していた。
魔物たちの復活を疑問に思いつつ、それらを倒し地下へと進むと、なんとかつての暗黒騎士セシルと瓜二つの者が現れた。
よくも自分を捨てたなとセシルらしからぬ恨みつらみをゴルベーザに叫びつつ、彼に襲いかかる。※3
仲間であるゴルベーザを庇うローザやセオドアたちに、驚き悲しみ怒りを顕にする暗黒騎士のセシル。
その力に押されたセオドアの危機に、抜け殻となっていた方のセシルが光を取り戻して、彼はしょうきにもどった。
暗黒騎士のセシルを倒し、さらに地下へと進んでいく。道中FF1~6のボスが出現するが、それらも倒しさらに進む。
敵の強さが次第に増し、最深部に近いと思われるフロアーでは、一面に無数のポッドが林立していた。
その中には謎の少女が入っており、全てのポッドに同じ少女が眠っていた。そのうちの一つに、他の少女たちより少し幼い子供が入っているポッドがあった。
一行が調べてみると、扉が開き中から幼女が出てきた。しかし彼女は襲ってくることもなく、こちらに指示を求めるばかりだった。
戸惑いながらもリディアがここで待っているようにと告げると、幼女は大人しく従った。
その下の階には奪われたクリスタルがすべて揃っていて、回収することが出来た。
100:FF4TA-月の帰還-
10/10/18 10:34:34 GQSOqpI50
さらに先に進むと機械に繋がれたイソギンチャクのようなものが眠っていた。
その中から青白く光る人物が現れた。それは自らをクリスタルの所有者と称し、自分がクリスタルを作ったのだと語った。
クリスタルは青き星だけでなく、他の星にも存在した。全ては、人類の進化の過程や結果を記録させ、生命の進化を実験するのが目的だったのだ。
そしてそのデータを回収するため、謎の少女・マイナデスに命じて青き星のクリスタルを回収させていたのだ。マイナデスも彼が創りだした実験体に過ぎなかった。
これまでに遭遇した過去に倒したはずの敵も、クリスタルに記憶されていたデータから生み出されていたのだった。
彼は人類を進化に失敗した劣等種と判断し、新たに出現した二つめの月・真月をぶつけてすべてを滅ぼそうとしていたのだ。
クリスタルで得た知識で進化した人類も所詮は自分の創造物に過ぎない、と自らを創造主・クリエイターと称する彼を止めるため、一行は戦いを挑む。
三度姿を変えるクリエイターを倒し、崩れつつある真月から急いで脱出する一行。途中、指示通り待っていた幼女マイナデスを連れ、かろうじで脱出に成功した。
蒼き星に戻った一行は日常に戻った。幼女マイナデスはクオレと名付けられ、ミストの村でリディアに育てられている。
ゴルベーザは試練の山で父の墓参りを済ませセシル達に今生の別れを告げると元居た月へと帰った。
赤き翼は武装解除され、各国の復興支援に一役買っている。赤き翼の部隊長に任命されたカインはセオドアを伴い、飛空艇で飛び立つ。
その上空に浮かぶ月は一つ、綺麗な姿をたたえていた。
FF4ジ・アフターイヤーズ―月の帰還― THE END
101:FF4TA-月の帰還-
10/10/18 10:34:42 GQSOqpI50
※1 この時点で、本編と、サブストーリーであるリディア編・ヤン編・パロム編・ポロム編・エッジ編・ギルバート編・月の民編のメンバーが合流します
※2 ここからパーティ編成が全てのキャラの中から自由に行なえます
※3 このバトルのメンバーによっては、ゴルベーザが死亡し、以降登場しません
102:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 10:39:39 fp2cfxd5O
ミスって前スレの方のURLでレス代行依頼してしまったので
二スレに跨がってしまいました
すみません
103:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 12:03:51 mVehXhCe0
同人ゲームのelonaとPSPの喧嘩番長3を予約します。
104:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 12:43:23 pfcvvWFmO
>>102
乙でした
105:キングダムハーツ バースバイスリープ
10/10/18 14:24:14 x2RMnZaw0
>>102
乙!
お久しぶりです。
もたもたしてたらリコーデットも発売されてしまった……。
チュートリアルとテラ編旅立ちの地いきます。
106:キングダムハーツ バースバイスリープ
10/10/18 14:25:05 x2RMnZaw0
チュートリアル
―旅立ちの地・夜―
眠れない夜。ヴェントゥス(以下ヴェンと表記)がふと窓から空を見上げると、流星群が降り注いでいた。
部屋から飛び出すヴェン。
途中寄り道をしながら高台に登り、寝転がって星空を眺めていた。
「こんな星空、前にも―」
そう思いながら、いつの間にかうたた寝してしまったヴェン。
大きく欠伸を一つすると、もう一度横になる。
と、アクアの顔が視界に広がった。
驚いて起き上がる。
(このあたりのやりとりは一作目のソラとカイリのやりとりほぼそのまま)
ヴェンはアクアに、ここではないどこかで今日のような星空を見たと話すが、アクアは私達はずっと一緒だったと優しく頭を撫で、相手にしない。
二人は高台の淵に座り、星とは、光とは何かを話す。
そこへテラがやってくる。
テラは星のひとつひとつが世界であり、光はその世界の心の輝きで俺達を照らしてくれていると話した。
しばし他愛のない話しをし、笑いあう三人。
そして三人で空を眺めた。
しばらくして、アクアが明日に控えたテラ、アクアのマスター承認試験に向けてお守りを作ってきたと言い、二人に『つながりのお守り』を渡す。
「世界のどこかに星型の実をつける木があって―その実はつながりの契りになるんだって。そして、その実を貝殻で模したお守りを持っていると―たとえ離れ離れになったとしても必ず再会できるらしいの。」
いつか本で読んだ、知らない世界のお守り。本物の材料は当然手に入らなかったため、ステンドグラスのかけらを集めて銀で溶接し、星型のお守りにしたのだった。
そういうところは女の子なんだな、とからかうテラに、本物じゃないと効果がないの?と心配するヴェン。
そんな二人に、アクアはこのお守りには魔法をかけたと言う。
“つながり”という魔法を。
その後、明日の試験に向けて軽く手合わせをして帰る三人。
重なる三人の声。
俺(私)達が同じ星空を見たのは―これが最後になった
チュートリアル・END
107:キングダムハーツ バースバイスリープ
10/10/18 14:28:43 x2RMnZaw0
一方その頃。
不思議な塔で修行に励むミッキー。
イェン・シッドが重々しく口を開く。
「ミッキーよ、何やら良からぬ事が起きるやもしれぬ―」
108:キングダムハーツ バースバイスリープ
10/10/18 14:29:41 x2RMnZaw0
テラ編・旅立ちの地
翌朝。
旅立ちの地の広間では、マスター承認試験が予定通り行われていた。
今回は遠方よりマスター・ゼアノートもかけつけ、試験に立ち会う事になった。
最初の試験は、エラクゥスが魔法で出現させた光の球を消す事。
だが、誰にも悟られずにこっそりとゼアノートが魔法をかけ、光の球は暴走してしまう。
光の球は試験に立ち会うだけだったはずのヴェンにも襲いかかってきた。
三人でそれらを倒す。
エラクゥスは不測の事態に対しての対処を計る機会として、あえて止めなかったのだった。
次の試験内容は候補者二人による模擬戦。
勝敗は問わない。能力が拮抗する相手と戦う事で浮き彫りになる心の在り方をみるのだ。
アクアに追い詰められ、テラは一瞬闇の力を使いそうになる。
それが理由でテラは試験に落ち、アクアだけが新たなキーブレードマスターとなった。
テラは二人に、一人にしてほしいと伝える。
退席するゼアノート。
彼は広間からややはずれた場所に待機していた仮面の少年に語りかける。
「どうだヴェントゥスは?」
「まだ全然だ。俺が鍛えてやらないとな。」
「ここでは止めておけ。奴に感づかれると面倒だ。」
「わかってる。あいつにも旅をさせてやろうと思ってるんだ。」
109:キングダムハーツ バースバイスリープ
10/10/18 14:30:55 x2RMnZaw0
一人になり、自分の心の闇について考えるテラ。
自分には心の闇に負けない強さがあると考える。
そこへゼアノートが現れ、テラの心を見透かしたかのように闇を恐れる必要はないと言う。
ゼアノートは更に続ける。
闇を認めないエラクゥスのもとで修業をしていてもマスターになれるかどうか―と。
テラは教えを乞う。自分は何を学べば良いのかと。
ゼアノートは答える。そのままでいい、心の闇を消すのではなく、力で制するのだと。
マスターの教えに感謝するテラ。
その時、旅立ちの地に三人を呼ぶ鐘の音が鳴り響く。
広間へ引きかえすテラの背後で、ゼアノートは異空の回廊を開き旅立ちの地を後にするのだった。
テラが広間に駆けつけると、エラクゥスからマスターの心得を聞いていたアクアは既におり、ヴェンだけがまだ来ていなかった。
エラクゥスは誰かと話しをしているようだ。
「では、私の弟子たちを調査に向かわせましょう。うむ、承知致した。失礼する。」
それで通話は終わった。
エラクゥスは二人に、通話の相手がイェン・シッドであること、彼からの報告で光のプリンセスに脅威が迫りつつあること、その脅威は負の感情にあふれ出す存在―アンヴァーすであること、ゼアノートとの連絡が途絶えたことを伝えた。
そして、エラクゥスは二人に事態の収拾を命じる。
アンヴァースの討伐とゼアノートの捜索である。
エラクゥスは二人のために本来行き来が出来ない世界を繋ぐ異空の回廊を開いた。
多用すれば心を闇にとらわれるが、鎧がそれを守ってくれる。
また、他の世界の事は決して他言してはならないと二人にきつく言いつけた。
早速任務に就こうとするテラを、エラクゥスは呼びとめる。
今回の任務の働き次第では、マスター承認を再考したい、と。
エラクゥスはテラを本当の息子のように思っていて、今すぐにでもマスターの称号を与えたいが、テラは力にこだわり過ぎるのだと言った。
敗北を恐れてはならない。恐れが力に執着させ、執着が闇を呼び込むのだ。
テラはその気持ちに必ず応えてみせると言い、広間を後にした。
テラが旅立とうとすると、ヴェンが駆けてきた。
ヴェンは何か言いたげだったが、テラは大丈夫だと言ってヴェンの頭を優しく撫でるだけだった。
そしてテラが左肩の鎧を軽く叩くと、光に包まれ次の瞬間には全身を赤を基調とした鎧を身にまとっていた。
さらにキーブレードで異空の扉を開き、キーブレードをバイク状に変化させて飛び乗り、旅立ちの地を後にした。
旅立ちの地・END
110:キングダムハーツ バースバイスリープ
10/10/18 14:34:09 x2RMnZaw0
今回は以上です。
次回はワールド三つくらい書けたらいいなと思います。
フロンティアの方もなるべく早くまた投稿したいです。
111:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 19:13:34 pKRRgGpr0
スレ違い
112:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 20:05:07 s9osytes0
お前がな
113:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 20:34:00 geBjBuFn0
お前等どっちもだ。無論俺もだ
114:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 21:51:35 bxq9YehN0
言い訳するだけお前が一番野暮だな
115:ゲーム好き名無しさん
10/10/19 01:17:36 VrE4QSyC0
前スレの>454、このスレの>>114までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
116:elona
10/10/19 22:51:40 9qze8lXy0
とりあえず現在実装されている第一部についてはまとめ終わったので、
投下始めます。
117:elona
10/10/19 22:53:49 9qze8lXy0
舞台となるのはイルヴァという名の世界。
文明の興亡の末に訪れた11番目の時代、最も多くを破壊し、最も多くを生み出したと語られる時代、
シエラ・テールと呼ばれる時代。
一ヶ月の間降り注いだ雨が止んだ後、東の大陸では人の住めない異形の森が急速にその範囲を拡大するという現象が起きていた。
東の大陸から、ノースティリスと呼ばれる大陸へと難民が続々と流れ着く中、西の大陸のとある国の王子は、
この異変は10番目の文明、レム・イドを滅ぼした災厄によるものだと主張し、異形の森とそこに住む民を根絶するべきだと言う。
異形の森は正式名称をヴィンデールの森といい、そこに住まう民はエレアと呼ばれていたが、
エレアが人の住む土地から離れても対立の溝は埋まらず、
人類によるヴィンデール掃討は目前へと迫っている。
そんななか、商船に密航していた主人公。
しかし、エーテルの嵐に巻き込まれて船は沈没、主人公は海へと投げ出されて意識を失った。
※エーテル
異形の森から発生する光る気体状の物質。
人間に有害であり、これに触れすぎるとエーテル病(背中に羽が生えたり、足が蹄になったり、顔がただれたり、殺戮衝動が発生したり、目が増えたりする)を発症してしまう。
三ヶ月に一度、「エーテルの風」という形で激しく吹き荒れるが、それ以外の時でも常に微量が大気中に存在しているらしく、
エーテルの風をシェルターで回避し続けてもいずれはエーテル病に罹患することになる。
主人公は見知らぬ男女に助けられて、洞窟の中で目を覚ます。
二人は自分たちが異形の森の民、エレアであることを明かし、男の方がロミアス、女の方がラーネイレと名乗った。
そこで、ロミアスからノースティリスでの生活の知恵を教えようかと持ちかけられる(ぶっちゃけると、チュートリアルです)。
人肉を喰わされたり、呪われた武器を装備させられたり、偽物の金塊をつかまされたりしながらチュートリアルを終えると、
ロミアスから、洞窟の南にヴェルニースという街があることを教えられる。
※これ以降はどう行動しようと全くの自由ですが、メインクエスト進行にはヴェルニースへ行くことが必須条件なので、
ここではおとなしくヴェルニースへ行ったことにします。
118:Elona
10/10/19 22:57:43 9qze8lXy0
ヴェルニースへ辿り着いた主人公は、街の入り口でザナンの兵士に呼び止められ、
ザナンの皇子が遊説に来ていることを告げられる。
とりあえず広場へ行ってみるとアルビノであるザナンの皇子サイモアが演説を行なっていた。
その要点は
・異形の森とエレアが「メシェーラ」という災いを呼び起こそうとしている
・今までは大国同士で戦争してたけど、ここは手を組んで一緒に異形の森とエレアを一掃し、災いを退けるべき
・二大国のどちらにも属していないパルミアが支持してくれることが大事
※ザナン
西の大陸に存在する国家の一つ。
※パルミア
物語の舞台となる国家の名前であり、ヴェルニースもその一部。
首都は国名と同じパルミアという名の都市で、国王が存在するが、既に実権のない象徴的存在である。
※メシェーラ
シエラ・テールの一つ前の文明である「レム・イド」を滅ぼしたと伝えられる災い。またの名を「星を食らう巨人」
詳細は不明だが、サイモアは現在発生している異形の森の拡大及びエーテルの風の発生がメシェーラであると主張している。
主人公がヴェルニースを出たのと同じ頃、ヴェルニースの酒場で酒を飲んでいたザナン軍士官のロイターは、
部下の兵達が絡んでいるやさぐれた男が、かつてザナンの白い鷹と呼ばれ自分のライバルであった男、ヴェセルである事に気が付く。
ロイターと話すより牢屋に入った方がマシだというヴェセルに対し、望み通りにしてやると言ってロイターはその身柄を拘束した。
※ザナン軍がパルミア国内にいた理由
ザナンの皇子であるサイモアの護衛として、ロイター達の部隊がヴェルニースに滞在していた。
とりあえず、ヴェルニースの近くにあるレシマスというネフィアに潜ることにした主人公。
一方その頃、ヴェルニースではサイモアへロイターからヴェセル捕縛の一報が届いていた。
伝令の兵士に対して、ヴェセルに手を出してはならないという命令を伝えさせたサイモアは、ずっと探していたヴェセルが今になって見つかったのは皮肉だとつぶやく。
それに対して、側近であるヴァリウスという名の男から、今更ヴェセルに何を期待しているのか質問されたサイモアは、
「何も期待などしていないが、自分の物語を完結させるためにもこれから起きる喜劇を生きて見届けてくれればよい」と答えた。
レシマスの地下3階まで辿り着いた主人公は、瀕死の重傷を負った男を見つける。
その男は自らを王命でレシマスに潜っていたパルミアの斥候であると告げ、
二大国の衝突回避とシエラ・テールの危機を防ぐために、自分が書いた手紙をパルミア国王であるジャビに届けて欲しいと言い残して息絶えた。
どうせその先の扉には鍵がかかっていて先に進めないので、とりあえず首都パルミアへ向かう主人公だった。
※ネフィア
要するにダンジョンのこと。レシマスはメインクエストに絡む固定のネフィアだが、それ以外にランダム生成されるネフィアも存在する。
119:Elona
10/10/19 23:00:12 9qze8lXy0
主人公がパルミアに辿り着いた頃、王の間ではパルミア王ジャビとラーネイレの会見が行なわれていた。
エレアに助力して欲しいと要請するラーネイレに対して、ジャビは
・そもそもパルミアが二大国の衝突を防ぐ歯止めとして存在している
・サイモアの論に賛同する国が多く存在する状況でパルミアが異を唱えれば、ザナンだけでなく、二大国すら敵となってパルミアを滅ぼす
・その後に待つのはパルミアという歯止めを失った二大国の直接対決であり、世界を再び戦渦に巻き込むわけにはいかない
という理由で協力は出来ないと告げる。
それに対してラーネイレは罪なき民の犠牲で脆い平和を作るのかと反論するが、
そこにいたヴァリウスから、
エレアは自らを罪なき民と自称したが、異形の森から発生したエーテルの風でどれだけ被害が出ているか知っているのかと再反論される。
それに対してラーネイレは、これまで共存できてきた異形の森が最近になっていきなり異変を起こし始めた原因の方を調査するべきだと反論し、
森の異変もエーテルの風も「メシェーラ」ではない別の現象であると主張する。
しかし、ジャビ王はその発言を遮り、続きは明日聞くと言ってラーネイレをその場から退席させてしまった。
サイモアはジャビ王に対して持論(大地を蝕み、根を広げる異形の森こそ星を食らう巨人=メシェーラ)であると述べ、
仮に違ってるとしても、異形の森の拡大が人類の土地を奪ってるのは事実だと強調して、
ラーネイレの身柄を自分へ渡すように要求する。
ラーネイレの身柄を要求する理由を「ラーネイレが真実を握っているから」ではないかとサイモアに問うジャビ王だが、
サイモアはラーネイレに関心を寄せるのは別の理由だと答え、ザナンあってのパルミアだと圧力を掛けて引き渡させようとする。
それでもジャビ王は、ラーネイレは大切な客人だからとその要求を突っぱね、パルミアは異形の森へは不干渉とすると告げてその場を立ち去った。
残されたサイモアはラーネイレが「あの女」にそっくりだとつぶやき、ヴァリウスも白き鷹(ヴェセル)に続いてラーネイレが現れたことで
運命の歯車が回り出したのだと答える。
サイモアは運命など信じないが舞台が予想以上に賑やかになったことは歓迎すると告げて、ヴァリウスに対してあの二人には相応の役柄を用意するように命ずるのだった。
120:Elona
10/10/19 23:02:50 9qze8lXy0
ジャビ王に手紙を手渡した主人公は、パルミアのために働く意思があるなら図書室の司書に話しかけろと王に言われ、
図書室の司書にしてレシマス調査隊副長であるエリステアから、レシマスに関する情報を得ることが出来るようになる。
※レシマスについて
パルミアの三代目の王であるザシム王とその従弟のゼームが調査隊を派遣し、最深部の秘宝が眠る部屋へとへとその二人が赴いたが
帰ってきたのはザシム王だけだった。
ザシム王は家来に対して、この秘宝は常闇の中で永遠に眠っているべきものなので、直ちに部屋を封印するべきであること、ゼームがもはや帰ってこないことを告げた。
そして、最深部は封印され、封印の鍵となる三つの魔石はその価値を秘されたまま3体の強大かつ邪悪な存在へと配られた。
エリステアからの最初の任務は、主人公と同じくレシマスの調査を請け負った冒険者カラムの捜索だった。
カラムからの報告が既に数週間途切れているのだという。
最後に報告があったのがレシマスの地下16階であることを告げられ、捜索任務に赴く主人公だった。
主人公がパルミアを立ち去った頃、パルミアの酒場ではロミアス達がリアナという女性を捜していた。
ジャビ王の使いからの指示で、金次第でどんな任務でも引き受けるというリアナに護衛の依頼をする二人。
リアナに連れて行かれた先にいたのは、ヴェセルだった。
どう見ても立派なジャンキーであるヴェセルの様子にその場を立ち去ろうとするロミアス。
一方ヴェセルはラーネイレをみて「エリシュ」という名を口にし、依頼を受ける気になっていた。
薬漬けなんて護衛に雇えるわけがないというロミアスに対して、ヴェセルは既に家が取り囲まれていることを告げ、ロミアス達を連れて家を脱出した。
もらった鍵でレシマス地下3階の鍵を開け、主人公がさらなる深層へと足を踏み入れていた頃、パルミア国内に位置する犯罪者達の街ダルフィでは、
街の主であるセビリスがラーネイレと面会していた。
ロミアスは、有事の際にはセビリスを頼れとジャビ王に忠告されていたことを告げ、自分たちのを狙う者の素性をさぐって欲しいと頼む。
それに対して,セビリスは調査するまでもなく
ラーネイレの顔とヴェセルの姿を見れば、黒幕がザナンであることは明らかだと告げる。
ヴェセルに対して知人であるかのように話しかけるセビリスだが、ヴェセルの側には会った覚えがない。
それを変わったのはお互い様だと軽く流したセビリスだが、彼は既にザナンの側近であるヴァリウスと通じており、一行を捕らえてしまう。
パルミアを裏切るのかというラーネイレに対して、サイモアがラーネイレとその仲間達に危害を加えることはあり得ないと断言するセビリス。
一行がその場から引き立てられた後、ヴァリウスに対して約束の履行を求めるセビリス。
実は部下を人質に取られていたのである。
ヴァリウスは人質を解放することを告げた後、セビリスに対して、「貴方が生きていたことはあの方には秘密にしておく」と告げるのだった。
121:Elona
10/10/19 23:04:38 9qze8lXy0
主人公がレシマスの中を進んでいた頃、サイモアの宿舎ではラーネイレとサイモアが面会していた。
ただ自分のことを知ってもらう話し相手が欲しかっただけだと告げるサイモア。
証拠もなく異形の森とエレアを悪役に仕立てているサイモアと、理解し合えるはずがないと冷たく拒絶するラーネイレに対して、
サイモアは自分の説が虚偽であることをあっさりと認める。
すなわち、異形の森はメシェーラの復活を感じ取って活性化し、メシェーラに対する抗体であるエーテルを代謝しているのだと。
そして、異形の森の真実を教える前に自分の物語を聞いてもらうことをラーネイレに要求するのだった。
・サイモアの思い出話
昔、ザナンには二人の皇子がいた。
次男であり、脆弱で醜いアルビノであるサイモアと、彼とは光と影のように対照的であった美しく生気に満ちた兄、クレイン。
戦いを好んだ兄とは異なり、サイモアは芸術や平和を愛し、戦災孤児や恵まれない者達への援助に奔走していた。
そんな中で、彼は迫害されていた異形の森とその民であるエレアに興味を抱き、研究するようになっていた。
それは、不完全な存在である自分と異形の森のイメージを重ねていたからであり、
異形の森への偏見をぬぐい去り、共存の道を探ることで世界を変えられると信じていたからである。
しかし、研究は遅々として進まず、年月だけがただ過ぎていった。
それでもサイモアは強き者が支配する世界のあり方を受け入れることが出来ず、
アルビノとして生まれたことを呪い、力に満ちた兄の生を恨み、世界を憎んでいた。
そんな中、彼は一人の女性と出会い、一目で惹きつけられた。
その女性は彼と同じくらいの年齢のエレアであり、エレアにとって生きにくいはずのザナンで懸命に生きている姿に彼は自身を重ねていたのである。
しかし、結果としてサイモアの心に傷を残してその女性は去っていった。
ここまで告げると、サイモアは時間は腐るほどあるから、続きは次の機会に、と言って話を打ち切った。
なんかいろいろ起きているがそんなことは全く知らず黙々とレシマスを進んでいく主人公。
一方その頃、ダルフィの酒場ではロミアスがセビリスと面会していた
セビリス曰く、ラーネイレの連行はザナンではなくサイモアの個人的な行動であり、ラーネイレ解放の打診があったのだという。
その条件は、近くパルミアで行なわれる各国首脳の会談にエレア代表として出席すること。
ぶっちゃけ自分達にとって好都合な要求をされたことに戸惑うロミアスだが、セビリスは、サイモアのことだから趣味の悪い余興でも考えているのだろうと告げるのだった。
122:Elona
10/10/19 23:08:18 9qze8lXy0
世界の動きなど関係なく主人公が黙々とレシマスを進んでいる中、
サイモアの宿舎ではラーネイレを観客としたサイモアの思い出話パート2が話されていた。
・サイモアの昔話の続き。
クレインは死んだが、その原因は世間一般で言われている遠乗りの際に崖から転落したというものではなく、サイモアが突き落としたためだった。
しかし、兄を殺して権力をつかんだ瞬間、サイモアは兄とともに自分の中の何かも死んでいたことを自覚する。
すなわち、これまで彼が掲げてきた戦争反対の博愛も、貧者を救う優しさも、弱者への慈愛も、
全ては兄の価値観を否定し、反転させたいという欲望、言い換えればこれまで自分が最も軽蔑していたはずの力への欲求、そこから生まれた道具に過ぎなかったのである。
ザナンの後継者となったサイモアだが、脆弱であった頃の苦痛と葛藤が心をよぎって権力を行使することも出来ず、前に進むことが出来なくなっていた。
そんなサイモアに対して、ラーネイレはサイモアは信じるものが何もないと言うが、その精神の内にこそ可能性を見いだすことが出来ると告げる。
そんなラーネイレの言葉に、エレアの女性が再び自分へ希望を与えようとしたことに驚き、もし世界に善意があれば自分にも違った未来が会っただろうと告げ、
ラーネイレに礼を言うサイモアだが、同時に今となってはもう遅いとも告げていた。
そして、サイモアはラーネイレへ異形の森の真実を告げた。
※異形の森の真実
・レム・イドを滅ぼしたメシェーラとは目に見えない細菌であり、全ての生命を食らい尽くす存在である。
・シエラ・テールではメシェーラは全ての生物と環境の中に潜伏している。
・その状況で生物が生きていけるのは異形の森が存在しているからであり、異形の森が消滅すれば、いずれ大地から全ての生命は消え失せる。
そして、異形の森が人類の手で滅ぼされるのは時間の問題であり、自分の信じていたものが崩れ、何もかもが手遅れだと分かったときに世界がどう変わるのかが楽しみだと告げるサイモア。
それに対して、サイモア一人の自我の問題と世界の存亡を秤に掛けるなど馬鹿げていると言い切るラーネイレ。
しかし、サイモアは馬鹿げているから楽しめるのだと言い、理念を聞きたければ自分とは違う立場で動いているらしいヴァリウスに聞けばいいこと、明日はラーネイレに面白いシナリオを用意していることを告げるのだった。
操作してるキャラが主人公なんだか単なるレシマス探査装置なんだか分からなくなってきた頃、
パルミア城の一室ではロミアス、セビリス、ヴェセルが諸侯との謁見の時間を待っていた。
そこにラーネイレが焦った様子で駆け込んでくる。
悪い予感がするから早くここを出た方がいいと言うラーネイレだが、既に手遅れであった。
ジャビ王が暗殺され、ラーネイレ一行は暗殺犯という濡れ衣を着せられていたのである。
おそらくそれもサイモアの計算通りであることを分かっていながら、他に手段もなく強行突破を図ったラーネイレ達は脱出に成功した。
123:Elona
10/10/19 23:11:42 9qze8lXy0
いい加減ストーリーに絡みたいと思えてきた頃、地下17階に到達した主人公はカラムを発見するが、こいつも瀕死の重傷を負っていた。
死の間際の彼からエリステアへの伝言を頼まれる主人公だが、その内容は驚くべきものだった。
すなわち、秘宝の守護者は、大昔にレシマス最深部へザシム王とともに赴き、そして帰ってこなかった王の従弟、ゼームその人なのだという。
加えて、カラムはサイモアが秘宝を狙っていた理由の一端に触れていた。
レシマスの最深部に眠る秘宝の名は「常闇の眼」と言い、世界の真実を写すのだという。
既に自説に莫大な支持を集めているサイモアが、わざわざ常闇の眼を求める理由、それは彼の説が偽りであるからではないか。
そして、もし偽りであれば、サイモアの本当の目的は何か。
悪い予感を抱きながら、自分が地上まで保たないことを自覚していたカラムは一刻も早くその情報をパルミアへ伝えるように頼み、自ら命を絶つのだった。
※もっとも、プレイヤー視点ではサイモアとラーネイレの会話でサイモアの真意関連はある程度知ってる情報なわけだが。
主人公がパルミアへ辿り着いた頃、ヴェルニース郊外にはラーネイレ一行の姿があった。
ヴェルニースの様子を探ってきたロミアスによれば、援助を断ったジャビ王を異形の森の魔女が邪悪な術で殺したなどといった噂が町中に広まっているという。
セビリスは、世界の反感を買ったラーネイレ一行を異形の森へと追い詰めることで戦争の口実にすることだ、とサイモアの目的を推測する。
それに対し、争いを避けるために森に籠ってもその事実すら不信の対象となるようでは、エレアの居場所が世界のどこにあるのかというロミアス。
サイモアの狙いが何であれ、仲間に警告するために森へ戻らなければならないと主張するラーネイレだが、
その前にサイモアから告げられた言葉に従い、森の秘密を知るために彼の研究所を探すべきだと言う。
サイモアが言うように、異形の森がメシェーラを抑止しているならば、その証拠をつかみさえすればまだ希望はあるからである。
それに、サイモアが彼女たちの出す答えを待っているような気がするとも告げる。
結局、サイモアの研究所を求めてザナンへと赴くことにした一行であった。
パルミアに辿り着いた主人公はエリステアの元に赴き、その伝言を伝える。
エリステア曰く、常闇の眼とはイルヴァの大地に築かれた全ての歴史の真相を網羅すると伝えられるものであり、
サイモアが自分の説の誤りを葬るために秘宝を求めているならば、それを阻止しなければならない。
カラムとジャビ王の意思を継ぐためにも喪に服す時間はないというエリステアは、レシマス最深部への扉を開くための三つの魔石の回収を依頼してくる。
そして、主人公は魔石を所有する邪悪な存在達と対峙することになる。
※順序は自由で三ヶ所のダンジョンを巡り、そこのボスを倒して魔石を回収する。
3つ揃えないと先に進めない
一方その頃、ザナンへ向かう船上では、セビリスとラーネイレが会話していた。
ラーネイレが巻き込んでしまった謝罪と船を用意してくれた礼を述べると、
セビリスは自分にもヴェセルにも自分なりの理由があって旅に参加しているのだと答える。
ラーネイレはヴェセルについていい人ではあるが、その笑顔が心を隠す仮面のように思えるときがあると言い、
セビリスはこの世には不器用な人間もいると答えた。
124:Elona
10/10/19 23:14:40 9qze8lXy0
最初に主人公が挑戦したのは灼熱の塔。
文字通りの灼熱地獄に、火炎耐性が十分でなければたちまち体力を奪われていくその塔の最深部で、主人公が対峙するのは
魔石の所有者である赤き義眼のクルイツゥアとその伴侶たる鋼鉄竜コルゴン
死闘の末にクルイツゥア打倒に成功した主人公は、魔石の一つ、賢者の魔石を回収することに成功した。
一方その頃、ラーネイレ達はザナンへの旅を続けていた。ある日、野営中にラーネイレとヴェセルが会話を交わす。
考え事をしていたというラーネイレに対して、ヴェセルはラーネイレの横顔はエリシュを思い出させると告げた。
以前にもその名前を聞いたというラーネイレに応えてヴェセルは思い出話を始める。
未だ二大国の戦火があちこちに飛び火していた頃、失意を抱えていた幼き日のヴェセルは流れ着いたザナンの港町アルティハイトでエリシュに出会った。
エリシュはラーネイレと同じエレアであり、ヴェセルが出会ったときも船内で流行った病の原因がエリシュだというくだらない当てつけで孤児院への引き取りを拒まれ、蔑視と誹謗に囲まれていた。
それでも毅然として耐えていたエリシュの手を、ヴェセルは気が付いたら取っていたのだという。
港の倉庫に寝床を設け、ヴェセルとエリシュは家族のように互いを慕い、力を合わせて暮らしていた。
そんな中、礼拝の日の朝が来る度に誰かから金貨や食料、衣服などが送られてくるようになった。
持ってくる者に聞いても「アルティハイトの妖精に頼まれた」と答えをはぐらかされるばかりではあったが、
それは単に金や食料というだけでなく、暖かい希望の灯そのものだったのだと、ヴェセルは思い返していた。
次に主人公が挑むのは死者の洞窟。
その最深部で待ち構えるは、闇の奇形イスシジル。
各種魔法を使いこなす強敵との戦いの末に、主人公は魔石の一つ、愚者の魔石を回収することに成功した。
一方その頃、ヴェセルの思い出話が続いていた。
ヴェセルの思い出話パート2
アルティハイトに来る前のヴェセルは、士官学校の生徒として周囲の人間を蹴落とし、踏み台にする冷酷な男だった。
しかし、病に倒れ、士官学校を中退して2ヶ月間弟の介護を受けた彼が街に出たとき、彼にとっての世界は一変していた。
周囲の人間から向けられる視線が悪意と軽蔑に満ちているように思えたのである。
しかし、それはヴェセル自身の価値観が他人の目を鏡にして彼自身を責めているのに他ならなかった。
それから彼は変わろうと努力したが、心の中に染みついた士官学校時代の自分がそれを嘲笑し、士官学校に戻るように唆し続ける。
そんな矛盾した心の戦いに疲れ切ったヴェセルは、喪失感と自分を消したいという願望のみが残り、故郷を去ったのである。
エリシュはラーネイレほど美しくはなかったが、その瞳はラーネイレと同じく全てを許し、受け止めてくれる純粋なものだったと語るヴェセル。
ヴェセルにとって、エリシュはあらゆる意味で彼自身が生きる理由に他ならなかった。
エリシュを守ることを大義名分として、彼は士官学校時代の自分を受け入れ、再び他人を蹴落とす道へと進んでいた。
そして、アルティハイトに来て7年後、ヴェセルはザナン将校の末端にまで上り詰めていた。
125:Elona
10/10/19 23:16:17 9qze8lXy0
いい加減ストーリーに絡んでみたいと思いつつ、最後に残った古城へと挑む主人公。
ぶっちゃけ本人より使ってる武器の方が強力な気がする古城の主ワイナンを打倒し、
最後の魔石である覇者の魔石を回収することに成功する。
ヴェセルの思い出話パート3
とある秋の日、エリシュと二人で芝居を見に行った帰りに貴族の屋敷の火事に遭遇した。
エリシュは屋敷の中に誰か残っていないか声をかけ続けていたが、突然出口にあった木の支柱がエリシュの上に落下、彼女はした時期になってしまう。
その木をどかそうとしたヴェセルだが、一人では持ち上げることが出来ない。
そんな彼が周囲を見渡すと、そこにあったのはエレアという存在に怯えながら助けようともせずに傍観し続ける冷酷な人々の群れだった。
しかし、ヴェセルは彼らを責めることが出来ないという。仮に助けを求めてきた相手が自分の競争相手であれば、自分も同じ行動を取っていたかもしれないからだ。
そして、燃え広がった火災によってエリシュは焼け死んでしまった。
そして焼け焦げたエリシュの骨を瓦礫の下から見つけた瞬間、流した涙とともにヴェセルの時間は止まってしまったのだった。
パルミアに戻り、エリステアへと魔石回収の完了を報告すると、最後の任務が下される。
それは、レシマス最深部から常闇の眼を回収し、ザナンの陰謀を阻止するというもの。
これまでの報酬だと結構強力な指輪を受け取り、主人公はついにレシマスの最深部へと向かうことになった。
主人公が最深部へとレシマスを進んでいた頃、ラーネイレ一行はザナン国内にあるサイモアの研究所へと辿り着いていた。
そこで待ち受けていたヴァリウスから、ここにはラーネイレ達が求めている証拠はないと告げられる。
どのみち証拠があってもここまで来れば誰もエレアの言葉になど耳を傾けないだろうというヴァリウスは、一行へと真実を教えるという。
裏切り者(ヴァリウスはラーネイレ達と同じ異形の森の民、エレアである)の言葉など信用できないと言うロミアスに対して、
信じるかどうかは自由だが、自分は無駄な画策のために時間を無駄に使ったりはしないし、同じエレアとしてラーネイレ達の境遇に同情すらしていると言い、ヴァリウスは彼が言うところの「真実」を語り始めた。
126:Elona
10/10/19 23:19:18 9qze8lXy0
※ヴァリウスの語った真実
・先文明レム・イドでは様々な共同体が存在し、友愛の精神で理想的な社会を築いていた。
・その中でも共同体に属することが出来ない異端者、ユタスと呼ばれる者達が存在していた。
・エーテルとはレム・イド末期に発見され、樹木から採取され環境に無害である上、
様々な薬品に化学変化をもたらす貴重な物質だった。
・ユタスの商人は各地に広大な土地を持っていたので、「星の収穫」(エーテルを採取すること。当時は神聖化されていた)を活発に行ない、
それによって社会に居場所を見いだすことが出来た。
・メシェーラはどこから来たか不明。エーテルがメシェーラに対する抗体としての機能を持っていたのに、
星の収穫でエーテルを採取しすぎて森が弱ってしまい、結果として森はメシェーラに浸食され始めた。
・ユタスはその前兆を察知していたが、自分たちの立場を失うことを恐れてそれを隠蔽し、結果として全てが手遅れになってしまった。
・メシェーラは森を喰うと、世界中に根を張り巡らせ、イルヴァの生物が生きていけない環境を生み出していった。
(メシェーラに浸食された森が生み出す空気の中では、イルヴァに元々住んでいた生物は生きていけなかった。)
・世界に東に位置し原生林に覆われた大地のみがメシェーラの浸食を免れていた。
・その森を当時の人々は「希望」を意味する「ヴィンデール」と呼ぶようになった。
・人々が衰退する中、ヴィンデールの森からエーテルが急激に発生し、エーテルの風として大陸に吹き荒れるという奇跡が起こった。
・結果として、イルヴァの環境はエーテルを産むヴィンデールの森と、それによってメシェーラの力を弱められた外の森という異なった自然を持つに至った。
・それによってレム・イドの時代は終わりを告げ、現在の時代、シエラ・テールが始まったが、
その後長い年月の中で、森の中から外部へ適応した人類や外部にしか住めない人類が生まれるようになっていった。
・ヴィンデールの森が消滅すれば、力を弱められていない本来のメシェーラが生み出す環境が世界を覆い、いずれイルヴァの生命は滅びることになる。
そこまで聞いたところで、ロミアスが疑問を呈する。
森の真実は良く分かったが、イルヴァの環境を変えようとするヴァリウスの動機が理解できなくなった、と。
ヴィンデールをさげすんだ者達への復讐としても、全てが死に絶えれば復讐に意味などないのだから。
それに対して、ヴァリウスは復讐ではなく戒めであり、「きっかけ」であると答える。
そして、救いは既に手の内に秘めてあるので生物が滅びることもない、と。
ヴァリウス曰くレム・イドのような文明が理想的だが、友愛という弱い理念を根幹にした社会ではユタスのような異端の発生を最小限に抑えることが出来ない。
ユタスを克服した社会を構築するにはより強く明確な文明の意思が必要であり、その計画にはヴィンデールという犠牲が必要である。
そして、それをいつかはラーネイレ達も理解できるはずだという。
127:Elona
10/10/19 23:20:52 9qze8lXy0
研究所を去り、ヴィンデールの森を目指すラーネイレ一行。
そんな中、ヴェセルはセビリスに対してずっと疑問に思っていたことを質問する。
すなわち、なぜセビリスは自分のことを知っているのかと。
それに対してセビリスは、自分はサイモアが殺したザナンの第一皇子クラインだと答える。
ヴェセルはそれはそれで興味深いが、だからといって自分を知っている理由にはならないと再度質問する。
それに対してセビリスは昔の話をし始める。
一人の少女が全ての「きっかけ」だった。
アルティハイトでエレアの少女を囲む人々の冷たい視線と、ためらうことなく少女をかばった金髪の青年。
その瞬間からサイモアにとってエリシュは希望であり、白き鷹ヴェセルは憧れだったのだ。
ヴェセルとエリシュが幸せに暮らすことこそサイモアの望みであり、救いでもあった。
当時のザナンでエレアの娘という足かせを引いた者が宮廷に仕官するなど夢物語と言っていいほど困難だったのに、
ヴェセルはそれを成し遂げたのだから。
それを聞いてヴェセルは「アルティハイトの妖精」がサイモアであったことを悟るのだった。
ヴィンデールの森まであと3日程の距離までやってきたラーネイレ一行。
しかし、森に帰ったところで森への侵攻を止めるどころか送らせることすら困難だと指摘するセビリス。
それに対してロミアスはとりあえず同胞達に危険を知らせるが、その後のことは分からないという。
彼にとっても故郷を失うのはつらいことだが、ある部分では好きにさせればいいとすら思っているらしい。
なぜなら、森を失わせた者達や傍観者達は、いずれ己の行為によって絶望と後悔の念に襲われるのだから。
しかし、ラーネイレはそうは思ってないはずだと言うロミアス。
ラーネイレはロミアスの気持ちも分かると言いながら、それでも希望の芽を残すために、最後の瞬間まで自分の意思で森を守るために行動したいと告げた。
一方ザナンの王宮では、サイモアがヴァリウスに自分の故郷を滅ぼすのはどんな気持ちかと質問していた。
それに対して、この戦は皆が共謀者になることに意味があるのに、二大国の一方が参加しなかったのは誤算だと言いながら、
エレアは全く武装をしていないので、侵攻自体については全く問題がないと答えるヴァリウス。
サイモアは森が消えた後のことは全てヴァリウスに任せるという。
森を消した後は姿を消すつもりだが、アルビノという特徴がある以上長くは逃げ切れないことが分かっているサイモア。
それでも、イルヴァに傷跡を残せさえすれば、彼は満足なのだという。
128:Elona
10/10/19 23:21:50 9qze8lXy0
ラーネイレ一行が森に辿り着いたとき、既に森からは火の手が上がっていた。
ロミアスに避難誘導を任せ、ラーネイレはムダかもしれないが少しでも時間を稼ぐためにサイモアと交渉しに行くという。
森が生きている限りはどうせ人間は森に入れないのだからと、セビリスやヴェセルもラーネイレに同行するのだった。
サイモアを探すラーネイレの前に現れたのはヴァリウスだった。
サイモアの居場所を問うラーネイレに対して、ヴァリウスは
・サイモアはもうここにはいないしどこに行ったかは誰も知らない
・作戦の指揮は自分が取っている
・自分はいかなる交渉に応じるつもりもない
ことを告げる。
それに対してラーネイレは、火を止められないのは仕方ないが、森の外に出たエレアは武器すら持っていないので、攻撃をやめて欲しいと懇願する。
ヴァリウスは交渉はしないと言ったはずだと切り捨てながら、自分はサイモアと違って邪魔さえしなければ無駄な血を流すつもりはないという。
そこに、森の中で煙に巻かれて道に迷った部隊から救援信号が届いたという伝令の兵士がやってくる。
そいつらを見捨て、森はまだ生きているから先走らないように各部隊へ伝令を送れと命令するヴァリウスだが、
ラーネイレは自分が助けに向かうと告げる。
ヴァリウスに嘲笑され、ヴェセルに制止されながらも、こんな状況だからこそ、
互いに理解できない者同士でも憎しみや不信の壁を越える可能性を示すために行かなければならないと言い張るラーネイレ。
それに対してヴェセルは、ラーネイレが森に入ってしまってはもう守ることが出来ない、
再び自分の胸にエリシュを失ったときのような苦しみを刻むのかと懇願する。
ラーネイレはここでその兵士達を見捨てれば自分が自分でなくなってしまうと言い、
ヴェセルの愛したエリシュがここにいても同じだったはずだと主張する。
そして、ヴェセルに対して、今は傷つき苦しんでいても、いつかは再び白き鷹が飛べる日が来るのを祈っていると言い、
ヴェセルに別れを告げて森へと向かっていった。
129:Elona
10/10/20 00:21:44 /dqxD63E0
そんな世界の流れとは関係なく、黙々とレシマスの中を進んでいた主人公は、
三つの魔石で封印された扉を開き、ついに最深部に辿り着いた。そこで待ち受けていたゼームと対峙する主人公
激しい戦いの末、ゼームを打ち倒すことに成功した主人公だが、
そこに常闇の眼の台座から何者かの声が響いてきたかと思うと、端麗な青年の姿をした何者かが目前に出現した。
その者は、主人公が遅かれ早かれここに辿り着くことは決まっていたことであり、
彼らからすればそれは複雑性の一面に過ぎないが、人間はそれを運命と呼ぶのだと告げる。
形だけは端麗な青年だが、その気配は明らかに人を超越し、底知れない力と闇を感じさせるその存在、混沌の寵児オルフェ。
その言葉は続く。
「ネフィアの永遠の盟約」に基づき、ゼームが守っていたものは今このときから主人公のものになるのだと。
その視線の先にあるのは絢爛な装飾を施された一冊の書物。
それこそが常闇の眼だった。オルフェは常闇の眼へと語りかける。
お前の新しい主人はお前の真価を知らないが、ゼームがしていたような、
たまに本を開いては下界で伝えられている虚飾に満ちた歴史を嘲笑して自己満足にふける以外の、別の使い方をきっと見つけてくれるだろう、と。
そして主人公に向き直ったオルフェは常闇の眼に書かれているのが全て真実の歴史に他ならないこと、
台座から本を離した瞬間全ての魔力は失われ、それ以上新たに記述が刻まれることもない単なる本となること、
本の所有者は偽りの歴史を動かす勢力から命を狙われるであろうこと
自分たちを楽しませるような使い方を期待しているが、本をレシマスから持ち出すのも全ては主人公次第であることを告げて姿を消した。
そして、不安を振り払うと主人公は常闇の眼へと手を伸ばした。
130:Elona
10/10/20 00:24:51 /dqxD63E0
エピローグ
ヴィンデールの森は失われ、人々はサイモアを称えていたが、徐々に世界は変貌していった。
原因不明の病が広まり、作物は枯れ、乾いた風が吹き荒れる。
人々が異変に気付いた頃、ヴァリウスは戦火を生き延びた一人のエレアの女性を証言台へと立たせた。
そして女は真実を語る。
ヴィンデールの森がメシェーラをおさえ、イルヴァの自然の均衡を保っていたこと、
森が失われた今、世界は徐々に人の住めない環境へと変貌しつつあることを。
イルヴァの人々はその証言に困惑し、ある者は悲嘆に暮れ、ある者は過ちを悔い、他の多くの者はいつものように傍観者の態度を取った。
暗い時代の訪れたシエラ・テールだが、ヴァリウスはまだ希望が残っている事を皆に告げた。
すなわち、サイモアが研究のために造り出した第二の異形の森が存在しているのだという。
ヴィンデールへの攻撃を主導したザナンは分裂し、ヴァリウスが主導する共同体、ロスリアが誕生した。
それは森を育み、国家を超え、星への従事と平和を謳う共同体であり、森へ巡行した者達は病から解放された。
約束の地ロスリアはイルヴァの理想郷となるはずであった。
3年後
3年という時の経過は街に賑わいを取り戻し、人々は不安を忘れ、又は忘れたように振る舞っていた。
救いを手にし、多くの人と富を招いたロスリアは腐敗し、諸国の利権に翻弄されるようになっていた。
死に行く世界にあってすら、人々はロスリアの理想の元に結集せず、諸国の陰謀と思惑、新たなる紛争の気配が大地を覆う。
そんな中、ノースティリスを離れて諸国を渡り歩いていた主人公が、再び商船の貨物へ紛れ込んでノースティリスへと向かっていた。
それはイルヴァの混迷の影で始まろうとする孤独な旅。
主人公は常闇の眼の解読に多くの時間を費やした結果、物質主義の時代であるエイス・テールとレム・イドの狭間に、
誰にも知られていない謎の時代、ナーク・ドマーラが存在していたことを発見していた。
それは世界に混沌と魔法の力がもたらされた時代であり、ネフィアに隠された謎の鍵を握る時代でもあった。
港町に辿り着いた主人公は懐かしいティリスの風を頬に受けながら歩き出す。
その前途にはネフィアの永遠の盟約を巡る大いなる試練と冒険が待ち受けていた。
第一部完
※「ネフィアの永遠の盟約」
英語に直すとEternal League of Nefia
頭文字と最後のaを取り出すと
ELoNaとなり、すなわちこのゲームのタイトルであるElonaとなる。
131:Elona
10/10/20 00:33:47 /dqxD63E0
以上です。
ちょっと補足すると、本来エーテルは無害な物質なんですが、
この時点でイルヴァに住んでいる人間はメシェーラにある程度順応してしまった存在なので、
メシェーラへの抗体であるエーテルによってダメージを受けてしまいます。
異形の森に人が住めないってのも、ここで言う「人」がメシェーラに適応した人類であり、
適応した結果、今度は逆にメシェーラなしでは生きていけない存在になってしまったからだと思われます。
エーテルの発生源である異形の森の中にメシェーラはおそらくいないはずなので。
文中で主人公が~してる頃って表現は、ラーネイレやサイモアと言った連中が絡むストーリー部分は
主人公がレシマスの特定階層へ侵入するなどのマップ切り替え時に、
「一方その頃」的に場面転換される形になっていることを表現したつもりです。
すなわち、プレイヤーはともかく、操作しているキャラクター視点で見ると
ロミアス達に助けられる→サイモアの演説をみる→レシマスに潜る
→パルミアへ手紙を届ける→レシマスに潜る→伝言を伝える
→魔石を集める→レシマスに潜る→ゼームを倒す→EDへ
となり、ロミアスやラーネイレとストーリー上絡むのはオープニングだけとなっています。
ぶっちゃけ、物語自体に主人公は殆ど絡んでおらず、ただ黙々とダンジョンに潜っているだけだったというオチで。
混沌の人の台詞などからすると、第二部になれば変わるのかもしれませんが、まだ第二部は実装されておりません。
132:ゲーム好き名無しさん
10/10/20 03:21:30 0YsqL95x0
差し替え・追加スレッド
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
規制中の人は↑のスレに書いてくれてもおk
133:The noose
10/10/20 03:34:00 bGjBP11T0
未解決を眺めてたら自分がやったことのあるフリゲがあったので書いてみました。もはや誰得?かも。
ジャンルはホラー、N-Scripterで書かれています。所要時間は約一時間程度。
真相もかなりエグイですが、恐怖をあおる文章・演出が巧いと思います。
ぜひ夜中の2時に電気を消してどうぞ!
主人公は現在一人暮らし。昔は弟と住んでいたが、ある日家を出て行ったきり行方不明になってしまった。
戻ってきたのは肉の破片がついた血塗れの帽子のみ。(金属バットのようなもので撲殺の疑い)
帰ってこない弟の日記帳を開くと棒人間が首をつっている絵と次の文が添えてあった。
「姉さんが僕を殺し、妹が僕を吊るし、(僕が姉さんを殺した)」
主人公の家族は弟と自分の二人だけだったのに。
夜ベッドで寝ていると、廊下がきしむ音がして自分以外の誰かが家の中にいることに気づく。
部屋を出ると何故か弟の部屋のドアが開いていた。
更に躓いた弟の日記帳には、首吊りの絵の他に
「泣いている女の子の絵」と「喜んでいる女の子の絵」が追加されていた。
そこへきしむ音が金属音とともに近づいてくる。
間一髪ドアに鍵をかけられたが激しいノックの音。
「お゛ね゛え゛ちゃん?」「こ゛こ゛をあ゛け゛て」
弟の声ではない、舌足らずな男の声。暫くすると諦めたのか気配が離れていく。
気配が消えた後、主人公は居間の電話を目指すが既に電話線が切られた後だった。
急いで玄関から逃げようとすると、猫背で金属バットを持った先程の男に遭遇してしまう。
「お゛ね゛え゛ちゃあああああああああああああああああああああああああああんんん」
バットで足を一本潰されるが二階へと這って逃げ込む。
弟には「二階へ入ってはいけない」と言われていたのだが....
続く
134:ゲーム好き名無しさん
10/10/20 20:03:31 v/j+nFywO
>>131乙です。
ぶっちゃけると、ナウシカ見たいな世界設定て事ですよね?
135:ゲーム好き名無しさん
10/10/21 01:00:34 t169OVY4O
>>131
素晴らしい。
ロミアスとこじきがどうのこうのとか、
エーテル抗体クレクレ母娘とかも書いて頂けると嬉しいですね。
136:Elona
10/10/21 10:00:42 Ch8WREPP0
>>135
では、リクエストにお答えして
・ロミアスと乞食の云々
とあるアイテムを引き継いで新規プレイを始めた場合のみ、見る事が出来るイベントです。
タイミングで言うと、主人公がラーネイレ達に助けられ、目覚める直前のシーン。
主人公を助けたラーネイレ達はは雨をしのぎ、主人公を休ませるための場所を求め、ふと見つけた洞窟に足を踏み入れた。
そこで、何らかの危険がないかロミアスが洞窟の奥へ一人先行することに。
すると、奥の方から何者かの断末魔らしき声が聞こえてくる。
その声を聞きつけてロミアスを心配するラーネイレだが、ロミアスは平気な顔をして帰ってきた。
そして、この洞窟には以前誰かが住んでいたが、現在は使われていないようだと告げる。
ロミアスが何かを持っていることに気がつくラーネイレだが、その正体を知った途端に悲鳴を上げる。
ロミアスが手に持っていたのはプチ(一番弱いモンスター。外見は比較的愛くるしい部類に入る)であった。
そんなラーネイレに対し、ロミアスはこのプチが以前人間にペットとして飼われていたものであり、自分になついているから心配は要らないと告げる。
そんなことを話している間に、けが人=主人公が目を覚まそうとしていた。
といって、チュートリアルに続きます。
ちなみに、この後チュートリアルで食事の説明のために、ロミアスが持っていた肉を主人公に食べさせようとするのですが、
それが実は人肉(乞食の肉)であり、ロミアスは洞窟に住んでいた乞食を殺して、その肉を主人公に食べさせたと推測できます。
実際、このイベントを起こした状態で洞窟の奥のほうに行くと、「乞食のペンダント」という固定アーティファクトが堕ちています。
ロミアスは他にも、壁を掘るという行動を主人公に教える際、主人公がぬか喜びするように偽の金塊を壁の中に埋め込んでおいたり、
この時点では開けられないようなカギのかかった宝箱を主人公に渡したりするので、攻略wikiの用語集において
>恐らくティリス一の捻くれ者にして、最悪の性格の持ち主。得意料理は乞食の生肉。
と書かれてしまっています。
メインシナリオでも文句を言うだけで特に役に立ってませんし。
137:Elona
10/10/21 10:22:54 Ch8WREPP0
・エーテル抗体クレクレ母娘
イベント前に予備知識の説明を。
メインシナリオのところでも説明しましたが、この世界ではエーテル病という病が存在します。
これはエーテルに侵食されることによって生じる心身の異変です。
発病してしまった場合にはエーテル抗体という薬を飲むことで症状をある程度緩和することが出来るのですが、
これはとても貴重品であり、高価である以前に店にはめったに並ばない代物であったりします。
冒険の途中、雪に覆われた街、ノイエルにたどり着いた主人公。
彼はそこで、母一人子一人で暮らす少女、パエルに出会った。
彼女の母親リリィはエーテル病のせいで体調を崩しており、治療のためにエーテル抗体が必要なのだという。
そして、主人公はエーテル抗体を定期的にリリィへと渡すことにする。
それから、一進一退を繰り返すリリィの体調。
それでも徐々に改善の兆しが見えてきていたのだが、あるとき容態が急変してしまう。
それでも母の回復を信じるパエルの心に打たれたのか、エーテル抗体を届けていく主人公。
しかし、リリィはバケモノの様な顔をした異形の姿へと変じてしまうのだった。
そこへ尋ねてきた主人公に対し、リリィは自分がいるせいでパエルが周囲の人たちから避けられ、独りぼっちになっていることを嘆き、
主人公に対して自分を殺してくれるように懇願するのだった。
この時点でサブクエストとしては完了扱いですが、ここで主人公の行動によって結末が分岐します。
・息の根を止める。
→リリィは死亡して二度と登場せず、殺害直後にパエルが主人公に襲い掛かってくる。
・まだ希望はあると励ます。
→特に変化なし。話しかければ再び選択肢が出る。
・エーテル抗体を渡す。
→カルマ(主人公の行動で上下するパラメータ。一定値を下回ると犯罪者となり店で買い物が出来ず、町ではガードに追われることになる)が大幅に上昇する。
ただし、リリィの顔は治癒せず、話しかけるとまた選択肢が出る(逆に言うと、エーテル抗体がある限りカルマを容易に回復できる)
・ノイエルの町に住む見世物屋の男に話しかけることで、リリィを見世物として売却することが出来る。
この場合、リリィは自宅から見世物屋の男の隣へ配置場所が変わり、代金をもらえるがカルマは大幅に減少する。そして、上記の選択肢は二度と出なくなる。
138:Elona
10/10/21 10:41:37 Ch8WREPP0
>>134
まあ似てると言えないこともないですね。
半端に汚染に適応してしまった結果、世界を浄化するシステムが人類にとって毒でしかなかったり、
浄化システムを汚染と誤認して焼き払った結果、世界の現状が大幅に悪化したりするあたりが。
もっとも、ナウシカポジのキャラクターがラーネイレで、
第一部での主人公は世界の動きに全く関らない、怪我してたのをナウシカに助けて貰ったモブ兵士程度の扱いですが。
139:ゲーム好き名無しさん
10/10/22 08:11:37 9Qo7n4BQO
>>137
乙です。
チュートリアルでプチと戦わされたなあ…
本当にロミアスは酷い奴だ。
140:ゲーム好き名無しさん
10/10/22 21:53:26 RSGxS+2v0
このスレの>>139までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
Wiki連絡掲示板の差し替え・追加スレッドに書き込まれた
「イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード」
「時空の覇者 Sa・Ga3」
をWikiに収録しました。
141:ゲーム好き名無しさん
10/10/25 02:13:41 PTX8Z1pY0
XBOX360「ゼーガペインXOR」「ゼーガペインNOT」をリクエストします。
142:ゲーム好き名無しさん
10/10/27 22:57:40 Pw2DuPj40
もう何と言えば
143:ゲーム好き名無しさん
10/10/29 00:14:52 uF0mpul30
>>3の女向けゲーム大人板のスレが3スレ目に入りました
よろしくお願いします
スレリンク(gboy板)
144:ゲーム好き名無しさん
10/10/29 02:04:54 scPfIih40
つまりどういうことです?
145:新世紀エヴァンゲリオン外伝 真夏の夜の夢
10/10/29 02:26:28 BEI/VZcy0
このスレの>>3のようにテンプレで紹介されていた関連スレの
>BL@【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレ 2【面倒】
が次のスレになったのでリンクの変更などに対応してほしいということでしょう。
146:新世紀エヴァンゲリオン外伝2 人形達の宴
10/10/29 02:44:02 BEI/VZcy0
名前間違えるところだった。
じゃあ開始します
新世紀エヴァンゲリオン外伝2 -人形達の宴-
シンジの述懐から始まる。
第三新東京市の成り立ち。チルドレンの存在。エヴァでの戦い。
それが人類を守るためのものであること。
だから負けられないこと…。
そこでどこからともなくベルが鳴る。
誰かが呼ぶような声も聞こえる気がする。
目覚ましだ。ネルフの夢を見ていたところで慌しく起こされる。
ミサトもアスカもシンジも揃って寝過ごしたため大急ぎで朝食をかき込むはめになった。
大急ぎで飛び出すとミサトから特別プログラムに入るので放課後はネルフに出頭するよう言われる。
通学路を息を切らせて走るとレイと合流することができた。
彼女がいるということはもう走らなくても遅刻はしないということだろう。
と思いきや予鈴が鳴る。
なんとレイも目覚ましが止まっていたため家を出るのが遅れていたのだ。
のんびりしたレイを急かして走ることに。
遅い到着だが先生はまだ来ていない。転校生が来るのでその対応で遅れているらしい。
そしてやってきた転校生の名前は松風ネネ。
それなりに美人だが、何故か彼女はその手にぬいぐるみを抱いていた。
彼女の席はシンジの隣になった。丁寧な言葉でシンジと挨拶が交わされる。
シンジの僥倖をやっかむトウジとケンスケ。じと目のアスカ。何を考えているのか不明なレイ。
彼女と席を寄せて教科書を見せるシンジに三人の内心はさらに苛立っているようだ。
そこでネネに仲良くしてほしいと言われる。
147:新世紀エヴァンゲリオン外伝 真夏の夜の夢
10/10/29 03:19:40 BEI/VZcy0
◆もちろん喜んで
承諾するシンジ。今までほとんど友達がいなかったというネネにシンジは自分が友達になると答える。
◆そのぬいぐるみは何なの?
彼女の友達だという。今まであまり友達がいなかったことも影響しているようだ。
シンジは自分が友達になると彼女に言った。喜ぶネネ。
放課後--
ネネへの質問タイムが始まる。
彼女は今まで保護施設にいたとのこと。
アスカが彼女が常時ぬいぐるみを手にしていることの意味について触れる。
皆が今まであえてスルーしてきていた質問なのだが。
彼女が言うにはこのぬいぐるみは『サンディさん』という妖精でお話をしてくるとのこと。
どういう意味か。戸惑う皆。彼女が言うにはさみしい時になぐさめてくれるそうだ。
冗談かとも思いきや、彼女は本気だった。
これでは今まで友達が少なかったというのも本当だったのかもしれない。
喧嘩腰のアスカが話させてみろと挑発するも、照れ屋だからすぐには話しかけてくれないとのこと。
キレるアスカ。どう対応していいか困る皆。
そこでネネがシンジに信じるかどうか問う。
◆もしかしたらそうなのかもね
広い世界にはそんあこともあるかもしれない……と日和ったところでアスカにしかられる。
シンジの返答に気をよくするネネ。
シンジと距離が縮まる姿を見てか、ケンスケとトウジも話をあわせ始める。
下心みえみえの姿にツッコミをいれるアスカ。
◆まさか、そんなことは……
さすがに信じられない。そう言うとネネは今までの境遇を嘆く。
誰も信じてくれず、笑っていた。それで友達もいなかったと。
シンジとの関係が絶望的であるかと問う彼女にシンジはフォローを入れた。皆も友達になれるだろうとも。
話をふられたトウジとケンスケもそれに続く。
そこでネネが早く帰らなくてはいけないと思い出す。
シンジ達も用事があるのでここでお開きになる。
ネルフ基地--
リツコがモニターしたところ、3人のシンクロ率が低いことがわかる。
訓練前の検査では障害となる肉体的要因がなかった。
トラブルでもあったのかと勘繰るリツコにミサトはそういえば転校生に関してもめていたようだと述べる。
リツコは転校生について何も知らされておらず、そのことについてミサトが驚く。
少々おかしい。情報部を動かすことを決める二人。
事を荒立てない程度にミサトからシンジ達に話を聞いてみる必要もありそうだ。
リツコは後ほどゲンドウに話を聞いてみることにする。
夕暮れの町並--。ネネがサンディさんに話しかけている。
この街でなら楽しく暮らせそうだとこれからの学校生活に期待を寄せていることがわかる。
彼女の言葉にサンディさんは何も返さなかった。
148:ゲーム好き名無しさん
10/10/29 05:04:17 ajFszk7jO
乙です
>>144は最近よくあるスクリプトと思われ
149:ゲーム好き名無しさん
10/10/29 12:41:35 NEh221GP0
何か意味があるスクリプトなんだろうか…。
はっこれは暗号!?
150:ゲーム好き名無しさん
10/10/29 18:19:53 ZD7Kx8M70
ほしゅほしゅ
151:ゲーム好き名無しさん
10/10/30 01:46:19 ZuoJRYxJO
wikiを見たらパワプロクンポケットシリーズで、パワプロクンポケット9のみ記事が無かったので、書き込もうと思うのですが、初心者ですけど大丈夫でしょうか?
152:The noose
10/10/30 03:31:51 wuHOIHP40
The noose後半です。間が空いてすみません。
気がつくと屋根裏部屋に倒れていた。
2本とも足を潰されたが、辛うじて逃げ込んで鍵をかけたのだ。
そしてこの部屋に入ったことが引き金となって、主人公は全てを思い出した。
昔主人公には妹と、もう一人大嫌いな弟がいた。
小さい頃、主人公は不在がちな両親の代わりに家事や妹・弟の世話を任されていた。
そのため1人でずっと家にいることを強制され、そのことからだんだんと歪みがたまっていった。
ある日の夕食時、「弟をいじめたら反抗された」ことをきっかけに、
"お仕置き"と称して遊びで弟をひもで吊るしあげた。(足場があったのでまだ死なない状態)
しかしたまたま運悪く、怖くなった妹が止めようとして体当たりして首吊が完成してしまい、
弟が死んでしまう。
それを受け入れられなかった妹はショックで発病した二重人格によって「弟」になり、
姉(主人公)は妹の「僕が弟」「死んでなんかいないよ?」の発言により記憶を抹消してしまう。
それからときたま不安定な妹に戻ってしまう「弟」とともに二人で暮らしていたが、
いつからか妹は「死者と会える方法がある」と言い始め、
ついにあの日「弟に会ってくる」と言い残して失踪した。
だからきっと、襲いかかってきた男はまぎれもなく昔殺した本物の弟であり、
自分に復讐しに来たのだと主人公は悟る。
悪いのは自分なのだから、弟に罰せられるべきなのか。
(ここで、弟をドアを開けるか開けないかの選択肢が出ます)
153:The noose
10/10/30 03:35:42 wuHOIHP40
(ドアを開けなかった場合)
ドアの鍵もついに破られ、昔弟にしたのと同じ方法で主人公が吊るされる。
(ドアを開けた場合)
弟は命を奪わなかった。主人公は両足を失うも生還する。
しかし、弟・妹が一緒にいると感じる心神喪失状態に。
本人は幸福らしいが…。
154:The noose
10/10/30 03:36:48 wuHOIHP40
分かりにくくなってしまったので三行でまとめると、
姉が遊びで弟を吊るし、妹が下手に止めようとして弟死亡。
妹はショックで弟「役」の人格に変わり、姉は記憶・心神喪失状態に。
妹が何らかの方法で弟を蘇らせ、弟は妹を殺した後、姉に復讐に来る。
となります。スレ汚しすみませんでした。
155:ゲーム好き名無しさん
10/10/30 03:40:24 g/NkxxLNP
え、これで終わり?
いくらなんでも救われないなぁ…
156:ゲーム好き名無しさん
10/10/30 07:59:30 dd7LqaZv0
ホラーってこんなもんでしょ
157:ゲーム好き名無しさん
10/10/30 17:31:47 +6z3t3xW0
>>151
やあ、初心者かい。
勇気を出して書いてみないか?
きっと書く君も、読む俺たちも一緒に楽しめると思うよ。
あと、携帯電話からの書き込みのようだな、いくつかアドバイスを贈らせてくれないか?
まず、もしパソコンでも書き込める状況にあるのなら、なるべくパソコンで書いたほうがいい。
その方が誤植も少ないし推敲もしやすいからな。
「もしパソコンからではプロバイダ規制で書き込めないから」という理由で書き込めないのなら、
>>132にある掲示板に書き込み、携帯電話でこちらに報告するといい。
もし携帯電話しか書き込める手段がないのなら、書く作業はこのスレの書き込みフォームに直接書いていくのではなく、
「メール作成」や「メモ帳」機能で書いたほうがいい。
そして書いている途中や書き上げた後には、必ず保存を忘れないこと。
それというのも、以前俺も、携帯電話を使ってストーリーを直接スレに書き込もうとしたことがあってね。
一時間ほどかけて書き上げて、「書き込み」ボタンを押した瞬間さ。
「文章が長すぎます」と表示されて書き込みエラー、書いていた文章は全部パーだ。
そんな悲しい結果はごめんだろう?気をつけるといい。
それと、携帯電話からの書き込みだとどこで改行するべきかわかりにくくてね。
ずっと改行しないで書いてしまうこともある。
すると、パソコンから見たときには横に長く伸びて読みにくい形になってしまうんだ。
そうだな、長くても、全角で50文字~70文字くらい行ったら、
キリのいいところで改行したほうがいいんじゃないかな?これは好みもあるだろうが。
色々言ってすまないね、でもこれは「こうしたほうが書きやすいんじゃないかな?」という提案みたいなものだ。
このとおりにする必要なんて無い、君が書きやすいように書いて欲しい。
158:151
10/10/30 20:27:09 uv/jaQh90
>>157
アドバイスありがとうございます。
パソコンからの書き込みをしようと思っていますが、1つ1つ確認していこうと思います。
159:パワプロクンポケット9
10/10/30 21:31:58 uv/jaQh90
それでは、書き込んでいこうと思います。
登場人物紹介でかなり長くなってしまいそうです。
【あらすじ】
最近、近所に進出してきた「ジャジメントスーパー」の影響により、遠前町の「ブギウギ商店街」は客足も少なくなっていった。
そんな中、各地を旅しているときに遠前町にやってきた主人公は、
商店街の野球チームブギウギビクトリーズに助っ人としてチームに加入する。
主人公らをはじめとする助っ人により、ビクトリーズは徐々に地元でも話題にでるようになった。
そしてビクトリーズを使って遠前町は町興しを図ろうとするが・・・
【登場人物・チームメイト1】
・主人公(デフォルト名で変更可)
各地を旅で放浪し、過去に野球をやっていたこと以外は謎の男。
遠前町の河川敷でテントを建て、ホームレス紛いの生活をしている。
ケンカが強く、歴代パワポケ主人公で2番目に戦闘能力が高い。
「パワプロ」・「パワポケ」の主人公で彼だけ微妙に無精髭がある。
普段は茶色のテンガロンハットとマントを着用している。
・権田正男(ごんだ まさお)
ビクトリーズのキャプテンであり、25歳、独身。両親と魚屋を営んでいる。
乱暴で一本気な性格だがチームメイトからの信頼は厚い。
徐々に増えていく助っ人が商店街メンバーのスタメンを外していくのを不満に思っている。
ポジションは捕手で一塁手と三塁手もできる。助っ人に劣らない実力の持ち主。
・木川則夫(きかわ のりお)
やせ顔のビクトリーズの投手で自称エース。
以前は親の脛をかじって暮らしていたが、現在は一人で古本屋を経営している。
商店街の人にはお世話になっているため、商店街に対する想いは強い。
・青島三郎(あおしま さぶろう)
商店街の一角で開業医をしており、お金が無い人でも無料で治療や薬を与えたりしている。
若いときに勉強ばかりしていたため運動は得意では無いが、
野球が好きで練習してプレーできるようになった。
ポジションは一塁手で二塁手、外野手もできる。
並木潤一郎(なみき じゅんいちろう)
ビクトリーズの選手で遠前町の在住交番。
気弱で周囲に流されやすいが、親切で職務に忠実であり、商店街の人々に親しまれている。
非番の際に練習しているが、ちょっとお疲れ気味。
ポジションは三塁手で一塁手と外野手もできる。
160:パワプロクンポケット9
10/10/30 22:40:53 uv/jaQh90
【登場人物・チームメイト2】
以下は助っ人達の紹介ですが、寺門以外はランダムイベントやうろつきで仲間になります。
基本的に定期イベントでは寺門以外は登場しません。
・寺門男(じもん だん)
赤ん坊の頃、「少森寺」に拾われ、そこで拳法を習っていた。
20年以上、少森寺から出たことがなく、寺を飛び出して各地を放浪していた。
ビクトリーズの練習を見て練習させてもらったが、全くできず修行させてくれとビクトリーズに加入。
ポジションは外野手で捕手もでき、能力も高い。
定期イベントで仲間になるため登場も多く、変人揃いの助っ人の中でも常識人。
・ピエロ(ぴえろ)
隣町のサーカスで脱走してきた野ピエロ。
主人公に「魔界からやって来た」といわれるほど、強烈な顔をしているが、
本人はカワイイ顔だと思っている。デフォルメキャラで唯一の鼻がある。
主人公から凄いプレーをすれば観客も喜ぶの一声で皆を笑顔になってもらうべく、チームに加入。
ポジションは遊撃手と二塁手。能力のバランスがよく、特に走力が高い。
・ムシャ(むしゃ)
鎧武者ともいうべき格好をしているビクトリーズの助っ人。
正体は過去の罪により成仏できない武士であり、主人公ら困っている人達を助け成仏するためにチームに加入。
思念を他人に植え付けることで鎧武者である違和感を無くしている。
ポジションは一塁手。武士らしく真っ当な性格である。
・水間美偉人(すいま びいと)
過去に高校野球で甲子園まで行った事もある豪腕投手。
しかし今はとある事情で水泳帽にゴーグルの格好で「陸を泳ぐ」変人である。
川で溺れているところを主人公に助けられ、野球について話すとチームに加入する。
ポジションは投手で150キロを超える速球とスローカーブが武器だがコントロールは悪い。
161:パワプロクンポケット9
10/10/30 22:42:27 uv/jaQh90
【登場人物・チームメイト3】
助っ人の続きです。
・電子炎斬(でんし えんざん)
パソコンオタクであり、ノートPCの電源が切れると自分も停止する体質をもっている。
ネット世界ではほぼ神扱いであり、口癖は「キィィィボォォォドォォォ!!!!!」
主人公と出会い、自作した野球プログラムを馬鹿にされたため、その理論を証明するためにチームに加入。
ポジションは投手であり、アンダースロー投法でコントロールも高い。
・城田鉄幹(しろた てっかん)
遠前町にあるレストラン・ブランネージュの親会社代表人である人。
料理の腕は超一流であり、主人公の食べ残しから「肉」を作りだすほどである。
主人公と出会ってから野球が気になるようになり、主人公に誘われチームに加入。
ポジションは外野手。歳をとっているが、それを感じないパワーの持ち主。
・カニ怪人(かに かいじん)
怪人量産マシーンなるものからカニと融合して人間からカニ怪人になった。
秘密基地をつくるために遠前町に下見に来ていたところを主人公に誘われチームに加入。
人に迷惑をかけるだけの悪の組織に嫌気がさし、悪の組織をやめようかと思っている。
ポジションは三塁手と一塁手。過去に高校野球の経験があり、パワーと肩力は高い。
・白徳人(はく のりと)
青い学生帽とマントを羽織った知識人然とした格好。年齢は20代。
身に付けた知識で問題に突っ込み、引っかき回して去っていくらしい。
主人公とは知り合いで、主人公に誘われチームに加入する。
ポジションは二塁手で遊撃手と捕手もでき、守備が高いが打撃重視の助っ人の中ではいまいち地味。
162:パワプロクンポケット9
10/10/30 23:23:08 uv/jaQh90
【登場人物・商店街の人々】
・神田カンタ(かんだ かんた)
今作の眼鏡君。9歳。ちなみに矢部一族とは何の関係もない。
主人公に助けてもらったことにより、最初に仲良くなる。主人公をおじちゃんと呼ぶ。
母親と二人で暮らしている。ずる賢いところもあるが無邪気な少年。
ちなみに「~でやんす」を付けて喋るときと付けずに喋るときがある。(他人から教えてもらったものである)
ある試合で特別助っ人としてチームに加入。ポジションは外野手。
・大村鉄治(おおむら てつはる)
ブギウギ商店街の復興委員会の委員長。代々伝わる金物屋を経営している。
あまり商売っ気は無く、出世欲も無く、日々暮らしていくだけの収入があればいいと思っている。
野球が大好きで練習もしていたが、腰を悪くしてからは見に行くだけになってしまった。
ある試合で特別助っ人としてチームに加入。ポジションは捕手と外野手。
・神田奈津姫(かんだ なつき)
カンタ君のお母さん。年齢は20代後半。カレー屋を経営しており、彼女候補でもある。
未亡人で5年前に夫が先立たれてから女手一つでカンタを育ててきた。夫は当時ビクトリーズのキャプテンだった。
ソフトボールの経験者であり、当時はサードを守っていた。バントなど小技が得意な選手であった模様。
ある試合で特別助っ人としてチームに加入。ポジションは三塁手で遊撃手と二塁手もできる。
・広川武美(ひろかわ たけみ)
商店街で漢方屋を経営している。奈津姫の親友であり、彼女候補である。
ロマンチストであり、たびたび「ロマン」という言葉を使う。子供っぽい性格で話を乱すのが得意。
彼女を攻略すると武美の正体と過去を知ることができる。
ある試合で特別助っ人としてチームに加入。ポジションは外野手。
・向井幸(むかい さち)
ブギウギ商店街に住む、イカしたファッションのおばさん。
その場の正しい意見に賛成するので、意見がころころ変わる。妙な存在感がある。
ある試合で特別助っ人としてチームに加入。ポジションは外野手で三塁手と一塁手もでき、威圧感をもっている。
163:パワプロクンポケット9
10/10/30 23:44:06 uv/jaQh90
【登場人物・その他重要人物】
・大田洋将(おおた ひろまさ)
ジャジメントスーパー遠前町の支店長。いまいち部下から信頼されていない。
ブギウギ商店街の土地を奪うべく、様々な方法で商店街を潰そうとする。
調子に乗りやすい性格であり、その性格が返って仇になってしまう。
・椿(つばき)
青いテンガロンハットとマントを着用した金で動く、トラブル解決屋。
かつて主人公と「正義のヒーローの真似事をしていた」と語り現在はライバル関係である。
支店長の大田に雇われ商店街を潰すべく、たびたび野球の試合で勝負する。
ポジションは外野手で、元プロの投手から100連続でホームランを打つなど非常に能力がバランス良く高い。
・スーパーの店員(すーぱーのてんいん)
支店長・大田とセットで登場。商店街と交渉役など結構出番がある。
無能な上司にめげずに今日もローン返済のため頑張っているらしい。
・番長、ソルジャー、ロボ
椿の仕事仲間。主人公の邪魔をするべく3人掛りで戦う。
ポジションは番長が一塁手、ソルジャーが外野手、ロボが捕手。3人とも能力が高い。
なお登場人物については定期イベントで登場する人物+チームメイトの記載とさせていただきました。
164:ゲーム好き名無しさん
10/10/31 08:14:51 +hhwaMiG0
リクエスト
英雄伝説 零の軌跡御願いします。
165:ゲーム好き名無しさん
10/10/31 11:22:38 FgXSPv6A0
いや
166:ゲーム好き名無しさん
10/10/31 11:40:45 tNRXv9YO0
>>164
>>1
167:ゲーム好き名無しさん
10/10/31 12:58:17 P+0nlsQPO
PSPのJanne D'Arcを予約します
168:ゲーム好き名無しさん
10/10/31 19:56:28 UiHn0zYk0
RESISTANCEお願いします
169:GGX+ ジョニー ストーリー
10/11/01 02:04:57 BzSz7RGw0
【ジョニー】
孤独なものを救ってまわることを己が使命とするジョニーは
例の無害なギアの噂を聞き、彼女を迎えに行こうとする。
ただし突飛な話なのでクルーには賞金目当てだと伝えてある。
★OP
男は孤独に心を蝕まれたことがある。
愛のない世界の冷たさを知っている。
そこで男は悟った。
愛は与えられるものではない。
まず与えるものである。
この世には、愛が必要なのだ。
孤独な魂にさしのべられる手。
それが男の生き様だった。
「人を傷つけぬギア」
男はそこに、孤独な魂を見た。
170:GGX+ ジョニー 共通部分
10/11/01 02:06:48 BzSz7RGw0
●1戦目・vs紗夢
ジョニーはギアの元へ向かう道中も女性を口説くのを忘れない。
「まるで太陽のようなレイディ。君の溢れる光輝をこの腕につかみたい」
「下手につかむと火傷するアルよ!」
「なぁに、火遊びはお手の物さ」
●2戦目・vsソル
「やっぱりきていたな。すまんがここは俺に任せてくれないか?」
ソルが来る事を予感していたかのようなジョニー。とにかく彼を止めようとするが、ソルも退かない。
「大概にしとけよ」
「そうだ、剣技の勝負でどうだ?負けた方が身を引くってことで」
「御託はいい、さっさとはじめろ」
●3戦目・vsミリア
相変わらずの女好きジョニー。今度はミリアを月に例えて褒め称える。
「玲瓏な月のごとき美貌のご婦人。お茶など一杯いかがかな?」
「月……か。確かに私は闇でしか生きられない」
「ノンノン。月は太陽を受けて輝くんだぜ。よかったらうちへこないか?」
「群れるのは好きじゃないの。そこをどいて」
●4戦目・vsカイ
ジョニーは同じくギアの元へ向かう途中のカイと出くわす。
「国際警察機構のお出ましたぁ無粋だね」
「今の私はただの賞金稼ぎです」
公務ではない、それを聞いてジョニーはカイの真意を汲み取った。
「……そうか。なら遠慮はいらねぇな」
「望むところです」
「あんた、あいつを迎えるには男の磨き方が足りねぇよ。
ここはパーフェクトなジョニー様に任せておきな」
●5戦目・vsメイ
「やっほー、ジョニー!」
「メイ!どうしてこんなところにいる!」
なぜか船に残していったはずのメイがやってきていた。
どうも団員のエイプリルから、ジョニーの今度のターゲットは女性だと聞いて
妙な邪推をしてしまったらしい。
「その人はボクが迎えに行くよ!」
「……ここは危ない。船へ戻っていろ」
「帰らないもん!ジョニー、何か隠してるね!」
171:GGX+ ジョニー 分岐
10/11/01 02:11:39 BzSz7RGw0
→メイ戦で勝利した場合
●6-A・vsテスタメント
森の入り口でテスタメントと相対するジョニー。
「軽装に見えるがかなりの達人だな。だが所詮は人の身、我が召喚術の敵ではない」
「一つだけ言っておく。この俺から女を遠ざける存在を認めねぇ」
●7-A・vsディズィー
ジョニーはディズィーの元へたどり着き、まず紳士的に自己紹介をしようとする。
しかし彼女は度重なる襲撃に耐えかねてかかなりの興奮状態だった。
「来ないでっ!」
「こいつぁ重症だな……」
★ED1
何とか力ずくでディズィーを落ち着かせたジョニー。
「悪かったな、手荒な事をして。俺はアンタを迎えに来たもんだ」
「やめたほうがいいです。この力は人を不幸にします」
ディズィーはジョニーがギアの力を利用しようとする人間だと思い込んでいるらしかった。
「俺が欲しいのはアンタの力じゃないぜ」
「え?」
「アンタの笑顔さ。そのうちで良い。とびっきりのヤツを見せてくれ」
ジョニーはまた一人、孤独に震える少女に愛の手を差し伸べたのだった。
→メイ戦で敗北した場合
●6-B・vsポチョムキン
ポチョムキンが周囲に潜んでいることに気付いたジョニーは
あえてメイに敗北し、ディズィーの事は彼女に任せることにした。
「さて、悪いがツェップには手を引いてもらう」
「これは個人の問題ではない。国家間の問題なのだぞ」
「だから、よ。ツェップが預かるより大種が消えた方がスッキリするだろ」
しかし当然ながら国への忠義厚いポチョムキンは空賊などを信用しない。
「すまぬが納得は出来ぬな」
「いいって事よ。痛い目にあうのはお前だからな」
★ED2
事を終え、ジョニーはメイシップに帰還する。
「ハッピーバースデージョニー!」
戻ってくると突然クルー達が派手に出迎えてきた。
「なんだ、なんだ?」
「お誕生日会だよ!」
「おめでとうございます」
そこにはディズィーの姿もあった。どうやらメイは上手くやってくれたようだ。
「そうか、今日は……俺としたことが……」
一連の事態に気を取られ、すっかり自分の誕生日を忘れてしまっていたジョニー。
「あとディズィーちゃんの歓迎会もね!さぁ、始めるよ!」
用意されていたバースデーケーキには『LOVE』の文字と、
クルー達が新しい団員と共に満面の笑顔でジョニーを囲んでいる様子が描かれていた。
172:GGX+ ヴェノム ストーリー
10/11/01 02:13:44 BzSz7RGw0
【ヴェノム】
ヴェノムは前大会後に行方不明となったザトーの身を案じ続けていた。
ザトーの残した組織を守りながら調査を進めるうちに
ついに有力な目撃情報を入手し、彼を探しに飛び出していく。
★OP
渇く者への水の一滴。
凍えた者への小さな炎。
そして……愛なき者への、小さな愛。
暗殺組織という闇の中でヴェノムの心は優しすぎた。
心を氷に閉ざすこともできず、
憎しみと狂気の炎さえも持てず、
ただ闇の中で震えていた。
さしのべられた小さな炎。
直属の上司ザトーの見せた思いやり。
その時、彼は生涯の忠誠を誓った。
ザトー自らが昏い闇に喰われた時、ヴェノムは旅に出た。
自らの内に炎は燃えているかと問いながら。
173:GGX+ ヴェノム 共通部分
10/11/01 02:18:43 BzSz7RGw0
●1戦目・vsチップ
ザトーを追うヴェノムはチップに発見され、師匠の敵討ちだと刃を向けられる。
「体は鍛えたようだな。だが思いつきで襲い掛かるようではまだ甘い」
「何だと?」
「なぜ準備もなく襲う?機が訪れるまで待てん?次は忍耐力を学んでくる事だな」
●2戦目・vsアクセル
アクセルの得物に興味を持ち、彼を組織にスカウトしようとするヴェノム。
しかし殺生嫌いのアクセルは誘いを断って逃げようとする。
「悪いね、そういうのは嫌いなんだ。じゃね!……って訳にはいかない?」
「いかんなぁ。さぁ構えてくれ」
●3戦目・vsカイ
ヴェノムは警察機構の人間であるカイに見つかってしまう。
出会った以上見逃さないと言うカイに、ヴェノムは嫌味たらしく言い返す。
「お言葉ですが逮捕に足る証拠でもあるのですか?それとも警察機構は令状も無しに逮捕するのかね」
「これは公務ではありません。今の私は一介の賞金稼ぎでね」
ヴェノムの態度から先ほどまでの余裕が消えた。
「……過ぎた義侠心は身を滅ぼすぞ」
●4戦目・vsメイ
世界の空を飛び回るジェリーフィッシュ快賊団の噂はヴェノムの耳にも聞き及んでいた。
その団員であるメイに対し、組織と手を組まないかと持ちかける。
「我々が手を組めば、より豊かな未来が開けると思いますが……」
「人殺しの麻薬売りと一緒にしないでよね!もう怒ったぞ!」
「……腕はあれどまだ未熟、か」
●5戦目・vsジョニー
メイを倒すと今度は団長のジョニーがやってくる。
「これはこれは、お申し出をお考えになって…」
「黙れ。そのふざけた顔に今から恐怖ってもんを刻み込んでやる」
クルーに手を出されたジョニーは怒り心頭に発していた。
「長たるものが一人で現れる。それが無謀でなく絶対の自信とは、聞きしに勝る男だな」
●6戦目・vsミリア
ヴェノムは元上司だったミリアと再会。開口一番に彼女に問いかける。
「なぜ、あの方を裏切った?」
彼女もまたザトーに目をかけられ、信頼されていたはずであった。にもかかわらず、彼女はザトーを捨てたのだ。
「冗談を言ってるの?あいつは私を便利な駒として使ってただけ。私もそうしたってだけよ」
「駒だと?それ以上の思いやりを感じなかったのか」
「……悲しいわね。あの男の薄っぺらな感傷さえあなたには崇高な愛に見える」
その言葉はヴェノムの琴線に触れた。
「女。それ以上の侮辱は許さん!」
●7戦目・vsザトー
ついにザトーを見つけ出すヴェノム。しかし様子がおかしいことに気づく。
「貴様、まがい物か?……違う、その体はザトー様のもの」
「イカニモ。居心地ノヨイ体ダ」
ザトーは影に乗っ取られていい様に操られていたのだった。
「……ザトー様を冒涜するな」
174:GGX+ ヴェノム 分岐
10/11/01 02:21:47 BzSz7RGw0
→ザトー戦でKO勝利した場合
★ED1
何かの実験室のような場所にいるヴェノムとザトー。
「ザトー様。お食事が出来ました。今日はいい風が吹いております。後ほど散歩しましょう」
椅子の上で怪しげな機器を繋がれたザトーにそう語りかけるヴェノム。
しかしザトーは一切の反応を示さない。
「ええご安心ください、いつもお側におります。いずれお体も元通りになりますとも」
ヴェノムはまるでザトーが返事をしたかのように会話を続ける。
対するザトーはやはり無言のまま。
「……はい。では参りましょう」
ヴェノムはザトーの隣でいつまでも独り言を繰り返し続けた。
→ザトー戦でタイムアップ勝利した場合
★ED2
戦いに時間をかけた結果、ザトーの体は影の拠り代としては使い物にならなくなり
ヴェノムもまた力を使い果たして倒れてしまった。
「ヨクモヤッテクレタナ。貴様ノ体ハ私ガ貰イ受ケヨウ」
影がヴェノムに乗り移った、その瞬間。
「……かかったな」
「コイツ!マダ意識ヲ残シテ!」
ヴェノムは気を失ったフリをして影が自分に移るのを待っていたのだ。
ザトーの体を傷つけずに影だけを追い出すための苦肉の策であった。
「……今回ハ貴様ノ勝チダ。ダガイツマデ持ツカナ?」
今はまだヴェノムが影を支配し行使できる状態ではあるが
もし一瞬でも気を抜けばザトーと同様、たちまち影に意識を乗っ取られてしまう。
「馬鹿め。貴様をこの身ごと焼き滅ぼす事など訳はないのだぞ」
「……!ヤメロ!ヤメルノダ!」
影の抗議を余所に、ヴェノムは気を失っているザトーに向かって語りかける。
「ザトー様。お側にいられないのは残念ですが……
しばらく旅に出なければならないようです。どうかお体にお気をつけて……」
175:GGX+ テスタメント ストーリー
10/11/01 02:24:17 BzSz7RGw0
【テスタメント】
ジャスティスの死により元来の人格を取り戻すも、己の業の深さに絶望し各地をふらふらとさまよう。
そうして行き着いた土地でディズィーと出会い、自らの心の拠り所として
彼女を外敵から護る為に鎌を振るう。
(※ストーリーモードでは出会いの様子から始まる)
★OP
かつて、心優しい少年がいた。
国を、人を守るため、騎士となった。
だが、無垢な願いは裏切られた。
ギア被験体として改造された少年は、ジャスティスに操られ人類に牙をむいた。
解放された男に残されたのは、耐え難い空虚……。
176:GGX+ テスタメント 共通部分
10/11/01 02:27:52 BzSz7RGw0
●1戦目・vsディズィー
当てもなく各地を点々とするうちに魔の森へとたどり着いたテスタメント。
そこでどこからか逃げてきた様子のディズィーと偶然巡り会う。
「何者!」
「私を追わないでください!」
彼女はテスタメントを追っ手と勘違いして襲ってきた。
●2戦目・vs梅喧
「そうか、人間どもに村を追われたか……」
ギア同士、親近感を覚える二人。
「あの……あなたは?」
「テスタメントと名乗っている。お前と同じ化け物だ」
「あなたは……化け物なんかじゃありません」
「……これを見てもそういえるかな?」
そのとき、二人の前に梅喧が現れた。
「化け物がいるってのはここか?」
●3戦目・vsメイ
テスタメントは梅喧を返り討ちにして追い返す。
この戦いで自分の凶悪さを証明したつもりでいたが、ディズィーの反応は意外なものだった。
「あなたは優しい人ですね。私を護ってくれたし……あの人を殺さないように必死でした」
「いい加減な事をいうな!」
「私もそうだからわかるんです」
戦いになると自分の意思に関係なく、大きな声が殺せと語りかけてくるのだと彼女は言う。
「ギアは兵器だ。人殺しは我らの性だ」
「でも……それでも私たちは生きています」
「……そうだったな。そんなことも忘れていたよ。
これでも騎士の端くれだったものだ。私の剣をあなたに捧げよう」
「それって一緒にいてくれるって事ですよね?嬉しい!」
と、その時、賞金首を追ってきたメイが登場。
「いた!賞金首が二人も!」
「待っていてくれ、すぐに戻る」
「お気をつけて……」
●4戦目・vsポチョムキン
それからテスタメントは魔の森の入り口で侵入者を討つようになった。
「守護者がついたとは聞いたが……貴様か」
前大会の黒幕であったテスタメントを見て少し驚いた様子のポチョムキン。
「彼女から手を引け。列強の手には渡さん。たとえ軍隊だろうと相手にしてみせる!」
「死山血河を辞せずか。お前ならできるだろうが……本当にそれが望みなのか?」
「黙れ!この偽善者共がぁっ!」
●5戦目・vsカイ
カイが聖騎士団の制服姿でテスタメントの前に現れた。
騎士の心得を忘れぬ為に当時の制服を着ているのだという。
「その聖騎士団が罪もない女を攫うのか?」
「……せめて、その人に会わせてはいただけませんか?」
カイはあくまで穏和な姿勢だったが、テスタメントはそれを受け入れなかった。
「修羅が今さら天使を気取るな。殺し合いこそ我らにふさわしい」
「……しかたありませんね」
「そう……それでいい。手を血に染めるのは私だけでいい……」
177:GGX+ テスタメント 分岐
10/11/01 02:34:46 BzSz7RGw0
→ここまでにコンテニューしている場合
●6-A・vsソル
次に現れたのはソルだった。彼も他の賞金稼ぎたちと同じくギアを求めて狩っている。
「……なぜ貴様がギアを襲う?我らの願いは平和に暮らすだけだ!貴様まで薄汚れた人間のエゴに加担するのか!」
「ギアは斬る。それだけだ」
「貴様とて……貴様とてギアだろうが!」
「だから、さ」
★ED1
テスタメントが森の侵入者を片っ端から追い払ったおかげで
人々は完全に「悪魔の棲む地」を恐れ、近づくものはもはやいなくなっていた。
それでもディズィーはいつか互いに分かり合える日が来る事を信じる。
「人が我らを兵器以外として見る時が来るのだろうか?」
「みんな聖戦の記憶があるからギアを嫌ってるんです。あと千年もすればギアなんて忘れちゃうかも」
そのときは話くらいできるかもしれない、と嬉しそうに語るディズィー。
「……ふふ、確かにな。お前といると私ですら希望が持てる」
テスタメントは己の罪滅ぼしの意味も含め、その日が来るまで彼女を護り続ける事を胸中で誓うのだった。
→ここまでノーコンテニューの場合
●6-B・vsクリフ
カイとの戦いのあと、テスタメントは元聖騎士団団長であった義父クリフを思いだす。
「義父上が……今の私を見たらなんと言うだろうか?」
そうつぶやいた矢先、死んだはずのクリフが目の前に現れた。
「我が息子よ。何を悩んでおる?」
「……義父上?私は幻を見ているのか?」
「どうした?貴様の迷いをわしにぶつけてみよ!」
●7-B・vsディズィー
テスタメントはクリフの幻に自分のしている事は正しいのかと問う。
「息子よ、既にわかっているはずだ。騎士とは守り。騎士とは壁。そして騎士とは……」
「……あの、テスタメントさん?」
ふと気がつくとディズィーがテスタメントに何か話しかけていた。
「……言いにくいんですけど、私、この森を出ようと思います」
ディズィーはこの森で平和に過ごしているだけではいけないのだと、漠然ながら思い立ったのだという。
「……そうか。ならば……この私を乗り越えてゆけ!」
テスタメントの思わぬ反応にディズィーは驚いた。
★ED2
なぜ襲い掛かったのか理解できない様子のディズィーに、テスタメントは説明する。
「義父上が言った。騎士とは壁、騎士とは守り、そして騎士とは……支えだと」
ディズィーは戦いから逃れるための安息の場所を必要とし、テスタメントも彼女を護る事で自分の居場所を見出していた。
しかしそれは支えではなく、相手にすがりつきその場へ縛り付けているに過ぎなかったのだ。
「あなたのおかげで森を出る勇気が出ました」
「ならば去るがいい。私の役目はもう終わった」
「それは違いますっ!守るとか守られるとかじゃなくて、一緒にいちゃいけないんですか?」
「……!」
ディズィーはただ、かけがえのない友人としてテスタメントと共にいることを望んでいた。
「ギアが2人など目立ってしょうがない。つらい旅になるぞ?」
「そんなにつらくありませんよ。だって……」
「友がいるなら、か……」
178:GGX+ ディズィー ストーリー
10/11/01 02:36:52 BzSz7RGw0
【ディズィー】
追っ手を逃れ悪魔の棲む地へと逃げてきたが、やがてそこも人間に発見され篭城を余儀なくされてしまう。
来る日もやってくる人間達の撃退に限界を感じ、
また外の世界への憧れもあって、ついにディズィーは森を出る決心をする。
★OP
忌まわしき落とし子。
魔と人の末裔。
有り得ぬ者。
彼女はディズィー。
地上最強の心あるギア。
地を裂き天を焼き人を滅す力。
幾多の列強が求める力を持ちながら彼女が求めるのは……ほんのわずかのふれあいだった。
179:GGX+ ディズィー 共通部分
10/11/01 02:49:46 Sks/9RuWO
●1戦目・vsテスタメント
外の世界に出ようとするディズィーをテスタメントは引き止める。
「この先にあるのはお前を捨てた世界、血と憎しみにまみれた世界だ。愚者どもに会って傷つくのはお前だ」
「……ごめんなさい。それでも行きたいんです」
「ならばその覚悟を見せてみろ!」
●2戦目・vsポチョムキン
とうとう森を出て、外の世界へ飛び出したディズィー。
「こんにちは。軍人さんですか?」
ディズィーは出会ったポチョムキンに気楽に挨拶をするが、彼は祖国の命として彼女を連行しようとする。
「すまぬ。悪いようにはせぬ」
「……危ないですよ」
●3戦目・vsカイ
次にであったカイもまた、ディズィーが野放しなのを認めない人間の一人だった。
「私に……自由はないんですか?」
「勝ち取らない者に自由はありません。今のあなたは存在自体が驚異なのです」
「こんな力……欲しくなかったのに!」
●4戦目・vsザトー
「ミ、ミツケタゾ寄生種ヨ」
同胞を捜し求める影に声をかけられるディズィー。彼もディズィーと同様、心ある戦闘機械なのだという。
「可哀想……私と同じ。ずっと孤独に耐えてきたのね」
ディズィーが彼に同情心を見せた途端、影の態度が豹変した。
「ワカッテクレルノカ!デハソノ体ヲヨコセ!オ前ノ心ガ見タイ!」
「きゃあっ!」
●5戦目・vsファウスト
テスタメントの警告どおり会う人会う人に襲われ、絶望に陥るディズィー。
「もう……いや!みんな、みんな私を倒そうとする。そして……私が傷つけてしまう!」
そこにファウストが現れ、ディズィーに優しく声をかける。
「顔を上げなさい、お嬢さん」
しかし既に彼女は人を信じる心を忘れてしまっていた。
「あなたも……私を奪いに来たのね!」
「なんという心でしょう。無垢故に怯えと悲しみに閉ざされている。僭越ながら治療して差し上げましょう」