いとうあさこ アンチ用スレat GEININ
いとうあさこ アンチ用スレ - 暇つぶし2ch56:名無しさん
11/11/23 00:01:24.99
 司法の裁きは終わっても、オウム真理教が起こした松本サリン、地下鉄サリン事件など
凶悪事件の数々を風化させたり、真相解明の取り組みを怠ったりしてはならない。その決意を
あらためて確認する機会としたい。

 サリン開発の中心的役割を担ったなどとして一、二審で死刑判決を受けた元幹部遠藤誠一被告の
上告審判決で、最高裁は被告側の上告を棄却した。松本智津夫死刑囚=教祖名麻原彰晃=らに続き、
13人目の死刑が確定する。日本の犯罪史上、例がない事件の裁判は、強制捜査の開始から
16年半以上が過ぎて、すべて終わる見通しとなった。この間、刑だけが次々に決まっていくことに
被害者をはじめ、多くの人が割り切れない思いを抱いていたのではないか。

 松本死刑囚やオウム真理教の元信者らがなぜ、これほどの事件を起こしたのか―。事件の真相と背景が
明らかにされることが求められていたのに、司法は納得できる答えを導き出せなかった。一連の犯行を
指示するなど、教団のトップとして絶対的な力を持っていた松本死刑囚が公判の途中から何も語らなく
なったことが、第一の原因である。

 加えて事件の規模があまりに大きかったことがある。起訴された信者らは189人に上り、被害者は
6千人を超えた。まだ逃走中の容疑者もいる。迅速な審理と真実の解明という難題が司法に重くのしかかっていた。
大切な人の命を奪われ、サリンの後遺症に苦しむ被害者のことを考えると、残念な結果という言葉で
済ますことはできない。

 オウム事件だけでなく、その後も秋葉原の連続殺傷事件など不条理で理解しにくい事件が相次いでいる。
なぜ起こしたのか、という問いと同時に、なぜ私たちの社会はこのような事件を起こさせてしまったのか、
という問い掛けが重みを増している。


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