10/09/20 21:45:19 yk7dBOH70
いいからしゃぶれ
15:ゲーム好き名無しさん
10/09/22 19:17:43 LKig2DKs0
そうかなあ
16:夜想曲
10/09/23 00:20:43 pV5StsOC0
遅くなって申し訳ありません。
続きを投稿します。
17:夜想曲(第3話)
10/09/23 00:25:29 pV5StsOC0
今日も主人公は本の整理に追われていた。
傍らではパートナーと田所が主人公の仕事に茶々を入れてくる。
まるで手伝う気のない2人を無視して主人公は黙々と作業を続ける。
ここに来て3週間……
いろいろな事件に巻き込まれて遅れ気味だった本の整理は努力の甲斐あって大体3分の2くらい終えていた。
このまま行けばなんとか夏休み中には終わりそうだ。
しかし、幽霊の物音や肖像画の女性が出てくる夢は相変わらず続いている。
田所に聞いても、あの肖像画の女性については心当たりがないらしい。
そろそろ休憩しようかと思った矢先に玄関から声が聞こえてきた。
玄関に行くと見知らぬ少女が立っていた。
18歳くらいで、色白で何となく影が薄い感じの子だ。
少女は沢田知江と名乗り、持ってきた本を預かってほしいと言った。
怪しげな女性がある日突然図書館にやって来る……
木谷ハナエの事が脳裏によぎった主人公は知江が幽霊じゃないかと思い始めた。
当たり前だが知江は幽霊ではなかった。
本の預かりは自分の一存では決められないので、談話室で田所と引き合わせる。
知江は事情を話し始める。
知江の実家は小さな本屋を営んでおり、この本は先日、畑山知治という人に売った本だった。
畑山知治は最近亡くなった日本でも指折りの資産家である。
畑山からの注文で本を届けに屋敷に赴いたのだが、その時畑山は臨終間際で、知江は畑山の臨終に立ち会ってしまった。
秘書の案内で畑山の部屋まで通されると、そこには親戚の人間や医者、そして畑山の3人の子供―といっても中年だが―がいた。
畑山の子供達は、なぜか知江を恐い顔で睨んでいたという。
帰りたい思いをこらえながら、亡くなるまでの短い時間に本を見せたり話をした。
そして畑山が亡くなった後、この本が知江の元に届いた。
畑山が遺言で「本を知江に残す」と言ったそうだ。
知江の母は詳しい理由を説明せず、本を持ってなさいと言った。
なぜ自分に本を残したのか思い当たる節はなく、徐々に気味の悪さを感じるようになった知江はこうした本を専門で扱う野々宮図書館の噂を聞いて、やって来たというわけだった。
18:夜想曲(第3話)
10/09/23 00:27:42 pV5StsOC0
本を改めて見てみると、かなり分厚く大きな本で外国語の辞書のようだった。
袋丁は最近では珍しい革張で、金文字が刻まれている。
売ったばかりの本にしては随分古そうだが…。
本を預かってほしいと頼む知江だが、田所は「死に関わったといっても殺人や犯罪に絡んだものじゃないから難しいかもしれないし、財団の理事会とも相談しなければならない」と渋る。
知江に同情した主人公とパートナーは田所を必死に説得する。
結局、理事会の承認が降りるまで預かるという形で譲歩してくれた。
知江は感謝し、深々と頭を下げた。
主人公はバス停まで知江を送る事になり、2人で会話しながら林道を歩いていた。
知江とその母親の本屋は、知江の代で4代目である。
父親は生まれる前に亡くなったと母親から聞かされた。
知江と話すうちにその人柄に好意を持った主人公は知江を励ますために何としても本を引き取ってもらえる様にすると決意をあらわした。
その言葉を聞き知江は笑顔を浮かべた。
そうして主人公と親しくなった知江は今度一緒に映画にいこうかと誘ってきた。
日にちを打ち合わせようとしたその時、突然主人公は後頭部に衝撃を感じ地面に倒れこんだ。
続いて知江の悲鳴が響き渡る。
何事かと思ってよろよろと起き上がってみると……そこには覆面をかぶった3人組の男が知江を連れ去ろうとしていた!
主人公は知江を救出しようと近づくと、そのうちの1人がナイフを構える。
状況が全くつかめないが、今は知江を救う事が先決だ!
19:夜想曲(第3話 誘拐編)
10/09/23 00:32:47 pV5StsOC0
主人公は知江を連れて行こうとしている男に体当たりした。
男は主人公の行動を予想していなかったのか、あっさりと突き飛ばされた。
残りの2人がとっさに反応できずにいる隙をついて、知江の手を取り図書館へと走り出そうとした。
だが、混乱から立ち直った2人が行く手に立ちふさがる。
そして主人公は男に殴られ気を失ってしまった。
主人公は図書館の談話室で目を覚ました。
帰りが遅いから様子を見に行ったパートナーと田所が倒れている主人公を発見し、図書館に運んで手当てをしてくれたのだった。
幸いケガは軽く打撲くらいで済んだが、包帯でグルグル巻きの有様だった。
主人公は林道であった事をパートナーと田所に話す。
知江が何者かに誘拐された。
小さな本屋の娘なので身代金目的とは考えなれないし、誰かに恨みを買うような人間とも思えない。
とにかく警察に連絡する事にした。
知江が誘拐された事に責任を感じた主人公は、自分達も調べようとした。
だが田所は「今回はおとなしくしてほしい」と反対する。
主人公はどうしても調べると引き下がらない。
パートナーが図書館の留守番を引き受け田所を説得すると、結局田所の方が折れる事になった。
まず主人公と田所は知江の家に向かうことにした。
図書館を出て数時間後……主人公と田所は知江の家である『沢田書店』にやって来た。
知江から聞いた通り、本屋は本当に小さな店で間口は2間ほどしかなく、店に表には古い雑誌立てが置かれている。
事前に連絡を入れており、店の中に入ると知江の母・沢田和子が出迎え、主人公達を奥の居間へと招き入れた。
和子は知江の安否を心配している。
田所は知江誘拐の手がかりをつかむため和子に質問し始めた。
畑山との関係を問うと和子はお客様としか答えなかったが、田所は和子が何かを隠している事を見破り問い詰める。
観念した和子は話し始めた。
知江は畑山の子供である事を!
20:夜想曲(第3話 誘拐編)
10/09/23 00:38:02 pV5StsOC0
畑山がまだ貧しかった頃、どうしても欲しかったが買えなかった本があった。
畑山はいつか必ずその本を買うために沢田書店で注文し、取り置かせるよう頼んだ。
その取り置きを受けもったのが和子の母であった。
そして20年ほど前……畑山は店に現れ、注文した本を買いに来た。
その頃には和子の母はすでに亡くなっていたが、和子は母から「本を買いに来る客は必ず現れるので返品せずに取って置くように」と言われていた。
それをはじめに何度か会っていくうちに和子と畑山は付き合い始め、やがて知江を妊娠した。
しかし畑山にはすでに奥さんがいたため、和子は知江を身ごもると同時に畑山から身を引いた。
畑山に責任を負わせるのが嫌だった和子は、知江に父親は死んだと偽った。
だが畑山は知江の事を誰かに調べさせ、自分の子供だと知ったようだ。
本の注文を秘書から受けた際、畑山は「必ず知江に本を届けさせて欲しい」と言ったという。
そして、畑山は臨終間際にようやくその本を手に入れたというわけだった。
本を知江に届けさせた理由は、おそらく死ぬ間際に一目だけでも会いたかったのかもしれない。
ひょっとしたら、せめてもの罪滅ぼしに遺産を残そうともしたのかも?
知江が誘拐された原因が何となく見えてきた。
その時、宅配便の制服を着た男が部屋に入ってきた。
男は制服を脱ぎ捨てると、特捜班の草薙と名乗る。
宅配便を装って来たのは、犯人が家を見張っている可能性があったからだった。
警察が到着し、捜査のための機材が次々と居間の中に運び込まれていく。
その直後、電話が鳴り始めた。
草薙警部の合図で和子は受話器を取る。
電話の主は誘拐犯からだった。
話が終わると、和子は受話器を置く。
逆探知によると、公衆電話からかけてきたようだ。
犯人からの要求は「畑山が残した本を今夜12時に港の第3倉庫まで持って来い」との事だった。
犯人はなぜ金ではなく本を要求してきたのだろう?
田所に本の値打ちを見てもらうが、古い本で作りも立派なのでそれなりの値打ちはあるものの、その気になれば主人公でも買える程度の値段でしかないらしい。
草薙警部は本を見せてもらうように頼むが、主人公は「本は野々宮図書館に寄贈されたので所有権はこちらにある。渡して欲しかったら自分達も取引現場に連れて行って欲しい」と訴えた。
草薙警部は反対するが、知江の事を必死で心配している主人公に感激した和子は連れて行ってあげて下さいと草薙警部に頼んだ。
和子の要望は通り、主人公は取引現場に行く事を許可され、時間がきたら草薙警部が図書館まで迎えに来るということになった。
約束の時間までまだ十分に時間があるので、主人公は田所と別れ畑山家に行ってみる事にした。
21:夜想曲(第3話 誘拐編)
10/09/23 00:42:45 pV5StsOC0
閑静な高級住宅地の一角に畑山家の屋敷は存在していた。
主人公はその風格に気圧されし、畑山家の前で呆然と立ち尽くした。
気合を入れ直して呼び鈴を鳴らすと、執事の中尾正義が現れた。
事情を話すと、中尾はすぐに主人公を屋敷の中へと招き入れた。
庭園の中を歩いていると、家の中から中年の男女が現れた。
男の方は畑山の長男・畑山正治、女の方は長女・西谷桂子。
2人とも金持ちらしく、偉そうな態度で中尾を睨み付ける。
中尾が2人に知江が誘拐された事を伝えるが、2人から心配している様子は全く見られず、むしろせいぜいしているようだった。
その時、畑山の次男・畑山範夫が慌ててやって来た。
範夫は特捜班の刑事・肥後刑事から知江が誘拐された事をたった今聞いたと言う。
主人公はしばらくの間、肥後刑事の事情聴取に耳を傾けていたが目新しい情報はなく、これ以上ここにいても仕方ないと判断し、野々宮図書館に引き上げる事にした。
帰る事を伝えるが、中尾が軽く頭を下げただけで、あとの3人は気にも止めていなかった。
その夜。
主人公とパートナーは図書館で取引の時間が来るのを談話室で待っていた。
テーブルの上には、犯人が要求した本が置かれている。
なぜ犯人がこの本を欲しがるのだろうか?
逆さにしたり叩いたりして本を調べてみるが、変わったところはない。
その時、玄関から声が聞こえてきた。
草薙警部との約束にはまだ早いし、声からして鬼村でもなさそうだ。
玄関まで行くと、扉の向こうに誰かが立っていた。
ドア越しに尋ねると、畑山範夫だと答える。
あんまりいい印象のない男だが無下に追い返すわけにもいかないので、とりあえずドアを開けた。
用件を聞くと、知江がここに来たことを聞いてやって来たと言う。
話を一方的にまくし立てたり、感じの悪いところは正治や桂子にそっくりで、不快に感じた主人公が追い出そうとすると、範夫は「俺は知江を助けに来た」と言った。
談話室に範夫を案内すると、範夫は知江が誘拐された理由を知っていると言い出す。
畑山が亡くなり遺産を整理していると、ある土地を処分して入ったはずの金がどこにもなかった。
金額にして、ざっと3億円。
桂子は、その金は畑山が知江に残したと思っているようだ。
しかし、畑山が知江に渡したものはあの本しかない。
範夫は本にそれ相応の値打ちがあるんじゃないかと思っていたが、本にはさっき調べた限りでは変わったところはないので田所が言った通りの値打ちしかないはずである。
そして範夫は正治と桂子がその本を狙っていると言う。
その態度に主人公はわざとらしさを感じ、「あなただって金が欲しいんじゃないのか?」と聞く。
すると範夫は「確かに遺産は欲しいが知江のことだって心配だ。正治と桂子は歳が10歳も離れているので全然相手にしてくれず、ずっとさびしい思いをしていた。だから妹である知江には同じ思いをさせたくない」と答える。
範夫は警察から主人公が取引現場に行く事を聞いており、自分もそこへ連れて行って欲しいと懇願した。
いまいち信用できないが、必死で頼み込んでくる範夫を見て、連れて行ってもいいかなと考える。
主人公は範夫の同行を了承した。
22:夜想曲(第3話 誘拐編)
10/09/23 00:47:34 pV5StsOC0
港の第3倉庫……
主人公達、和子、草薙警部率いる警官隊、そして範夫は第3倉庫付近の物陰に隠れていた。
犯人が指定した時間が迫っている。
港は大量のコンテナが無造作に積まれ辺りは薄暗く、第3倉庫の前だけが外灯で明るく照らされている。
第3倉庫の前には隠れるところはなく明るい方からは暗い方は見えにくいし、コンテナの位置によっては死角もできる。
犯人とって都合のいい場所だと田所は指摘する。
警官隊の配置を終えた草薙警部が主人公達の前にやって来た。
主人公達だけでも気に入らないのに、範夫まで連れてきたことは相当不服のようで愚痴を漏らしていた。
その時、あたりに汽笛が鳴り響いた。
約束の時間の5分前…
主人公は和子に本を渡した。
和子は震えながら、本を持って第3倉庫前の外灯の下に立った。
そして約束の12時になった時、ヘッドライトの強い光とともに1台の車が現れ、一直線に和子の方へ走ってきた。
和子の前で止まると、中にいた人間が素早く和子から本を奪い車で逃走し始めた。
しかし知江の姿はなく、解放されなかったようだ。
車は激しく蛇行しながら主人公達の方へ向かって走ってきた。
その時、範夫が飛び出し車の前に立ち塞がる。
犯人の車は突然の範夫の出現に驚いたのか、慌てて急ハンドルを切り範夫のすぐ横を走りぬけ、バランスを崩しスリップしながらコンテナに激突した。
車の中から2つの影が飛び出し、暗い方へと逃げて行く。
田所と範夫と草薙警部は人影を追い、主人公とパートナーと和子は知江を探した。
犯人が乗ってきた車の車内を調べるが、知江の姿はない。
その時、トランクの中から鈍い音が聞こえてきた。
急いでトランクを開けると……中に手足を縛られた知江がいた。
和子が知江をトランクの中から抱き起こし縄を解く。
その時、人影が逃げていった方向から銃声が聞こえてきた。
主人公とパートナーは銃声が響いた方へと急いだ。
銃声がしたのはコンテナが積み上げられた一角だった。
その隅の方で範夫達が立ち尽くしていた。
そして範夫達が向く方に……頭を撃ち抜かれた桂子の血まみれの死体があった!
範夫の話によると、ここに駆けつけた時、正治と桂子が言い争っており、そして正治が銃を抜いて桂子を射殺し、そのまま逃走。
いきなりの事で止める暇もなかったと言う。
なぜ正治が桂子を殺したのだろう? 仲間割れ?
数日後……
あれから主人公達は警察の事情聴取という事で警察に連れて行かれた。
本は奪われたものの知江が無事救出された事は不幸中の幸いだった。
警察は正治が行方不明という事実と範夫の証言から、正治と桂子が犯人であると断定し、正治を知江誘拐と桂子殺害の容疑の重要参考人として全国に指名手配した。
事件も落ち着いたので主人公とパートナーは気分転換に遊びに出かけたが、誘拐事件の詳細がはっきりしなかった事が気になってあまり盛り上がらず早々に引き上げる事にした。
正治と桂子はなぜ本を求めたのか?
そもそもあの本はなんだったのか?
23:夜想曲(第3話 誘拐編)
10/09/23 00:52:58 pV5StsOC0
図書館にたどり着いたのは、日がちょうど沈んだ時だった。
玄関前に立つと、主人公が鍵を取り出す前にパートナーはドアのノブに手をかける。
するとドアが開いた。
鍵をかけて出かけたはずなのに、なぜドアが開いたのだろう?
以前忍び込んだ三田村文江の事が脳裏によぎる。
ドアを開けて中に入ると、ホールは見るも無残に荒らされていた。
パートナーが談話室を覗き込むと、そこも荒らされた。
嫌な予感がした主人公は地下書庫へと飛んでいった。
その予感は的中し、書庫の中も滅茶苦茶に荒らされていた。
数時間後……
今までの苦労が水の泡となった精神的ダメージは大きく、主人公は魂が抜かれたかのように呆然としていた。
連絡を受けた田所が警察官を連れてきてくれて、現場検証と手続きをすませていった。
ようやく落ち着きを取り戻した主人公は奇妙な点に気付く。
書庫はひどく荒らされていたのに、なくなった本が1つもなかった。
しかも書庫が一番荒らされていたような気がする。
一体何が目的でこんな事を?
物好きな人間の犯行?
しかしこんな死に関わる本を盗んでまで欲しがるような人間なんているのだろうか。
本が1冊もなくなっていなかった点もおかしい。
ということは、何か特定の本を狙っていた?
まさか、あの知江の本!
という事は誘拐事件と図書館荒らしは関係がある。
しかし誘拐事件の犯人はとっくに本を手に入れてるはず。
だとすると、遺産と本の関係がわからなかったのかもしれない。
犯人は本に遺産が隠されていると思った。
だが主人公達があの本を調べても特に変わったところは見つからなかったし、おそらく犯人が調べた時もそうだったのだろう。
そして犯人は偽物をつかまされたと思い込み、本物がここに隠されているのではないかと考えて探しに来たのだ。
知江を誘拐した場所はこの付近だから、図書館の事も知っていたはずである。
という事は、図書館を荒らしたのは正治?
その時、書庫を整理していたパートナーが談話室に入ってきた。
主人公は今の考えをパートナーに話す。
それを聞いたパートナーは、本を発見できなかった正治は再び知江を狙うかもしれないと言い出した。
本物がありそうなのはここか知江の場所と考えるのが自然だし、ここになかった以上知江が持っていると思うはずである。
主人公はパートナーを知江の家に向かわせた。
パートナーを知江の家に向かわせてもう随分時間が経過した。
連絡がない事に徐々に焦りの色が見え始める。
その時、玄関から物音がした。
田所かと思って玄関に行くと、そこには範夫が立っていた。
範夫は警察に正治が図書館を荒らしたと聞かされ、ここに行くように言われたからやって来たと言う。
24:夜想曲(第3話 誘拐編)
10/09/23 01:01:36 pV5StsOC0
範夫を図書館の中に招き入れて1時間後…
相変わらずパートナーと田所から連絡がない。
範夫は図々しく図書館に居座りながら、正治の事を話したり本の価値を聞いたりしてくる。
なんだか正治の事よりも本の方が気になっているような気がする。
その時、電話が鳴り出した。
電話に出ると、田所からだった。
田所は警察におり、未だ図書館荒らしの証拠品採取に立ちあっている。
図書館の本からは犯人の指紋が一切出なかったらしい。
田所は主人公に気を付けるように言うと電話を切った。
受話器を置いた主人公は田所の言葉の意味を考えた。
指紋が出なかったという事は、犯人が身元を知られないために故意に消したという事になる。
しかしこれが正治の仕業だとしたら、すでに指名手配されている身なので今更そんな事に気を使う必要はないはず。
ということは、図書館荒らしの犯人は正治ではない?
だとしたら、他に犯人の可能性のある人物は……
主人公は突然範夫に「書庫に隠し金庫があり、田所が自分達にも知らせずそこに本物の本を隠して、偽物の本を渡したのかもしれない」と言った。
それを聞いた範夫はすぐに探してみようと言う。
主人公は金庫の鍵を取りに行くから先に行くように言った。
範夫は承諾し、談話室から出て行った。
主人公は……鍵を探さず、こっそりと範夫の後をつけた。
そして範夫が地下書庫に入ったのを見届けると主人公は確信する。
犯人は畑山範夫だ!
隠し金庫の話はデタラメである。
範夫には“地下書庫”の場所はもちろん、その存在を教えた事はない。
それなのに範夫は一切迷う事なく階段のそばにあるドアを開けた。
あそこが書庫の入り口だとわかっていた理由……つまり範夫が図書館荒らしだという事だ!
主人公は範夫を閉じ込めるべく書庫の扉に向かって走り出した。
ちょうど扉の前に立ったとき、範夫がドアから出ようとしていた。
主人公はドアに飛びついて力一杯おさえつけ、範夫を地下書庫に閉じ込める。
はめられた事を悟った範夫は、怒りのままにドアに思い切り体当たりした。
主人公は必死にドアを押さえ、開けまいとしながら犯行の動機を聞いた。
範夫の目的は畑山の遺産だった。
正治や桂子よりも取り分が少ない事に不満を持っていたところで、いきなり現れた知江に3億円も持っていかれることに腹を立てた範夫は計画を立てた。
知江を誘拐し、その罪を正治や桂子にその罪をなすりつければ遺産は全て自分のものになる。
しかしいざ仲間を使って知江を誘拐したのはいいが、知江は本を持っていなかった。
そこで予定を変更し、誘拐事件にして本を要求したのだった。
25:夜想曲(第3話 誘拐編)
10/09/23 01:04:32 pV5StsOC0
急に範夫の体当たりが止む。
あきらめたのかと思ったその時、主人公の顔のすぐ横を銃弾がかすめた。
範夫が拳銃を取り出し、中から発砲したのだ。
次々と拳銃から弾丸が放たれ、ドアが壊れていく。
そして、ドアが蹴破られ範夫が中から姿を現した。
主人公はその勢いで吹き飛ばされた。
範夫は銃口を主人公に向ける。
これまでかと思い、目を閉じると同時に銃声が響いた。
だが痛みはない。
恐る恐る目を開いてみると、目の前で範夫が手から血を流しうめき声を上げながら膝をついていた。
そして主人公の後ろには、銃を構えた鬼村が立っていた。
鬼村が主人公を助けるために範夫に発砲したようだ。
翌日……
主人公は電車に揺られながら、今までの事を思い返していた。
範夫は鬼村に逮捕され、図書館から連行されていった。
パートナーは警察と一緒に沢田書店で待ち構えていると範夫に雇われた男がやって来た。
男はその場で逮捕されたが、その口から範夫が犯人である事と、範夫が図書館に向かった事を聞かされた。
パートナーはすぐに鬼村に連絡した。
連絡を受けた鬼村が図書館に様子を見に行くと、そこで範夫が主人公に襲い掛かっているところを目撃し、慌てて拳銃を発砲したというわけだった。
その後、夜中にもかかわらずパートナーは図書館へと駆けつけてくれた。
無事だと分かった時にはあたりかまわず抱きついてきたので、主人公は少し照れてしまった。
警察の取調べで範夫は犯行を自供した。
やはり畑山の遺産を手に入れるために共犯者を使って知江を誘拐したのだ。
残念な事に正治はすでに殺されてしまったらしい。
最終的に逃げられないと判断した正治が自殺する……そんなシナリオに沿って殺された。
範夫の供述を元に警察は山奥へ死体を探しに行くらしい。
正治は気に入らない人間ではあったけど、殺されるほど悪い人でもなかった……。
何はともあれ事件は解決した。
今、主人公は最後の謎である本の事を聞くために畑山家に向かっていた。
そもそも本はずっと知江の本屋にあった。
もし本に何らかの細工があるというのなら、それができたのは知江が本を畑山家に届けた後ということになる。
畑山の死後、それを実行できたのはただ1人―執事の中尾だけだ。
26:夜想曲(第3話 誘拐編)
10/09/23 01:05:54 pV5StsOC0
畑山家に辿り着いた主人公を中尾が玄関まで出迎えてくれた。
畑山家の人間は1人もいなくなってしまったが、それでも中尾は主無きこの家を守っている。
中尾は全ての事情を話し始めた。
主人公の考えていた通り、中尾は畑山の指示で本に細工をした。
知江にその事を話さなかったのは畑山の遺言で、もしすぐに知らせれば金目当ての者達によって知江が不幸な目に遭うだろうから、書店を継ぐまでは秘密にしておくようにとの事だった。
結局、畑山の不安は的中してしまった。
そして肝心の遺産は……本の検印紙(昔の本に張られてある切手のようなもの)の裏にある切手だった。
主人公は畑山家を後にし、中尾から聞いた事を伝えるためにその足で知江の家に向かう。
せっかくあと少しまで片付いた書庫は、範夫の図書館荒らしのおかげで滅茶苦茶になってしまった。
そして田所から笑顔でやり直しを宣告された。
どうやら自分の夏はまだまだ続きそうだ……。
5巻 「隠されていた想い」 続
27:夜想曲
10/09/23 01:08:19 pV5StsOC0
一旦ここまでにします。
28:新世紀エヴァンゲリオン外伝 真夏の夜の夢
10/09/23 03:46:05 lR8lMDwV0
ミサトからキモだめしの話をふられるシンジ。
さして興味は無いのだが、あらかじめマニュアルまで作っていたミサトにやれと命令される。
―学校
乗り気でないシンジ。持っていたマニュアルに興味を示したトウジとケンスケが寄ってきて何かを問われる。
◆キモだめしの話をする
◆こいつらには話さない
どっちにしろ大差なくキモだめしに関する話をすることになる。
さらにヒカリとアスカも加わりマニュアルを読み上げることになる。
内容は、夏に、夜中、男女ペアで、ネルフ特製ゼッケンをつけておこうなうというものだった。
シンジを置いて肝試し実行に意欲を燃やしてしまうトウジ、ケンスケ、アスカ。
―ネルフ基地
リツコとミサトは被献体を実験に参加させることが成功したと確信した。
ゼッケンに仕込んだセンサーであらゆるデータを記録し、恐怖や衝撃などの外的ストレスに対する耐性を調べることで
パイロット候補生たちの適正を密かに調査することが目的であり、立案はリツコだった。
自分の計画の有用性に酔うリツコだったが、ミサトはやや気が引けていた。
彼らの青春を利用していることにやや罪悪感がある模様。といっても職務であるからには仕方がないのかもしれない。
29:新世紀エヴァンゲリオン外伝 真夏の夜の夢
10/09/23 03:49:16 lR8lMDwV0
―学校
ネルフの手回しでキモだめしの許可はあっさり下りていた。
夜中に男女ペアということに下卑た笑みが絶えないトウジとケンスケ。それをこき下ろすアスカ。
許可が下りたのはいいが、欠席者がいたのが問題である。
そのうちレイにはシンジが通知を届けることになった。
下心があるのではないかとからかうアスカ。
アスカに対する不平から始まり自分達の境遇について述懐するシンジ。
第三新東京、エヴァ、チルドレン、レイとの出会いなど。
レイのいるマンションにつくが反応がない。レイは留守のようだ。
◆通知だけ置いていこう
置いていけばレイが見てくれるだろうと思いそうする。
◆もう少し待ってみよう。
鍵は開いていた。入って声をかけてみるとレイが出てくる。
学校を休んだのは検査の為に病院に行っていたからとのこと。
用件を伝える。
とりあえずキモだめしというイベントの概略くらいは知っていたようだ。
しかし怖いという感情が理解できない彼女は得る者は無いだろうと自らの参加には否定的だ。
-◆嫌なら参加しなくてもいんんじゃない
学校の行事なのだから、無理には参加しなくてもよいだろう。
そう言うと逆にシンジはどうしたいのかを問われる。
最初はミサトに言われたから始まったイベントだ。
命令だから?確かに最初はそうだったが、
皆とのイベントをこなすことで何か得られるかもしれないとも思えるようになっていた。
協調性という言葉が近いのかもしれない。
レイはリツコから最近シンクロ率が低い為
感情の振幅を大きくして人の心を理解できるようにするよう言われていた。
参加すれば何かあるだろうか?
何が得られるかはわからないが、一歩踏み出すことには意味があるはずだ。
諭されたレイは参加を決める。
-◆みんなと一緒にやろうよ。
皆と親交が深められるというシンジに対し、その意味すら理解できないというレイ。
何故シンジが参加するのか意義を問われてしまう。
根源的な問いに流されているだけのシンジでは上手い答えがみつからず、
言い訳はミサトによる参加命令であることに及ぶ。
するとレイはミサトの命令ということで参加を決めた。
30:新世紀エヴァンゲリオン外伝 真夏の夜の夢
10/09/23 03:52:38 lR8lMDwV0
―マンション
盛り上がるアスカだったが加持が参加できないことで悲劇モードを発動する。
その後、シンジをからかおうと彼女はドイツの怪談を話そうとする。
◆そんなの聞きたくないよ
断るとそれをからかうように怪談を話し始めるアスカ。
シンジは早々に寝ることにした。代わりにミサトが聞き手になったらしいが。
◆よし、聞かせてもらおうじゃないか
ドイツ。夏の夜に全寮制の学校で長い髪の女性が現れるという噂が立ち学生が確認しに行くというものだった。
実はアスカによる適当な創作。
翌日の夜。
―学校
皆が集まっていた。レイはやりとりに関わらず結局は参加している。
くじ引きでのパートナー選考が始まる。
31:新世紀エヴァンゲリオン外伝 真夏の夜の夢
10/09/23 03:56:36 lR8lMDwV0
<<レイのルート>>
◆青いクジを引く
パートナーはレイだった。
挨拶をかわす二人。
トウジはヒカリと。やはり応酬があるが、くじだから仕方がない。
ケンスケは相手がいなかった。
男子の方が人数が多く、運悪く相方のいない番号を引いてしまったからだ。
多少の緊張を見せるシンジだが、レイは相変わらず。
玄関に入ると何かの音が聞こえる。
動揺するシンジだがレイは興味を示さない。
気になるのなら調べてはどうかと言われる。
-◆調べてみよう
見てみると、開いていたゲタ箱のトビラが風で揺れているだけだった。
幽霊の正体見たり~と言うと、幽霊だと思ったのかとツッコまれる。
-◆いや、別にいいよ。
風か何かだろうと片付けて進もうとする。
そこで走ってきたケンスケとぶつかってしまう。
ペアの相手がいないので参加できないはずだ。何をしているのか問うが教える気はないらしい。
ケンスケが話を変える。外で何人かが髪の長い女の影が校舎の中に入っていくのを見たらしい。
ケンスケはせいぜい気をつけるようにと言い捨てて走り去っていった。
校舎に入ると廊下の奥で光が動いているのが見えた。
少し驚いていると光は教室の一室に入っていった。
超常的な何かかと驚くシンジだが、レイに先に行ったペアの可能性が高いと諭される。
納得するが、そうでない可能性もゼロではないとも言われてしまう。
教室に入っていく光。気になるなら正体を確かめるかと言われる。
--◆教室に入ろう
レイの忠告に従い、明かりを消して入る。しばらくすると誰かの気配を感じる。
そこで明かりを点けると悲鳴を上げてトウジに抱きつくヒカリの姿があった。
後ろから光が追ってくるので教室に入って様子を見ようとしていたらしい。
互いの明かりを怪しんでいただけのことだった。
安堵するシンジ達だったが、ヒカリはトウジにしがみついたままだった。
びっくりしすぎて動けなくなったのだという。
トウジがヒカリを連れて行くことに。
トウジもまんざらではないのではないかと顔をほころばせるシンジ。
--◆気にせず先を急ごう
余計なことに首をつっこむこともないだろうと先に進む。
32:新世紀エヴァンゲリオン外伝 真夏の夜の夢
10/09/23 04:02:34 lR8lMDwV0
次のチェックポイントである音楽室を前にしてレイが誰もいないのにひとりでに鳴るピアノの話をする。
出発前に女子が話していたのを聞いていたらしい。
室内では淡々とチェックシートに記入をするレイ。
---◆ピアノを鳴らしてみよう
鳴らそうとするが音がしない。
レイが鍵盤の機構が壊れていることを指摘する。
そもそも壊れているピアノが鳴るはずもないと言われる。
だからこそ怖いのだろうと言うが、それが鳴るのだとしたら何か理由があるはずだと片付けられる。
---◆何もせず音楽室を出よう
ピアノをへたにいじらずに進もうとすると、ひとりでに鳴り始める。
逃げようと言うシンジだが、レイはピアノを開いて原因を突き止めようとする。
実は中に入ったある生き物が弦を鳴らしていたのだった。
それにこのピアノは鍵盤の機構が壊れていて弾くことはできない。
レイの冷静さを褒めるシンジだが、レイはただ怖いという感情が理解できないだけだと返す。
そして逆に怖いとはどんなものか?人であるために必要なことであるのか問われてしまう。
心臓がバクバクというか、胸がドキドキするというか、怖いというものを上手く伝えられないシンジ。
するとレイがシンジの手をとって自分の胸に押し当て、自分の胸がドキドキしているか聞いてくる。
レイの胸は静かだが逆にドキドキするシンジ。
そのままに色々やりとりがあるが、レイに伝えることはひとまずあきらめ先に進むことに。
次のチェックポイントは歩く人体模型の怪談がある理科室だ。
さすがに薄気味悪いと思うシンジだが、レイはチェックシートを見つけるだけだった。
チェックシートに記入しようとすると何かの衝撃音。次いで足音がする。
人体模型が歩いていたのだ。
----◆すぐに逃げる
何の脅威も感じていないレイを急かして逃げる。
----◆とどまって正体を確かめる
逃げちゃだめだを頭の中で繰り返すシンジ。
レイはあっさりとその正体を見破り何をしているのかを問う。
彼は自作の着ぐるみで皆を驚かしていたらしい。
肝だめしを盛り上げる一役を買うためでありつつ腹立ち紛れの行動でもあったそうな。
まだ後続を驚かすつもりの彼を置いて二人は戻ることにする。
ようやく終わりかと一息ついたシンジだが、レイが何かの物音を聞き取り耳をすます。
廊下の向うから高い足音が聞こえ始める。
足音はハイヒールのもの。女性だろうというレイ。やがて浮かび上がる長い髪の女の影。
33:新世紀エヴァンゲリオン外伝 真夏の夜の夢
10/09/23 04:07:01 lR8lMDwV0
◇レイノーマルエンド
逃げようと言うシンジだが、レイはその理由がわからなかった。
正体がわからなくて怖いのなら確かめればいいと女に正体を問うレイ。
髪の長い女は皆が怖がるので少し調子にのって参加してしまったらしい。
何か得たものはあるかと問われるが、シンジもレイも特に何もないと答える。
―ネルフ本部
実験結果はまずまず。とりあえずパイロット候補生たちの反応データはとれていたからだ。
リツコに言わせるとシンジの数値は変動が激しく安定度が低いとのこと。
少しはレイを見習ってほしいというミサトだが、必ずしも安定度の高さが必要なわけではないらしい。
エヴァを動かすのは人の心である為、大きく動くことによってより強い力を発揮することもあるからだ。
より人間らしく。それがレイにとっての今後の課題かもしれない。
◇レイトゥルーエンド
女の影に強張るシンジ。
レイはもしかしてこれは怖いという状況なのだろうかと問いかけられそうだと答えるシンジ。
逃げるべきなのかと問われるとそうするべきだと叫び彼女を連れて逃げ出す。
しかし逃げた先は屋上だった。
降りられそうな所がないか、非常階段くらいはないのかと調べ始めるが、
手すりをつかんだ瞬間、ボロボロになった手すりが折れてしまう。
落下するシンジだったが、レイが咄嗟にシンジの腕を掴んで助け出す。
礼を言うシンジ。
長い髪の女は追ってきてはいないらしい。とりあえず安堵する。
不思議だった。
キモだめしではあれだけドキドキしていたのに、
屋上から落ちそうになった時は全然動揺していなかった。
本当に怖い時は、怖がっているヒマなどないのかもしれない。
シンジはそう言うが、逆にレイは自分はドキドキしていると言いまたシンジの手を自分の胸に当てる。
シンジが死んでしまうのかと思ったレイは胸がドキドキし始めたとかということで
彼女の感情に関してのやり取りが色々あり、
なんやかやでシンジはただ彼女を見つめることしかできずに話は終了。
―ネルフ本部
今回の実験は大成功だったという。
レイの感情の振幅が大きくなりシンジとのシンクロ率も上がっているのだ。
レイが人間らしくなったということなのか、そう問うミサトだが、
何が人間的で何がそうでないか決めることはできないと返ってくる。
この変化が持続するのかはわからない。
ミサト達にはただその変化をみつめることしかできないのだろう。
―ミサトのマンション
登校前、アスカに急かされているシンジ。そこにレイがやってくる。
よく晴れていたから少し遠回りをしてみたらここの近くにきたので寄ってみたとのこと。
それを茶化したアスカは先に部屋を出て行く。
レイはシンジに問う。楽しいとはこういうことかと。その問いにシンジはそうだと答える。
34:新世紀エヴァンゲリオン外伝 真夏の夜の夢
10/09/23 04:11:42 lR8lMDwV0
<<アスカのルート>>
◆赤いクジを引く
パートナーはアスカだった。不平たらたらのアスカ。
まずは玄関から。実際に始まってみると二人とも気後れが見え始める。
暗いので懐中電灯を点けようとしたが、落としてしまった。
拾おうとしていた際に"何かやわらかいもの"に触れたシンジは当然それでアスカを怒らせてしまう。
そこで変な音が聞こえた。アスカに見てこいと言われる。
-◆よし調べてくるぞ
実際に行こうとすると、アスカが置いていくのかと文句を言うので一緒に行くことに。
単にゲタ箱のトビラが開いていて風で揺れていただけだった。
-◆いやだよ、先に行こう
からかうアスカを無視して進もうとする。
<レイのルートと同様にケンスケ登場>
アスカの怪談とも符合するが偶然なのか気にする二人。
<同様に教室に入っていく光を見かける>
アスカに確認してきたらどうかと言われる。
--◆教室に入ろう
<同様に明かりを消して入ったら結局トウジたちだった>
アスカのすすめでトウジがヒカリをおぶって落ち着けるところまで連れて行くことに。
アスカに礼を言うヒカリ。見送ったシンジは純粋に心配するが、アスカにボクネンジンと罵倒される。
--◆気にせず先を急ごう
アスカに少しからかわれる。
次のチェックポイントである音楽室を前にしてアスカが誰もいないのにひとりでに鳴るピアノの話をする。
中ではアスカにピアノを鳴らしてみるよう言われる。皆を驚かせたいらしい。
---◆ピアノを鳴らしてみよう
意を決して鳴らそうとするが音がしない。アスカが代わるも音はしない。
だが、そうすると何故怪談が出来たのだろうか。だからこそ怪談なのか?
深く追求するのをやめて先を進むことにする。
---◆何もせず音楽室を出よう
自分でやれと言い返すがその意思はないらしい。
音楽室を出ようとすると勝手に音が鳴り始めたので大慌てで逃げ出す二人。
35:新世紀エヴァンゲリオン外伝 真夏の夜の夢
10/09/23 04:17:33 lR8lMDwV0
次の理科室には歩く人体模型の怪談があった。
入ってみるがその人体模型は見当たらなかった。
まさか本当に歩いてどこかに行ったわけではないだろうとのやりとり。
<同様に動く人体模型がいた>
----◆すぐに逃げる
大慌てで逃げ出す二人。
さすがに本物の人体模型が勝手に歩き出すことはないだろうが、戻って確かめる気にもなれなかった。
----◆とどまって正体を確かめる
机の下に隠れる。人体模型は近づいてきたがそのまま通り過ぎてしまった。
気づくとアスカはシンジに身を寄せ母親に助けを求めていた。それをなだめるシンジ。
アスカの息遣いを感じられる距離で色々想うところ感じるところがあるという描写。
なんやかやで結局シンジとアスカは手を握ることになる。
しばらくしてやり過ごしたのを確認してアスカを呼ぶと正気に戻った彼女に罵倒される。
ようやく終わりかと二人が一息ついた頃、廊下の向うから高い足音が聞こえ始める。
足音が止まると廊下には長い髪の女のシルエットが浮かび上がる。
作り話が現実になるわけはない。ではいったい何が起きたのか。
◇アスカノーマルエンド
ストレスが爆発したアスカは大声を上げ長い髪の女に一撃を加える。
―ネルフ本部
アスカのドロップキックを受けてのびてしまった髪の長い女は調子にのって脅かそうとしていただけだったのだが、
その代償として鈍い痛みをかかえることに。
調査の結果はどうだったか。シンジもアスカも意外と精神的プレッシャーには弱いらしいことが判明する。
シンクロ率にも変化はなかったとのこと。
ミサトの定番台詞を盗るリツコとそれをツッコむミサトでED。
◇アスカトゥルーエンド
逃げ出す二人だが、逃げ出した先は屋上だった。
物陰に隠れてしばらく待ってみると、下の方からサプライズをしかけた髪の長い女が二人を呼ぶ声が聞こえる。
ひとしきり笑いあった二人。つまらない小競り合いの後、また笑い出す。
それが落ち着くとアスカは手すりに寄りかかり話し出した。こういうのもいいと。
そして色々と普段は決して口にしないような彼女の素直な心情が漏れる描写となる。
その一瞬だけは今まで見せたことのない優しい表情をしているように見えた~で終了。
翌朝からはいままでどおりの彼女だったが。
そう、いつも通りシンジを怒鳴りつける彼女の姿がそばにあった。
これも彼女の幸せのひとつなのかもしれない。
―ネルフ本部
表立って変わったところは見えないが、わずかだがシンジとアスカのシンクロ率が上がって来ているとのこと。
それを聞いたミサトはあの日の屋上のことを問い詰めようといやらしい笑みを浮かべるのだった。
36:ゲーム好き名無しさん
10/09/23 04:20:29 lR8lMDwV0
以上で 新世紀エヴァンゲリオン外伝 真夏の夜の夢 終了です。
キャラもののアプリではありますが、そう原作の雰囲気を壊してはいません。
それでいて本編ではあまり色恋沙汰を見せない2人のヒロインが見せるなんやかやのシーンがあるので
この2人が気に入っているのなら見てみる価値はあると思います。
この心の交流のシーンではレイが純粋さと大胆さを、アスカが心を開いて素直さを見せますが、
どちらも繊細に描写されています。
シンジの手を胸に当てて上目遣いっぽい目で見てくるレイの一枚絵、
アスカと抱き合うようにして寄り添う一枚絵なども珍しいです。また、作中ではいい感じで使われています。
このアプリも105円相当と安めですし、本サイトでは無料コンテンツがあったりしますので
興味が湧いたら自分で色々と確認をどうぞ。
37:ゲーム好き名無しさん
10/09/24 21:59:41 L/u72hXD0
いいからしゃぶれ
38:ゲーム好き名無しさん
10/09/24 23:16:23 5MS69LJn0
age
39:ゲーム好き名無しさん
10/09/25 00:11:10 ICfGz3d70
ちょw
40:ゲーム好き名無しさん
10/09/25 11:22:27 R/OpbEoS0
>>12って書いてあるんだから夜想曲もエヴァも前スレから使えば良いのに
41:ゲーム好き名無しさん
10/09/26 09:18:09 L8c1oxdpO
二つとも長かったし、残り容量を考慮したんだろう多分
あっちはあと8KBか…短く終われるの何かあったかなあ
42:エヴァ外伝書きました
10/09/26 20:24:18 l4uNHw5F0
>>40
ほぼ>>41氏の書いた通りで、
前スレ容量がぎりぎり
→txtの内容と合わせると500Kbを超えそう
→前スレに書き込みきれなかった場合、新スレに他の投稿の後に書き込むことになるが、
テンプレの後からならともかくレスが進んだ後から途中を投下したのではすっきりしない
→こちらも新スレに書き込んだ
という事情です。
43:ゲーム好き名無しさん
10/09/27 06:35:37 mnQLExM70
スレ違い
44:ゲーム好き名無しさん
10/09/27 11:55:20 3em8pNYJ0
↑?
>>37と同じ人間か
45:夜想曲
10/09/30 23:14:44 2cxZTuiR0
>>40
>>41さんや>>42さんと同じで前スレの残り容量を考えて新スレの方に投稿しました。
これでラスト、第3話の残りを投稿します。
46:夜想曲(第3話 真相編)
10/09/30 23:23:17 2cxZTuiR0
(一度でもエンディングを見るとこのルートに行ける。<誘拐編>の第3倉庫前にて、犯人が本を奪って車で逃走しようとしているところの選択肢で「車を止めよう!」を選ぶ)
車は激しく蛇行しながら主人公達の方へ向かって走ってきた。
主人公は思わず車の前に立ち塞がる。
車は構わず主人公の方へとスピードを上げた。
田所が主人公の腕をつかみ地面に引きずり倒すと、犯人の車は慌てて急ハンドルを切り主人公のすぐ横を走りぬけ、バランスを崩しスリップしながらコンテナに激突した。
車の中から2つの影が飛び出し暗いほうへと逃げて行く。
範夫と草薙警部がその後を追っていった。
主人公は田所に叱責され、反省した後、すぐに範夫達を追ってコンテナの方へと向かった。
犯人が逃げたところは大きなコンテナが山積みにされ、迷路を形成していた。
パートナーと田所は別の方から入る事にし、主人公はそのままコンテナ郡の中へと入っていく。
奥に進もうとすると草薙警部が姿を現した。
主人公は犯人の心当たりを聞くと、草薙警部は正治と桂子が犯人ではないかと答えた。
犯人が第三者で畑山家の遺産が狙いだとすると、知江に渡った遺産は畑山家からすればはした金なので、知江よりも正治や桂子や範夫の方を狙うはずである。
動機は断定できないが、おそらく少しでもお金を渡るのが許せなかったのではないかと草薙警部は述べた。
ともかく、今は犯人を追うことが先決として、主人公は草薙警部と行動を共にする事にした。
その時、辺りに銃声が響き渡った。
主人公と草薙警部は外側から回りこんで銃声が鳴った方へと急いだ。
銃声がしたのはコンテナが積み上げられた一角だった。
その隅の方で範夫達が立ち尽くしていた。
そして範夫達が向く方に……頭を撃ち抜かれた桂子の血まみれの死体があった!
範夫の話によると、ここに駆けつけた時、正治と桂子が言い争っており、そして正治が銃を抜いて桂子を射殺し、そのまま逃走。
いきなりの事で止める暇もなかったと言う。
そこへ和子が知江に肩を貸して歩いてきた。
草薙警部は「犯人が分かった訳だから後は警察が捜査する」と現場を着々と取り仕切っていく。
主人公はどこか気に入らなかった。
それに1つ気になる事がある。
あの林道で知江が誘拐された時、犯人は3人いた。
ここで殺された桂子、桂子を殺して逃げたという正治……1人足りない!
つまり共犯がいる!
それに、あの正治と桂子は性格は悪いけど犯罪に関しては素人にしか見えないので、プロを雇ったとしても主導権を奪われるのは目に見えている。
もしかしたら正治と桂子は利用されていただけで、主犯は別にいる可能性がある!
しかし草薙警部は、「もし自分が犯人だとしたら知江をトランクに押し込んでまで取引現場に来ない。面倒な事にならないよう殺しておく」と反論する。
互いの持論をぶつけ合う主人公と草薙警部。
その時、突然和子が口を挟んだ。
「どうしてあなたがその事を知っているの? 逃げた人をすぐに追いかけていったあなたが、どうして知江がトランクに閉じ込められていた事を知ってるんですか?」
!! まさか!!
草薙警部は大きく目を見開いて立ち尽くしていた。
47:夜想曲(第3話 真相編)
10/09/30 23:25:28 2cxZTuiR0
数日後…
あれから主人公達は警察の事情聴取という事で警察に連れて行かれ、一晩中取調べを受けた。
解放された時には、もう午後も遅くなっていた。
草薙警部はあの後、駆けつけた警官達に逮捕された。
事件の真相はまだはっきりしていない。
おぼろげながらわかっている事は、自分達が知らない共犯者がいた。
遺産はともかく、畑山が知江に本を残したのを知っていたのは畑山に近い人間だったはず。
それを知っているという事は、その中に犯行グループに情報を与えた人間がいたのかもしれない。
草薙警部はその情報を元に裏で糸を引いていたらしい。
どうりで知江の家での逆探知が失敗したり、警察に見張られた港に犯人の車が入って来たりする訳だ。
なぜ草薙警部がこんな事をしたのかは謎だ。
主人公は電車に揺られながら知江の家に向かっていた。
今日は知江と映画を見に行くのだ。
ウキウキする主人公を乗せて、電車は快調に走り続けていた…。
1巻 「意外な人」 続
48:夜想曲(第3話 対決編)
10/09/30 23:29:33 2cxZTuiR0
(5巻を見るとこのルートに行ける。林道にて、知江が覆面の3人組に連れ去られようとしているところの選択肢で「一番近くの男を何とかしようと思った」を選ぶ)
主人公は勇気を出してナイフを構えている男に飛び掛って攻撃した。
主人公の攻撃は男を捉え、男はうめき声を上げてよろめいた。
続けて攻撃しようとするが、別の男に殴られ気を失ってしまう。
(知江の家に連絡するまで<誘拐編>と展開は同じなので省略)
知江が何者かに誘拐されてしまった……。
この事を知江の家に連絡して、訪問の約束を取り付けた。
早速知江の家に向かおうとするが、パートナーと田所に怪我を理由に留守番を頼まれる。
納得がいかない主人公だが、結局パートナーと田所が出て行くのを見送るしかなかった。
2人が出かけて数時間後…
そろそろ昼になりそうな時間になったところで電話がかかってきた。
パートナー達からと思い電話に出ると、受話器の向こうから聞き覚えのない男の声がした。
男は「お前にやられた傷がうずくよう」と言い出す。
主人公はその言葉と声を聞いて思い出した。
林道で知江を誘拐した男だ!
男は興奮して声がうわずっているので、下手に刺激するのは得策ではないと判断し冷静に問いかけた。
男は林道でやられた借りを返すと言い、要求を述べてきた。
「主人公1人で知江が持ってきた本を持って2時間以内に反橋駅の公衆トイレに行け。遅れたり警察に通報したりしたら知江を殺す」
反橋駅はここから2時間以上もかかり、うまくいったとしてもギリギリの距離だ。
しかし男は主人公の言い訳を全く聞かない。
その前に本当に知江をさらった男なのかと聞くと、受話器の向こうから知江の声が聞こえてきた。
男からの電話はここで切れた。
知江をさらった犯人は想像以上に危険な男らしい。
しかし、迷っている時間はない。
主人公は犯人の言う通りにすることし、すぐに本を持って図書館を飛び出し反橋駅に向かった。
2分前になんとか反橋駅の公衆トイレに辿り着くことができた。
辺りを伺いながらトイレに入ろうとすると、清掃員の梅原寅吉に掃除中だと止められる。
その時、あたりに電話の音が鳴り響いた。
慌てて辺りを見回すと、手洗い場の下に紙袋があり、その中から電話の音が聞こえてくる。
紙袋を取ろうとする梅原を、それは自分のものだと制止して紙袋を開ける。
中には携帯電話が入っていた。
携帯電話に出ると、あの男の声がした。
男は「紙袋の中に赤い液体が入ったビンがある。それを頭からかぶれ」と要求した。
紙袋を調べると確かに男の言った液体が入ったビンがあった。
蓋を開けると、吐き気のする生臭いが漂う。
吐き気を堪えながら、主人公は液体を頭からかぶった。
主人公の体はたちまち血で染まったようになる。
続いて男は「紙袋の中に紙で包まれた固まりを取って中に入っているものを出せ」と言った。
言われるがまま紙袋にあった物体取り出し、包み紙を取り去ると……なんとそれは拳銃だった!
銃身の短い回転式のリボルバーで、にぎりの所に紐がついている。
その紐は途中でちぎられて中途半端に短くなっていた。
男は「その電話をつないだままにして、拳銃を持って第一ビルの地下駐車場に10分以内に来い」と言った。
49:夜想曲(第3話 対決編)
10/09/30 23:36:33 2cxZTuiR0
男に第一ビルの場所を聞くが、男は答えず残り時間をカウントし始める。
その時、赤い液体で血まみれのようになり拳銃を持っている主人公を見て梅原が悲鳴を上げる。
梅原に第一ビルの場所を聞くと、梅原は怯えながら場所を教える。
駅前を東の方に15分くらい歩いたとこにあるらしい。
15分! 今すぐ出発しないと間に合わない!!
主人公は街中を必死に走った。
主人公の姿を見た道行く人々が悲鳴を上げて逃げ回る。
このままでは警察に通報されてしまう。
もし捕まってしまえば一貫の終わりだ。
主人公は必死に走り続けた。
何とか2分前に第一ビルの地下駐車場に辿り着くことができた。
男は次に「南部川警察署に10分以内に行け」と言う。
こんな格好で警察署なんかに行ったら即逮捕だ。
しかし男は全く聞く耳持たない。
すぐに出発しようとするが、警察署の場所を知らなかった。
その時、グッドタイミングで買い物帰りの女性・中川美奈子が歩いてきた。
美奈子に警察署の場所を聞こうとすると、主人公の姿を見た美奈子は悲鳴を上げる。
怯える美奈子から何とか警察署の場所を聞き出し、主人公は慌ててその場から駆け出した。
再び街中を通り抜け、警察署へと向かう。
道行く人々が主人公の姿を見て騒ぎ始める。
主人公は人々を押しのけて警察署へと向かった。
そして10秒前に警察署にたどり着いた。
だが次の瞬間、主人公は警官達に囲まれてしまう。
警官達は、主人公を警官殺しの犯人と決め付け投降を促してきた。
警官殺し? 一体どういうことなのだろうか!?
警官達の後ろにパートナーと田所がおり、主人公を説得する。
ニュースを見て飛んできたらしい。
事情を説明しようとする主人公だが、男が携帯電話から「事情を話すと知江を殺す」と脅してきた。
続いて男は「その拳銃には1発だけ弾が入っている。そいつで10秒以内にその場にいる誰かを撃て」と言った。
無茶な指示だが、男は構わず残り時間をカウントする。
残り5秒!
しかしやはり人を撃つことはできない。
からかいながら残り時間をカウントする男の声がする。
追いつめられた主人公は、いきなりある事をひらめいた。
そして拳銃を構えて……自分の左手を撃ち抜いた!
激痛に襲われ左手が見る見るうちに血で染まっていく。
警官達は主人公の突然の行動に呆気に取られていた。
撃つには撃ったが男は不服そうだった。
主人公は「もう十分復讐したんだし、後は本を渡して終わりにしよう」と説得した。
男はそれに承諾し、「近くのハナマル公園まで本を持って来い。警官を1人でも連れてきたらアウトだ」と言った。
ハナマル公園はすぐ近くだ。
その前に包囲している警官達を振り切る必要がある。
主人公は自分に銃を突きつけ、「近づいたら自殺する」と脅した。
オロオロする警官達からゆっくりと遠ざかり、一気に走り出した。
警官達が後を追い始める。
50:夜想曲(第3話 対決編)
10/09/30 23:42:47 2cxZTuiR0
とりあえず警官達を振り切ってハナマル公園にたどり着いた。
男は最後の指令として「本を下水溝に落とせ」と言った。
足元には金網で覆われた一角があり、そこから地下の下水溝へと通じているようだ。
だがそこへパトカーのサイレンの音が飛び込んできて、程なく再び警官達に包囲されてしまう。
主人公は男の要求を拒み、本を落とさなかった。
男の急かす声が響くが、それでも本を落とさなかった。
その前に知江の声を聞く事が先決だ。
しかし男はしきりに本を要求する。
知江の声を聞かせる方が脅迫としては有効のはずなのに、なぜ声を聞かせられないのか?
すると男は痺れを切らし、「今から知江を殺す」と言い残して携帯電話を切った。
主人公は焦りながら知江がいる場所を必死で考えた。
その時、男はこれまで何度も知江を殺すと脅していた事を思い出した。
つまり男は知江と一緒におり、知江は男のいた下水溝にいる可能性が高い。
そうしている間にも警官達がじりじりと主人公に迫ってくる。
主人公は携帯電話を使って助けを求める事にした。
どこにかければいいのか?
辺りを見渡すと、公園管理事務所の電話番号が書かれている看板が見えた。
主人公は公園管理事務所に電話をかけ、下水溝に人が落ちたと偽って助けを求めた。
すると地下にある下水溝を管理する機械室で火災が発生したという警報が鳴っていると言う。
知江がそこにいる事を確信した主人公は携帯電話を切った。
知江のいる場所は分かったが、そこに行くには警官達を振り切る必要がある。
主人公はいきなり叫び、警官達がひるんだ隙に一気に建物の中に飛び込んだ。
建物の中は真っ暗だった。
内鍵をかけ、しばらく追ってこれないようにしてから奥へと足を進める。
その時、火災報知器の警報音が聞こえてきた。
警報音が鳴る方に行くと、機械室への扉を発見する。
だが、扉の前に張られてある『危険! 火災時に二酸化炭素消火装置が作動します。中に入らない事』の注意書きが目に入り、身の毛がよだつのを感じた。
急いで救出しないと二酸化炭素中毒で知江が死んでしまう!
扉に駆け寄ろうとしたその時、1人の男が主人公の前に立ち塞がった。
主人公が林道で殴った男・鮫島元次だ!
鮫島は主人公の復讐するべく襲い掛かってきた。
成す術なく主人公は鮫島の攻撃を受ける。
ここで諦めたら知江が死んでしまう。
その一心で、主人公は武器になるものを必死で探すも、それらしきものは見つからない。
そんな必死な様子の主人公を鮫島は余裕の態度で見下ろしている。
主人子は一か八かの捨て身の体当たりを仕掛けるが、あっさりとかわされ足払いをかけられる。
足と取られて倒れる寸前に、咄嗟に体を支えようと腕を突き出した。
そして転ぶまいとして突き出した手が、鮫島の目に突き刺さった。
鮫島は悲鳴をあげ、目を押さえて転がり回り、やがてショックで気を失った。
主人公はふらつく足で機械室の扉を開けた。
51:夜想曲(第3話 対決編)
10/09/30 23:45:15 2cxZTuiR0
4日後……
病院を退院した主人公は図書館に戻る事ができた。
あの後、警察からたっぷりとしぼられるはめになった。
警察に連絡せず走り回っていたから当然の事だ。
無事釈放されたのは田所の計らいがあったからだ。
鮫島は警察に逮捕され、知江は無事救出する事ができた。
機械室に入った時、かなり危険な状態で発見されたが、今は順調に回復しているという。
主人公はパートナーと田所と一連の事件を話し合う。
鮫島は知江の誘拐が本来の目的だったが、林道で主人公にやられた事に腹を立て、復讐心であんな事をしたのだ。
鮫島以外の残りの2人ははっきりとは不明だが、未確認の情報によると畑山家につながった警官がそのうちの1人ではないかと言われており、その警官は仲間割れの末に殺されたという。
南部警察官で聞いた警官殺しとはこれの事だった。
何はともあれ鮫島が逮捕された事で事件の真相は徐々に明らかになっていくだろう。
そうなれば知江が狙われる事もなくなる。
いつの間にか、日がかなり傾いている。
夏の終わりは少しずつ近づいていた……。
13巻 「安堵」 続
52:夜想曲(第3話 余談)
10/09/30 23:48:41 2cxZTuiR0
<野々宮図書館の噂>
奥音里の中華料理店『満腹軒』の店長・珍満足から聞ける。
内容は
・終戦から4、5年ほど経った頃、野々宮図書館で火事があった。
・満足の父・満腹は火事のあった日、怪しげな男を駅で見かけた。
・その男は1冊の古ぼけた本を大事そうに抱えて、図書館のある山の方に歩いていった。
・その男がどうなったのかはわからない。
なお珍満腹は外伝や『月の光』にも登場する。
<原作>
原作の第5話(最終話)に当たる話。
その後、ストーリーは<完結編><外伝>へと続きます。
あと<質問編><あとがき><○○○編>もありますが、どれもストーリーとは関係ないので割愛します。
53:夜想曲
10/09/30 23:49:50 2cxZTuiR0
これで『夜想曲』の補完を終わります。
長々と付き合っていただき、ありがとうございました。
54:ゲーム好き名無しさん
10/10/01 09:14:13 ANpv9Wnq0
何かwikiが見れなくなってる…自分だけ?
昨日までは普通に見れたんだけど
55:新世紀エヴァンゲリオン外伝 真夏の夜の夢
10/10/01 12:33:26 SXIgbYYu0
>>54
今も見れますが。一時的なものでは?
トップページにある
>■ 只今管理作業を引き継いでくれる方を募集しております、メールどうぞ。
もしWikiを閉めることがあるならその前にデータバックアップを公開してほしいですやね。
そうすれば各々自由に後継サイトを作るかもしれないし。
56:エヴァ外伝書きました
10/10/01 12:35:58 SXIgbYYu0
携帯アプリの 新世紀エヴァンゲリオン外伝2 ~人形達の宴~ を予約します
57:[PSP]ゴッドイーター
10/10/03 23:52:35 pWn/coj10
<<世界観>>
地球上に突如ミミズほどの大きさの単細胞生物が発見された
それが一ヵ月後には化け物の形になるまでに急速に進化し、コンクリートも鉄骨も
撃退用に人間が用意したミサイルや戦車までも食い尽くした
そして同時に人間もその歯牙にかけ、日に10万人の命が消えるようになり人口も激減。都市も壊滅した。
通常の兵器がきかないこの化け物は「荒神(アラガミ)」とよばれるようになり
フェンリル製薬を主とした研究所の研究結果、アラガミとは「オラクル細胞」とよばれる特殊な単細胞が集合したもので
・捕食したモノの特色を取り込むこと
・オラクル細胞に対抗するにはオラクル細胞しか通用しないこと
・細胞ごとに捕食しづらい物質が存在するという性質を持っていること
が判明
オラクル細胞を武器に実装し、かつ武器自身に食べられないように
操作する人間に「偏食因子」を人に埋め込めればアラガミに対抗できることが明確となった。
しかし偏食因子の人間への転写は難しく、マウスを使った実験で「母体に投与すれば、胎内の子供に転写が成功する」程度の安全性しか得られていない。
研究者のヨハネスとアイーシャは、人口減少と未来を憂い、アイーシャ胎内にいる自分たちの子供への投与へと踏み切った。
結果、「生まれながらにして偏食因子を持つ人間」が生まれたがアイーシャ自身がオラクル暴走に耐えられずアラガミ化してしまう
そしてヨハネスと実子以外の人間を暴食したことによりこの計画自体も凍結された。
その頃、同じ研究者でありヨハネスとアイーシャの投与実験時に反対して独自研究を進めたペイラー榊が
アイーシャの子供に埋め込んだものよりはるかに低リスクの偏食因子を発見
その偏食因子とオラクル細胞の研究をもって「神機」という生体武器の開発に成功。
フェンリル製薬は、滅亡した国連にかわり「フェンリル」という名の組織に改め各地を統轄
偏食因子に適合し、神機を操ることの出来る人間「ゴッドイーター」の登用を開始した
58:[PSP]ゴッドイーター
10/10/03 23:54:16 pWn/coj10
<<ゲーム本編>>
2071年。
可変機能を実装した新型神機を操れることが判明(=適合)した主人公はフェンリル極東支部・第一部隊へと配属される。
極東支部では、海上にアラガミ防護壁を施した一般人収容ドーム「エイジス」を建設しており注目されている支部。
支部長はかつてアラガミ研究をしていたヨハネスで、主人公に期待していると声をかけられる。
・第一部隊隊長で気さくで酒好きな雨宮リンドウ
・衛生兵の冷静で頼れるお姉さん橘サクヤ
・同時期配属で家族思いのムードメーカー藤木コウタ
・ゴッドイーターの中でも一段と身体能力が高いが、それゆえ自分を「化物」と言うソーマ
彼らと数々のミッションをこなしていくも
「デート」と称して単独でリンドウがどこかへと出かける度にサクヤとソーマに不穏な空気が流れたりもした。
そしてロシア支部から主人公と同じ新型神機使いで、高飛車な物言いのアリサ・アミエーラが配属され
リンドウが彼女の指導係に。
精神科医による定期的なメンタルケアが組まれるほどにメンタル面が不安定な彼女
主人公は同じ新型だから支えになってほしいとリンドウから頼まれ、
アリサやリンドウを交えたミッションもいくつかこなしていくことに。
アリサとリンドウが別の任務に出かけている際、主人公達に大型アラガミの討伐依頼が入る。
それを倒すものの、何故か同じミッションエリアで別任務のはずのアリサとリンドウに遭遇。
「同じエリアに同時にミッションが入るなんてありえない」と疑問を浮かべるサクヤ。
リンドウは主人公達に支援を頼むと自分とアリサのミッション進行のため建物の中に。
そこに現れたのはプリティヴィ・マータという大型アラガミ。
応戦するリンドウに対し、大型アラガミでフラッシュバックを引き起こしたアリサは動けない
専属の精神科医に言われたとおりに「つよくなれる呪文」を唱えて武器を構えるも、脳裏には憎いアラガミではなく何故かリンドウの顔が浮かぶ
錯乱したアリサの狙撃で天井崩落。瓦礫によってリンドウのみがプリティヴィ・マータのいる建物内に閉じ込められてしまう
異変に気付いた主人公達が集結し、リンドウを助けようとするも
「隊長命令だ!アリサをつれて逃げろ!」と一喝され、閉じ込められたリンドウとプリティヴィ・マータを置いて退避することに
(体験版に収録されているのはここまで)
59:[PSP]ゴッドイーター
10/10/03 23:56:34 pWn/coj10
<<本編2>>
リンドウ(とその神機)捜索班が出動するも生存率は絶望的。信じて待つコウタとふさぎこむサクヤ
一方以前から「死神」と渾名のあったソーマは陰口を叩かれ、アリサは病室で精神科医オオグルマによる治療を受け眠り続ける日々
主人公は「アリサを支えてやれ」という言葉を思い出し、積極的にアリサに会おうとするも
オオグルマから「今はちょっと」「眠っている」等と遠まわしに会うなと言われる
それでも病室に出向き眠るアリサの手をとった瞬間、新型同士の感応でアリサの過去と、先日の事件でのアリサの胸中を見てしまう
ふさぎこむと同時にあの事件に裏があると勘繰るサクヤにそれをつたえ、サクヤと共にアリサに話を聞きに行くと
アラガミが幼い彼女の目の前で両親を食らい尽くした過去を聞かされ
アラガミを撃とうとしたのに、頭の中で何故かアラガミの顔がリンドウにすり替わってしまった。自分でもどうしてなのかわからない。と彼女は泣きくずれた
その後アリサは無事現場に復帰し、素直になった彼女と絆を深めていく中
・リンドウ捜索が打ち切られること
・主人公がリンドウの代わりに第一部隊隊長になる予定があること
を告げられ、サクヤの疑問が積み重なっていく
主人公が隊長に就任したらパーティでもしようぜ!とムードメーカー全開のコウタに対し「お前らで勝手にやってろ」と協調性皆無のソーマ
隊長就任決定後、支部長ヨハネスから呼び出され挨拶に出向く
そのときすれちがった技術顧問のペイラー(かつてヨハネスと研究していた彼です)が、
「君は好奇心は旺盛なほうかな?」とデータディスクを意図的に落としていく
それをやっぱり拾った主人公はディスクを再生。
その中には、アイーシャが存命していたころの映像
そして見慣れた支部長ルックのヨハネスがペイラーにあてたであろうビデオレターが入っていた。
その中で、自身を化物と形容するソーマがヨハネスとアイーシャの実子=生まれながらにして偏食因子を持つ人間 であることが明らかに
一方、疑問が積み重なっていくサクヤは自室でふさぎこんでいた。
酒でも飲んで気を紛らわそうと冷蔵庫から配給品のビールを取り出すと、一枚のデータディスクが転がり落ちる
普段からサクヤの配給ビール目当てで部屋に通っていたリンドウを思い出し、彼が残したものだと悟りデータを開くもロックがかかっている
ロックを開くにはリンドウの右腕の腕輪が必要
同じエリアで鉢合わせたこと・早すぎる捜索打ち切り等以前からの疑問を払拭するため、サクヤは独自でリンドウの探索と謎の解明を開始する
一方のペイラーも動くことを決意したのか、嘘をついてヨハネスを欧州に飛ばすことに成功。
互いに捕食しあいどんどん強くなるアラガミを討伐していく日々
ある任務を終えて事後処理に動こうとした時、ソーマにつれられてペイラーがひょっこりと現場に姿を現した
とりあえず事後処理(※アラガミの死体の捕食)をやめて隠れて!といわれて隠れて待機していると、
ひとりの少女が現れ「おなかすいたよ」といいながらアラガミの死体を食おうとしている
そこに飛び出して少女も捕獲。
極東支部に連れ帰ると、ペイラーから「その女の子はアラガミだよ」とあっさり言われる
アラガミは食べたものの特色をとりこんで姿かたちを変える。
進化の過程で人間に似たモノの姿となってしまったとのこと。脳のように作動する部分もちゃんとある。
しかも彼女の食欲は人間には向けられていないので、匿っても彼女に捕食されることはないという
「彼女を研究したい!」という名目で匿うことが決定し、主人公達はしばらく彼女の話し相手としてミッションの合間に彼女の部屋に通うことに。
60:[PSP]ゴッドイーター
10/10/03 23:59:22 pWn/coj10
<<本編3>>
彼女の飲み込みは早く、動作や喋り方自体はまだ幼いながらもどんどん人間のようになっていく
ペイラーは彼女に名前を付けたいと提案。主人公達が集まるもいい案は出ず悩んでいたら
彼女が自ら「シオ!」と言葉を発す
サクヤが優しく「それ、貴方の名前?」ときくと、得意げに肯定するので名前はシオで決定。
シオの食糧が枯渇しているとペイラーに呼び出された主人公は、彼女をコッソリとミッションにつれていって、死にたてホヤホヤのごはんを食べさせることに。
シオは無事ごはんにありつけるものの、「ソーマもたべよう!ソーマのなかのアラガミもたべたいっていってるよ!」と地雷を踏んでしまう。
喧嘩別れしてしまったが、後にシオが衣服を着るのを嫌がって壁をぶちやぶって逃走した際ソーマも探索にあたり、会話するうちに仲直り。
その後もシオをはさんで他メンバーとの間も縮まり交流するようになっていく。
一方騙されたことを悟ったのかヨハネスの帰還と、リンドウの腕輪信号をキャッチしたことが主人公達に告げられる
ヨハネスにはシオのことは内緒だよ、とペイラーに念を押される
帰還したヨハネスに呼び出されたとおもったら、第一部隊とは別に特別任務を引き受けてほしいという話をされる。
かつてリンドウが「デート」と称して行動していたのと同じ任務。
それは「特異点」とよばれる特殊なアラガミの核の探索だった
食べた物の特性を覚えていくアラガミもどんどん強くなっていき、一般居住区が襲われるという事態も頻繁に起きるようになる。
母と妹を一般居住区に残しているコウタは気が気ではなく「母さんと妹を守るためならなんだってしてやる」と意を決する。
そして、リンドウの腕輪から発せられる信号を極東支部が受信。
冷静にな、と教官から釘をさされながら因縁のアラガミと戦うことになる。
そしてそのアラガミの体内からリンドウの腕輪と神機を発見。
生存は絶望的とみなされ、これによりリンドウはKIA認定。その神機も倉庫にて次の適合者を待つことになった。
リンドウの腕輪の発見によりサクヤの持っていたデータディスクのロック解除に成功。
ヨハネスの進める「エイジス計画」の裏で何かが動いていること・なんらかのリスト・リンドウが「裏で動く何か」を本部からの命令で探っていることが明らかとなった。
自分がリンドウの事件の引き金となった責任を感じるアリサは、これを追おうとサクヤに提案するも、サクヤは忘れましょうとケロッとしてみせる
その頃シオにも異変が生じはじめた。
身体に紋様を浮かび上がらせ、エイジス島を見るなり「オイシソウ」と言い出したり苦しんだり
精神的に安定しなくなるように。
ソーマは、シオこそがヨハネスの探す特異点だと確信。主人公にもそれを伝える。
61:[PSP]ゴッドイーター
10/10/04 00:01:36 pWn/coj10
<<本編4>>
「シオを頼むわね」と言い残してサクヤが失踪。単身エイジス島に乗り込むもののアリサもついてきてしまう。
二人がエイジス島内で見たのは居住区ではなく超ド級のアラガミ。
そこに現れたヨハネスが、エイジス計画の裏でひそかに進めていた「アーク計画」について説明を始める
アラガミ同士が食い合い、最終的に超ド級のアラガミが出来上がった時
なんでも食うアラガミはきっと地球まで食ってしまう!という
「終末捕食」という説がこの世界には蔓延っていたのだが
ヨハネスは逆にソレを利用し、アラガミによってボロボロにされた地球環境を一旦リセットしようと考えたのだ
そのために、巨大なアラガミ「ノヴァ」を「終末捕食の引き金」にするためエイジス島で育成。
強制的に終末捕食を発動させ、ゴッドイーターや技術者等選ばれた人間のみを一旦宇宙に避難させ地球がリセットされるのを待つ。
それが「アーク計画」だった
そのために邪魔だったリンドウを、オオグルマによりマインドコントロール済のアリサで暗殺したとサクヤに告げる
だがノヴァには、起動するために必要な特異点が足りないのだ。
追い詰められつつもサクヤとアリサはエイジス島を脱出。
極東支部からは追われる身となった彼女達は主人公達に連絡をいれ、リンドウの死の真実・「アーク計画」を話す。
リンドウのデータディスクの中にあったリストは、アーク計画の「搭乗者リスト」だと。
その中にはコウタと、彼の守りたい家族の名前もあった。
ソーマは一貫して「親父をぶちのめす」という姿勢。
サクヤとアリサも同様、大多数の民間人を見捨てるこの計画を阻止すると意思表明。
しかしコウタのみは、家族がこれでもう安全に暮らせるのなら、と主人公達のもとを去ってしまう。
コウタも去り、サクヤとアリサは追われる身
極東支部の他の隊員たちにもアーク計画の話が公表されたのか、疑心暗鬼におちいりギスギスした極東支部の中
主人公とソーマと一部隊員のみがアラガミ討伐を続ける毎日に
だがシオの居所がついにヨハネスにばれ、シオが誘拐されてしまう。
一方のコウタも家族の下に帰ったものの母と妹から諭され、安全な居場所をほしがるのではなく自分自身が安全な居場所を作るために動くことを決意。
シオが誘拐されたと連絡を受けたこともあり、母と妹に笑顔で別れを告げ主人公達の元へと帰ってくる。
コウタが主人公達のところに戻ってきたころ、アリサとサクヤも合流。
コウタが以前こっそりと見つけていた裏道から無事エイジス島へ潜入でき、ノヴァを従えたヨハネスと対峙する
だが既にシオはノヴァへと取り込まれており、彼女の抜け殻だけが地面へと放り投げられた。
ヨハネス自身も、アイーシャによく似た姿をしたアラガミに自ら取り込まれラスボスとして主人公達に立ちふさがる。
勝利するも、すでに終末捕食は開始されており、地球はノヴァの伸ばす触手に覆われ始めていた。成すすべなく立ち尽くす主人公達。
そこにノヴァにとりこまれたはずのシオの声が。
シオは地球上に触手を伸ばし捕食しかけているノヴァを強制的に引き剥がし、地球から遠ざけるために月に向かうと主人公達に告げる。
そのためには彼女の抜け殻にとどめをささなければならない。それをソーマに頼むと、ソーマも涙声ながらも引き受け
シオは「ありがとう みんな」と声を残し、月へと旅立っていった。
こうして地球は助かったものの、アラガミの脅威は残ったまま。
ヨハネスは「エイジス島建設中に不慮の事故死」と処理され、アーク計画で既に飛び立った人たちも戻ってきた。
人類が滅ぶことを恐れ、一部の人間だけでも避難させ、地球をリセットすることを選んだヨハネス
同じように人類が滅ぶことを恐れたものの、シオのようにアラガミと自分達は共存できるという希望を見出しシオを匿ったペイラー
どちらが正しいかはわからないまま、主人公達はまた今日もアラガミの討伐へと出向く
<<終>>
62:ゲーム好き名無しさん
10/10/04 00:04:41 WOjJxw820
これでGOD EATERおわりです
10月末に発売するGOD EATER BURSTは、このエンディングから数ヶ月後の話となります
うまく伝わればいいですが・・・。乱文失礼しました
63:ゲーム好き名無しさん
10/10/04 00:52:06 Go9vYN+CP
>>62
乙
確かバーストが三ヶ月後で今連載中のWEBコミックが半年後の話なんだっけか
64:ゲーム好き名無しさん
10/10/06 21:58:52 o7tFcCfo0
>>62
乙
今さらだけど、サイコドリームの人乙
ゲームに使われてた曲がドラマのガリレオで使われてて、懐かしかった
65:ゲーム好き名無しさん
10/10/06 23:08:21 w0I0PyuB0
ちょw
66:ゲーム好き名無しさん
10/10/07 16:57:46 pdJTB0M+0
グローランサーIV ~Wayfarer of the time~
このゲームに追記してもいいですか?
クレヴァニ―ルがいなくなった後のレムスのセリフ
フレーネが何かを忘れていると言った後
クレヴァニ―ルのことを兄のように慕っていたにもかかわらず言ったセリフがこれです。
「どうでもいいことだったので忘れたんですよ^^」
これは衝撃的だったので追記して下さい。
67:ゲーム好き名無しさん
10/10/07 17:04:57 yZA2P4I20
CALLING ~黒き着信~のストーリーが知りたいです!
どなたかよろしくおねがいします
68:ゲーム好き名無しさん
10/10/07 19:28:49 XsBv3k4hP
>>67
依頼するなら、ちゃんと1読もうね。
ハード名をちゃんと書かないとダメだよ?
69:ゲーム好き名無しさん
10/10/07 19:42:02 yZA2P4I20
>>68
見てから投稿していたつもりだったんだが
書き込む時に忘れてしまっていて申し訳ない;;
Wiiのソフト
CALLING ~黒き着信~
お願いします><
70:ゲーム好き名無しさん
10/10/09 03:08:38 GaqiPEnY0
ちょw
71:ゲーム好き名無しさん
10/10/09 12:01:13 aohLyQth0
前スレの>445、このスレの>>70までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
1ヶ月以上経ったので「世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者」を
●執筆予告がある物 の欄から消しました。
72:HALO:REACH ◆l1l6Ur354A
10/10/11 11:13:16 yUdE/bM80
XBOXの超有名看板タイトルである、XBOX360の新作FPS HALO:REACHのストーリーのリクエストをしてもよろしいでしょうか
シリーズ最終作にしてHALO1の約1ヶ月前~1のOP直前までのストーリーが気になります
73:ゲーム好き名無しさん
10/10/11 12:57:08 WirfJiZZ0
名前欄にタイトル書くのは書き手だぞ。
74:ゲーム好き名無しさん
10/10/12 15:03:37 41570FdM0
ではヘイローリーチ、予約しようかな。ちょうどやっているし
トリップを付けるのは俺だよな
75:ゲーム好き名無しさん
10/10/12 16:44:37 Lbhyuevo0
>>74
なんかすまん、リクのやりかたミスってしまって。wikiのhalo1や3の説明が壮大すぎて感動した
76:ゲーム好き名無しさん
10/10/12 18:57:35 m/aJ7F6g0
超有名看板タイトルなの?
聞いたことないが・・・
77:ゲーム好き名無しさん
10/10/12 20:00:48 2wEyM17o0
>>75
Wikipediaのだろうか。あれ書きすぎだよなぁ。面白いけど
このスレのだったら謝るのは俺の方だ。俺が書いたのはHALO2だけだから
>>76
アメリカだと大体「任天堂のスーパーマリオ」ぐらいの知名度は有るらしいぞ
まあここは日本だしな
78:ゲーム好き名無しさん
10/10/12 20:02:08 B4gFNef20
そりゃ日本人が毛嫌いするFPSのゲームだから日本だけ有名ではないからな
79:ゲーム好き名無しさん
10/10/12 20:06:10 B4gFNef20
『Halo: Reach』の全世界での初週販売本数は404万9971本だそうです。
内訳は北米が305万6170本、ヨーロッパが95万2085本、日本が4万1716本です。
ちょっと今見てきたが、明確だなwスレチなのでここまでにしよう
ヘイローか。そういえばwarsのストーリーの方もないんだったか? FPSでなくリアルタイム戦略ゲームだからあまり買ってなさそうだなw
80:ゲーム好き名無しさん
10/10/12 20:34:42 2wEyM17o0
HALO3:ODSTも無いな
まあ買った人は聞かないし、買わなかった人は興味持たない分野だしな
81:ゲーム好き名無しさん
10/10/12 20:36:05 E77/CtSj0
ちょw
82:ゲーム好き名無しさん
10/10/12 21:20:20 m/aJ7F6g0
しばらく前から文脈も何も関係なしに「ちょw」とだけ書き込む奴がいるみたいだな
なんか気色悪っ
83:ゲーム好き名無しさん
10/10/12 21:53:06 7SCgd9FY0
PSP
ラストランカー
をお願いします
84:ゲーム好き名無しさん
10/10/13 00:04:30 zpZpJxRvP
>82
botだべどう考えても
85:ゲーム好き名無しさん
10/10/13 01:11:40 cXv5z+630
ちょw
86:ゲーム好き名無しさん
10/10/13 15:18:52 CZdeeI7p0
ちょw
87:ゲーム好き名無しさん
10/10/13 21:18:13 NvbzADwF0
>>76
いくらなんでもゲーム系の板に書き込むほどのゲーム好きなのに
HALO知らないのは疎すぎだろう
そんなにゲーマーじゃない俺ですら昔HALOのCMをテレビで見たぜ
そんなにたくさん続編が出てたのは知らなかったけどな
2作目くらいで終わってるのかと勝手に思ってた
88:ゲーム好き名無しさん
10/10/14 00:26:10 TtTUdv3L0
ゲーム系板に数年来いるが、そんなタイトルのゲームはエロゲしか聞いたことがないな。
89:ゲーム好き名無しさん
10/10/15 00:01:05 Grs9EjGw0
気づいてないかもしれないが、此処、ゲームタイトルを知っているかどうか話し合うところじゃないんで
90:ゲーム好き名無しさん
10/10/15 12:02:59 cjbjD7yo0
ちょw
91:ゲーム好き名無しさん
10/10/15 16:42:50 T/pgSNOc0
ゲーム系板黎明期からいるが、そんなHaloなんてゲームは見たことも聞いたことない。
92:ゲーム好き名無しさん
10/10/15 16:59:51 JlNmSWIN0
PS2のペルソナ3・ペルソナ3フェスの、各コミュニティの内容を教えてください!
93:ペルソナ3 コミュ詳細
10/10/16 20:40:26 G9+3//Y90
0 愚者 特別課外活動部
(ゲーム本編と連動)
I 魔術師 クラスメイト 友近健二
年上が好きだと公言してはばからない健二。
健二は主人公に、叶エミリという女教師が好きだと打ち明けられる。
健二はついにエミリに告白、付き合うことになったが、
実はエミリには婚約者がいたことが発覚。健二とは遊びだったらしい…。
いつかエミリのような女性につり合うような男になると誓う健二だった。
II 女教皇 山岸風花
風花から差し出された弁当は食すのにとても勇気が要るモノだった。
意を決してそれを口に入れた主人公。見た目に違わぬすさまじい味だった。
それから風花は料理修行をすることに。それを主人公は手伝った。
ついに風花は普通の味のおにぎりを作ることに成功。主人公は風花を褒めた。
そして風花は主人公に好きだと告白、恋人同士に。
III 女帝 桐条美鶴
美鶴は図書室で主人公に身の上話をする。
今、桐条グループは後継者問題で揉めているという。
美鶴の父が死んだので、一人娘の美鶴が跡を継がなくてはならないらしい。
実は美鶴には、二周りも年上の婚約者がいて、学園を卒業したらそいつと結婚するのだという。
ある日の放課後、楽しくデートしている美鶴と主人公の前に、その婚約者の男が現れる。
美鶴の意思もお構いなしに、美鶴を強引に連れて行こうとする男。
美鶴はそれを拒絶し、自分は主人公と一緒にいたいと言った。
婚約は破談になり、主人公と美鶴は恋人同士になった。
IV 皇帝 生徒会 小田桐秀利
美鶴に頼まれて生徒会の手伝いをすることになった主人公は小田桐に出会う。
生徒会副会長にして風紀委員の小田桐は、次期生徒会長の座を狙っていた。
権力志向の小田桐は、校内で喫煙した犯人を見つけるべく奔走する。
強引なやり方で犯人を挙げようとする小田桐は生徒たちに嫌われていった。
だが主人公と話し合ううちに、自分のやり方が間違っていると気付いた小田桐は、
態度を軟化させ、だんだんと生徒たちに好かれるようになっていった。
V 法王 古本屋の老夫婦 文吉爺さん・光子婆さん
古本屋の老夫婦と仲良くなった主人公。
2人には学園で教師を務めていた息子がいたが、死んでしまったとのこと。
そして、学園の中庭に植わっている柿の木には、息子の思い出が詰まっているらしい。
ある日、新校舎を建てるため、柿の木を切り倒すという話が持ち上がる。
老夫婦は悩んだ末、柿の木を切って欲しいとの手紙を学園に送った。
新校舎が出来れば、新しい思い出が生まれるだろう。それなら、柿の木を切ってもよい、と。
柿の木がなくなっても、息子の思い出は消えはしないのだ。
94:ペルソナ3 コミュ詳細
10/10/16 20:41:15 G9+3//Y90
VI 恋人 岳羽ゆかり
幼い頃に父親を亡くしたゆかり。
ゆかりの母親は、父親の死後、男をとっかえひっかえしていた。
そんな男に依存した母親の生き方にゆかりは否定的。ゆかりと母親の間には深い溝が出来ていた。
主人公とのデートのとき、ゆかりは自分は男に頼らずに生きていくと突っ張った態度を取る。
だが主人公と付き合ううちに、ゆかりの心境は変化していく。
主人公と恋人同士になった後、ゆかりは母親と和解した。
VII 戦車 運動部 宮本一志
運動部(陸上or水泳or剣道)に入部した主人公は、宮本にライバルとして認められるようになる。
ある日、主人公は、宮本が膝を壊していることを知るが、
宮本から皆に言わないようにと口止めされる。
宮本は、病弱の甥を元気付けるため、無理をして練習するのだった。
だがついに限界が来た。甥の励ましもあり、宮本は膝を治すためリハビリに通うことになった。
VIII 剛毅 女子マネージャー 西脇結子
運動部で活動するうちに、結子と仲良くなった主人公。
ある日、下校途中で結子の知り合いの子供たちに出会う。
子供たちは、今度徒競走で勝負するので、コーチになってほしいと結子に依頼する。
コーチを引き受けた結子は、子供たちを特訓し、勝利に導いた。
将来はトレーナーなるという夢を持った結子だった。
IX 隠者 インターネット Y子
順平がくれたネットゲームのソフトを、休日に主人公は起動し、アクセスしてみる。
と、Y子というハンドルの女性が気さくに話しかけてくる。
ハンドルの無い主人公に、勝手に「N島」というハンドルをつけるY子。
(初代(旧約)女神転生の主人公&ヒロイン、中島&弓子にちなんでいる)
顔が見えないからか、Y子は自分のことをどんどん主人公に話してしまう。
Y子はどうやら学園の教師で、しかも主人公が気になるらしい。
時は過ぎ、過疎っていたそのネトゲはついにサービス停止になってしまう。
最後の日、Y子は「すき」という絵文字を残して去って行った。
(後日談にて、Y子の正体は主人公の担任教師、鳥海いさ子だと判明。
また、N島の正体が主人公だと知った鳥海は大いに焦るのだった)
X 運命 文化部 平賀慶介
文化部(写真or吹奏楽or美術)に入部した主人公を歓迎する平賀。
ある日、主人公は進路のことで悩んでいる平賀の相談に乗ることに。
平賀の家は代々医者の家系で、平賀の親は跡を継ぐことを望んでいるらしい。
だが、平賀は芸術の道に進みたいと思っていた。
平賀は自分の作品をコンクールに応募し、優勝は逃したが、審査員特別賞を受賞する。
精一杯やって満足した平賀は部活を辞めて医者になることを決意した。
95:ペルソナ3 コミュ詳細
10/10/16 20:43:56 G9+3//Y90
XI 正義 生徒会会計 伏見千尋
主人公は生徒会の手伝いをすることになり、千尋と出会う。
1年生の千尋は薄幸である。
夢見がちな文学少女だが、母子家庭のため欲しい本もろくに買えないらしい。
そんなある日、千尋は教材費横領の疑いをかけられてしまう。
だが、主人公や美鶴の助けもあり、千尋の疑いは晴れた。
XII 刑死者 神社の女の子 舞子
神社で1人寂しく遊んでいた小学生の女の子、舞子と出会った主人公。
舞子は離婚するという両親のことについて悩んでいた。
ろくでもない父親について行き転校を免れるか、
それとも、転校してでも母親について行くべきか。
散々悩んだ挙句、舞子は母親について行くことに決め、引っ越していった。
XIII 死神 謎の少年 ファルロス(ゲーム本編と連動)
6月の影時間、主人公の部屋に突然現れるファルロス。
友達になって欲しいと言うファルロスに、主人公はうなずく。
ファルロスはまた来ると言って去っていった。
それから度々ファルロスは主人公の元を訪れ、謎めいたことを言っては去っていく。
ついに最後の夜。11月、さよならと言ってファルロスは消えた。
そして、主人公のクラスに望月綾時が転校してくる―。
XIV 節制 同好会の留学生 ベベ
フランスからの留学生で、大の日本好きなベベ。
主人公はベベが会長を務めるファッション同好会に参加することになる。
ある日のこと。ベベの叔父がらフランスに帰れとの厳命が下ったという話を聞く。
だが、自分はまだ日本にいたいとベベは嘆く。
ベベは、叔父に日本の良さをわかってもらおうと、着物を作ることになった。
主人公も協力し、着物が完成。ベベは着物を持ってフランスに帰った。
XV 悪魔 テレビ通販社長 たなか
休日にやっている、人気のテレビショッピング番組「時価ネットたなか」でおなじみのたなか社長。
彼は何故かアーケード街or駅前に出没し、主人公に自慢話をしては去って行く。
ある日のこと、たなか社長は募金の勧誘をされたことを主人公に話す。
そして数日後。結局彼は、身寄りの無い子供たちのために募金をすることに決めたらしい。
若い頃に苦労した人は、自分のように大成するだろうから、先行投資のつもりで募金するのだという。
こんな考えに至ったのも、主人公に出会ったからだ、と彼は言う。
XVI 塔 型破りな僧侶 無達
主人公はクラブで夜遊びをしている無達と知り合う。飲んだくれた無達は主人公に説法をする。
ある日、泥酔した無達は主人公を息子だと勘違いし、叱ってしまう。
実は無達には妻と息子がいたが、家を出て行ったらしい。
1人で寂しいのでクラブに通っているという。
それは逃げではないのかと指摘する主人公。無達は現実と向き合う決意をする。
無達は妻子を探し、会いに行くことになった。
96:ペルソナ3 コミュ詳細
10/10/16 20:47:06 G9+3//Y90
XVII 星 他校のエース 早瀬護
主人公が参加した運動部の夏の大会でぶっちぎりで優勝した早瀬。
そして秋、駅前でランニングをしている早瀬と知り合いになった主人公。
早瀬は主人公をラーメン屋へと誘う。実は、駅前商店街では、早瀬の飲み食いはタダなのだという。
それだけ多くの人々から、早瀬の将来は期待されているのだ。
だが、早瀬は父親を亡くし、母親も病気で、競技を辞めて働かなければならないという。
そんな自分の運命を呪う早瀬だったが、主人公と話すうちに恨みは消え、前向きになった。
XVIII 月 グルメキング 末光望美
アーケード街に出没するデブの学園生徒、末光。彼は人々からグルメキングと呼ばれている。
主人公はどこぞで入手した珍しい食べ物を末光に献上し、彼にグルメフレンドと認められた。
ある日、主人公は末光には死に別れた双子の弟がいたことを知る。
弟はスリムでカッコ良く、両親は弟の方をより可愛がっていたという。
末光は弟にコンプレックスを持っていて、そのストレスで食べ過ぎてしまうらしい。
主人公に説得され、末光は変わった。
どんなに努力しても自分は弟にはなれない。だから自分なりに得意分野で頑張ろう、と。
末光は、将来はフードライターになることを決意した。
(後日談にて、フードライターとして成功していることがわかる)
XIX 太陽 余命いくばくも無い青年 神木秋成
神木が落とした万年筆を拾って届けたのがきっかけで、主人公は神木と話をするようになる。
神木は高度に詩的な(悪く言えば電波な)ことを言う青年だった。
病気でもうすぐ死んでしまうという神木は、自分が生きた意味を探しているらしい。
主人公と話すうちに、神木はそれを見つける。生きた意味とは、死んだ後に明かされる、ということを。
ある日、神木は、主人公にお祝いして欲しいと嬉しそうに言う。
形見のノートを主人公に渡すと、突然神木の姿は消えた。
(このとき既に死んでいたらしいことが後日談で語られる)
XX 審判 ニュクス討伐隊
(ゲーム本編と連動。1月~ラスボス攻略直前まで)
XX 永劫 アイギス (フェスのみ)
1月以降、人間味の増したアイギスと主人公は一緒に下校するようになる。
ある日、飼い猫がいなくなって困っているお婆ちゃんと出会う。
主人公とアイギスは猫を探してお婆ちゃんの元へ連れて行った。
一人ぼっちのお婆ちゃんは、猫がいない間寂しかったと言う。
それを聞いたアイギスは、生きる喜びとは誰かと触れ合えることだと悟った。
だが、機械の身体である自分は人間にはなれない。触れ合いなど許されない。
それでもいいと割り切ったアイギスは、主人公に好きだと告白し、主人公はそれを受け入れた。
XXI 世界(ユニバース)
(コミュではないがアルカナの一つとして入れておく。ラスボスを倒す直前にイベントで入手する)
97:92
10/10/16 22:03:12 +q4A5Dyp0
ありがとうございました!
98:ゲーム好き名無しさん
10/10/17 23:20:59 noiPDqRe0
前スレでリクあがっていたので、DSの「ゼルダの伝説 大地の汽笛」予約します。
99:FF4TA-月の帰還-
10/10/18 10:34:23 GQSOqpI50
その言葉の意味はすぐにわかった。襲いかかってきた謎の少女を倒すと、全く同じ姿形の少女が更に四人現れたのだ。
闇のカインが集めていたクリスタルを奪い、この星の役目は終わったと言い捨て消え去る少女たち。
段々近づいている二つめの月を何とかするため、クリスタルを取り戻すため、彼らは魔導船に乗って二つめの月へと向かう。
謎の少女に操られていたセシルはその反動で抜け殻となっていた。時々呻く以外に何の反応も見せない。
そんなセシルを心配しつつ、仲間たちは月の地下渓谷を進んでいく。※2
すると、かつてセシルたちが戦い倒した魔物たちが次々と現れる。
死んだはずのゴルベーザ四天王までもが復活していた。
魔物たちの復活を疑問に思いつつ、それらを倒し地下へと進むと、なんとかつての暗黒騎士セシルと瓜二つの者が現れた。
よくも自分を捨てたなとセシルらしからぬ恨みつらみをゴルベーザに叫びつつ、彼に襲いかかる。※3
仲間であるゴルベーザを庇うローザやセオドアたちに、驚き悲しみ怒りを顕にする暗黒騎士のセシル。
その力に押されたセオドアの危機に、抜け殻となっていた方のセシルが光を取り戻して、彼はしょうきにもどった。
暗黒騎士のセシルを倒し、さらに地下へと進んでいく。道中FF1~6のボスが出現するが、それらも倒しさらに進む。
敵の強さが次第に増し、最深部に近いと思われるフロアーでは、一面に無数のポッドが林立していた。
その中には謎の少女が入っており、全てのポッドに同じ少女が眠っていた。そのうちの一つに、他の少女たちより少し幼い子供が入っているポッドがあった。
一行が調べてみると、扉が開き中から幼女が出てきた。しかし彼女は襲ってくることもなく、こちらに指示を求めるばかりだった。
戸惑いながらもリディアがここで待っているようにと告げると、幼女は大人しく従った。
その下の階には奪われたクリスタルがすべて揃っていて、回収することが出来た。
100:FF4TA-月の帰還-
10/10/18 10:34:34 GQSOqpI50
さらに先に進むと機械に繋がれたイソギンチャクのようなものが眠っていた。
その中から青白く光る人物が現れた。それは自らをクリスタルの所有者と称し、自分がクリスタルを作ったのだと語った。
クリスタルは青き星だけでなく、他の星にも存在した。全ては、人類の進化の過程や結果を記録させ、生命の進化を実験するのが目的だったのだ。
そしてそのデータを回収するため、謎の少女・マイナデスに命じて青き星のクリスタルを回収させていたのだ。マイナデスも彼が創りだした実験体に過ぎなかった。
これまでに遭遇した過去に倒したはずの敵も、クリスタルに記憶されていたデータから生み出されていたのだった。
彼は人類を進化に失敗した劣等種と判断し、新たに出現した二つめの月・真月をぶつけてすべてを滅ぼそうとしていたのだ。
クリスタルで得た知識で進化した人類も所詮は自分の創造物に過ぎない、と自らを創造主・クリエイターと称する彼を止めるため、一行は戦いを挑む。
三度姿を変えるクリエイターを倒し、崩れつつある真月から急いで脱出する一行。途中、指示通り待っていた幼女マイナデスを連れ、かろうじで脱出に成功した。
蒼き星に戻った一行は日常に戻った。幼女マイナデスはクオレと名付けられ、ミストの村でリディアに育てられている。
ゴルベーザは試練の山で父の墓参りを済ませセシル達に今生の別れを告げると元居た月へと帰った。
赤き翼は武装解除され、各国の復興支援に一役買っている。赤き翼の部隊長に任命されたカインはセオドアを伴い、飛空艇で飛び立つ。
その上空に浮かぶ月は一つ、綺麗な姿をたたえていた。
FF4ジ・アフターイヤーズ―月の帰還― THE END
101:FF4TA-月の帰還-
10/10/18 10:34:42 GQSOqpI50
※1 この時点で、本編と、サブストーリーであるリディア編・ヤン編・パロム編・ポロム編・エッジ編・ギルバート編・月の民編のメンバーが合流します
※2 ここからパーティ編成が全てのキャラの中から自由に行なえます
※3 このバトルのメンバーによっては、ゴルベーザが死亡し、以降登場しません
102:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 10:39:39 fp2cfxd5O
ミスって前スレの方のURLでレス代行依頼してしまったので
二スレに跨がってしまいました
すみません
103:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 12:03:51 mVehXhCe0
同人ゲームのelonaとPSPの喧嘩番長3を予約します。
104:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 12:43:23 pfcvvWFmO
>>102
乙でした
105:キングダムハーツ バースバイスリープ
10/10/18 14:24:14 x2RMnZaw0
>>102
乙!
お久しぶりです。
もたもたしてたらリコーデットも発売されてしまった……。
チュートリアルとテラ編旅立ちの地いきます。
106:キングダムハーツ バースバイスリープ
10/10/18 14:25:05 x2RMnZaw0
チュートリアル
―旅立ちの地・夜―
眠れない夜。ヴェントゥス(以下ヴェンと表記)がふと窓から空を見上げると、流星群が降り注いでいた。
部屋から飛び出すヴェン。
途中寄り道をしながら高台に登り、寝転がって星空を眺めていた。
「こんな星空、前にも―」
そう思いながら、いつの間にかうたた寝してしまったヴェン。
大きく欠伸を一つすると、もう一度横になる。
と、アクアの顔が視界に広がった。
驚いて起き上がる。
(このあたりのやりとりは一作目のソラとカイリのやりとりほぼそのまま)
ヴェンはアクアに、ここではないどこかで今日のような星空を見たと話すが、アクアは私達はずっと一緒だったと優しく頭を撫で、相手にしない。
二人は高台の淵に座り、星とは、光とは何かを話す。
そこへテラがやってくる。
テラは星のひとつひとつが世界であり、光はその世界の心の輝きで俺達を照らしてくれていると話した。
しばし他愛のない話しをし、笑いあう三人。
そして三人で空を眺めた。
しばらくして、アクアが明日に控えたテラ、アクアのマスター承認試験に向けてお守りを作ってきたと言い、二人に『つながりのお守り』を渡す。
「世界のどこかに星型の実をつける木があって―その実はつながりの契りになるんだって。そして、その実を貝殻で模したお守りを持っていると―たとえ離れ離れになったとしても必ず再会できるらしいの。」
いつか本で読んだ、知らない世界のお守り。本物の材料は当然手に入らなかったため、ステンドグラスのかけらを集めて銀で溶接し、星型のお守りにしたのだった。
そういうところは女の子なんだな、とからかうテラに、本物じゃないと効果がないの?と心配するヴェン。
そんな二人に、アクアはこのお守りには魔法をかけたと言う。
“つながり”という魔法を。
その後、明日の試験に向けて軽く手合わせをして帰る三人。
重なる三人の声。
俺(私)達が同じ星空を見たのは―これが最後になった
チュートリアル・END
107:キングダムハーツ バースバイスリープ
10/10/18 14:28:43 x2RMnZaw0
一方その頃。
不思議な塔で修行に励むミッキー。
イェン・シッドが重々しく口を開く。
「ミッキーよ、何やら良からぬ事が起きるやもしれぬ―」
108:キングダムハーツ バースバイスリープ
10/10/18 14:29:41 x2RMnZaw0
テラ編・旅立ちの地
翌朝。
旅立ちの地の広間では、マスター承認試験が予定通り行われていた。
今回は遠方よりマスター・ゼアノートもかけつけ、試験に立ち会う事になった。
最初の試験は、エラクゥスが魔法で出現させた光の球を消す事。
だが、誰にも悟られずにこっそりとゼアノートが魔法をかけ、光の球は暴走してしまう。
光の球は試験に立ち会うだけだったはずのヴェンにも襲いかかってきた。
三人でそれらを倒す。
エラクゥスは不測の事態に対しての対処を計る機会として、あえて止めなかったのだった。
次の試験内容は候補者二人による模擬戦。
勝敗は問わない。能力が拮抗する相手と戦う事で浮き彫りになる心の在り方をみるのだ。
アクアに追い詰められ、テラは一瞬闇の力を使いそうになる。
それが理由でテラは試験に落ち、アクアだけが新たなキーブレードマスターとなった。
テラは二人に、一人にしてほしいと伝える。
退席するゼアノート。
彼は広間からややはずれた場所に待機していた仮面の少年に語りかける。
「どうだヴェントゥスは?」
「まだ全然だ。俺が鍛えてやらないとな。」
「ここでは止めておけ。奴に感づかれると面倒だ。」
「わかってる。あいつにも旅をさせてやろうと思ってるんだ。」
109:キングダムハーツ バースバイスリープ
10/10/18 14:30:55 x2RMnZaw0
一人になり、自分の心の闇について考えるテラ。
自分には心の闇に負けない強さがあると考える。
そこへゼアノートが現れ、テラの心を見透かしたかのように闇を恐れる必要はないと言う。
ゼアノートは更に続ける。
闇を認めないエラクゥスのもとで修業をしていてもマスターになれるかどうか―と。
テラは教えを乞う。自分は何を学べば良いのかと。
ゼアノートは答える。そのままでいい、心の闇を消すのではなく、力で制するのだと。
マスターの教えに感謝するテラ。
その時、旅立ちの地に三人を呼ぶ鐘の音が鳴り響く。
広間へ引きかえすテラの背後で、ゼアノートは異空の回廊を開き旅立ちの地を後にするのだった。
テラが広間に駆けつけると、エラクゥスからマスターの心得を聞いていたアクアは既におり、ヴェンだけがまだ来ていなかった。
エラクゥスは誰かと話しをしているようだ。
「では、私の弟子たちを調査に向かわせましょう。うむ、承知致した。失礼する。」
それで通話は終わった。
エラクゥスは二人に、通話の相手がイェン・シッドであること、彼からの報告で光のプリンセスに脅威が迫りつつあること、その脅威は負の感情にあふれ出す存在―アンヴァーすであること、ゼアノートとの連絡が途絶えたことを伝えた。
そして、エラクゥスは二人に事態の収拾を命じる。
アンヴァースの討伐とゼアノートの捜索である。
エラクゥスは二人のために本来行き来が出来ない世界を繋ぐ異空の回廊を開いた。
多用すれば心を闇にとらわれるが、鎧がそれを守ってくれる。
また、他の世界の事は決して他言してはならないと二人にきつく言いつけた。
早速任務に就こうとするテラを、エラクゥスは呼びとめる。
今回の任務の働き次第では、マスター承認を再考したい、と。
エラクゥスはテラを本当の息子のように思っていて、今すぐにでもマスターの称号を与えたいが、テラは力にこだわり過ぎるのだと言った。
敗北を恐れてはならない。恐れが力に執着させ、執着が闇を呼び込むのだ。
テラはその気持ちに必ず応えてみせると言い、広間を後にした。
テラが旅立とうとすると、ヴェンが駆けてきた。
ヴェンは何か言いたげだったが、テラは大丈夫だと言ってヴェンの頭を優しく撫でるだけだった。
そしてテラが左肩の鎧を軽く叩くと、光に包まれ次の瞬間には全身を赤を基調とした鎧を身にまとっていた。
さらにキーブレードで異空の扉を開き、キーブレードをバイク状に変化させて飛び乗り、旅立ちの地を後にした。
旅立ちの地・END
110:キングダムハーツ バースバイスリープ
10/10/18 14:34:09 x2RMnZaw0
今回は以上です。
次回はワールド三つくらい書けたらいいなと思います。
フロンティアの方もなるべく早くまた投稿したいです。
111:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 19:13:34 pKRRgGpr0
スレ違い
112:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 20:05:07 s9osytes0
お前がな
113:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 20:34:00 geBjBuFn0
お前等どっちもだ。無論俺もだ
114:ゲーム好き名無しさん
10/10/18 21:51:35 bxq9YehN0
言い訳するだけお前が一番野暮だな
115:ゲーム好き名無しさん
10/10/19 01:17:36 VrE4QSyC0
前スレの>454、このスレの>>114までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
116:elona
10/10/19 22:51:40 9qze8lXy0
とりあえず現在実装されている第一部についてはまとめ終わったので、
投下始めます。
117:elona
10/10/19 22:53:49 9qze8lXy0
舞台となるのはイルヴァという名の世界。
文明の興亡の末に訪れた11番目の時代、最も多くを破壊し、最も多くを生み出したと語られる時代、
シエラ・テールと呼ばれる時代。
一ヶ月の間降り注いだ雨が止んだ後、東の大陸では人の住めない異形の森が急速にその範囲を拡大するという現象が起きていた。
東の大陸から、ノースティリスと呼ばれる大陸へと難民が続々と流れ着く中、西の大陸のとある国の王子は、
この異変は10番目の文明、レム・イドを滅ぼした災厄によるものだと主張し、異形の森とそこに住む民を根絶するべきだと言う。
異形の森は正式名称をヴィンデールの森といい、そこに住まう民はエレアと呼ばれていたが、
エレアが人の住む土地から離れても対立の溝は埋まらず、
人類によるヴィンデール掃討は目前へと迫っている。
そんななか、商船に密航していた主人公。
しかし、エーテルの嵐に巻き込まれて船は沈没、主人公は海へと投げ出されて意識を失った。
※エーテル
異形の森から発生する光る気体状の物質。
人間に有害であり、これに触れすぎるとエーテル病(背中に羽が生えたり、足が蹄になったり、顔がただれたり、殺戮衝動が発生したり、目が増えたりする)を発症してしまう。
三ヶ月に一度、「エーテルの風」という形で激しく吹き荒れるが、それ以外の時でも常に微量が大気中に存在しているらしく、
エーテルの風をシェルターで回避し続けてもいずれはエーテル病に罹患することになる。
主人公は見知らぬ男女に助けられて、洞窟の中で目を覚ます。
二人は自分たちが異形の森の民、エレアであることを明かし、男の方がロミアス、女の方がラーネイレと名乗った。
そこで、ロミアスからノースティリスでの生活の知恵を教えようかと持ちかけられる(ぶっちゃけると、チュートリアルです)。
人肉を喰わされたり、呪われた武器を装備させられたり、偽物の金塊をつかまされたりしながらチュートリアルを終えると、
ロミアスから、洞窟の南にヴェルニースという街があることを教えられる。
※これ以降はどう行動しようと全くの自由ですが、メインクエスト進行にはヴェルニースへ行くことが必須条件なので、
ここではおとなしくヴェルニースへ行ったことにします。
118:Elona
10/10/19 22:57:43 9qze8lXy0
ヴェルニースへ辿り着いた主人公は、街の入り口でザナンの兵士に呼び止められ、
ザナンの皇子が遊説に来ていることを告げられる。
とりあえず広場へ行ってみるとアルビノであるザナンの皇子サイモアが演説を行なっていた。
その要点は
・異形の森とエレアが「メシェーラ」という災いを呼び起こそうとしている
・今までは大国同士で戦争してたけど、ここは手を組んで一緒に異形の森とエレアを一掃し、災いを退けるべき
・二大国のどちらにも属していないパルミアが支持してくれることが大事
※ザナン
西の大陸に存在する国家の一つ。
※パルミア
物語の舞台となる国家の名前であり、ヴェルニースもその一部。
首都は国名と同じパルミアという名の都市で、国王が存在するが、既に実権のない象徴的存在である。
※メシェーラ
シエラ・テールの一つ前の文明である「レム・イド」を滅ぼしたと伝えられる災い。またの名を「星を食らう巨人」
詳細は不明だが、サイモアは現在発生している異形の森の拡大及びエーテルの風の発生がメシェーラであると主張している。
主人公がヴェルニースを出たのと同じ頃、ヴェルニースの酒場で酒を飲んでいたザナン軍士官のロイターは、
部下の兵達が絡んでいるやさぐれた男が、かつてザナンの白い鷹と呼ばれ自分のライバルであった男、ヴェセルである事に気が付く。
ロイターと話すより牢屋に入った方がマシだというヴェセルに対し、望み通りにしてやると言ってロイターはその身柄を拘束した。
※ザナン軍がパルミア国内にいた理由
ザナンの皇子であるサイモアの護衛として、ロイター達の部隊がヴェルニースに滞在していた。
とりあえず、ヴェルニースの近くにあるレシマスというネフィアに潜ることにした主人公。
一方その頃、ヴェルニースではサイモアへロイターからヴェセル捕縛の一報が届いていた。
伝令の兵士に対して、ヴェセルに手を出してはならないという命令を伝えさせたサイモアは、ずっと探していたヴェセルが今になって見つかったのは皮肉だとつぶやく。
それに対して、側近であるヴァリウスという名の男から、今更ヴェセルに何を期待しているのか質問されたサイモアは、
「何も期待などしていないが、自分の物語を完結させるためにもこれから起きる喜劇を生きて見届けてくれればよい」と答えた。
レシマスの地下3階まで辿り着いた主人公は、瀕死の重傷を負った男を見つける。
その男は自らを王命でレシマスに潜っていたパルミアの斥候であると告げ、
二大国の衝突回避とシエラ・テールの危機を防ぐために、自分が書いた手紙をパルミア国王であるジャビに届けて欲しいと言い残して息絶えた。
どうせその先の扉には鍵がかかっていて先に進めないので、とりあえず首都パルミアへ向かう主人公だった。
※ネフィア
要するにダンジョンのこと。レシマスはメインクエストに絡む固定のネフィアだが、それ以外にランダム生成されるネフィアも存在する。
119:Elona
10/10/19 23:00:12 9qze8lXy0
主人公がパルミアに辿り着いた頃、王の間ではパルミア王ジャビとラーネイレの会見が行なわれていた。
エレアに助力して欲しいと要請するラーネイレに対して、ジャビは
・そもそもパルミアが二大国の衝突を防ぐ歯止めとして存在している
・サイモアの論に賛同する国が多く存在する状況でパルミアが異を唱えれば、ザナンだけでなく、二大国すら敵となってパルミアを滅ぼす
・その後に待つのはパルミアという歯止めを失った二大国の直接対決であり、世界を再び戦渦に巻き込むわけにはいかない
という理由で協力は出来ないと告げる。
それに対してラーネイレは罪なき民の犠牲で脆い平和を作るのかと反論するが、
そこにいたヴァリウスから、
エレアは自らを罪なき民と自称したが、異形の森から発生したエーテルの風でどれだけ被害が出ているか知っているのかと再反論される。
それに対してラーネイレは、これまで共存できてきた異形の森が最近になっていきなり異変を起こし始めた原因の方を調査するべきだと反論し、
森の異変もエーテルの風も「メシェーラ」ではない別の現象であると主張する。
しかし、ジャビ王はその発言を遮り、続きは明日聞くと言ってラーネイレをその場から退席させてしまった。
サイモアはジャビ王に対して持論(大地を蝕み、根を広げる異形の森こそ星を食らう巨人=メシェーラ)であると述べ、
仮に違ってるとしても、異形の森の拡大が人類の土地を奪ってるのは事実だと強調して、
ラーネイレの身柄を自分へ渡すように要求する。
ラーネイレの身柄を要求する理由を「ラーネイレが真実を握っているから」ではないかとサイモアに問うジャビ王だが、
サイモアはラーネイレに関心を寄せるのは別の理由だと答え、ザナンあってのパルミアだと圧力を掛けて引き渡させようとする。
それでもジャビ王は、ラーネイレは大切な客人だからとその要求を突っぱね、パルミアは異形の森へは不干渉とすると告げてその場を立ち去った。
残されたサイモアはラーネイレが「あの女」にそっくりだとつぶやき、ヴァリウスも白き鷹(ヴェセル)に続いてラーネイレが現れたことで
運命の歯車が回り出したのだと答える。
サイモアは運命など信じないが舞台が予想以上に賑やかになったことは歓迎すると告げて、ヴァリウスに対してあの二人には相応の役柄を用意するように命ずるのだった。