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「若手芸人」の高齢化が止まらない
ネタ番組ブームもひと段落したという印象を受けるお笑い界。
しかしここ数年のお笑いブームの影響もあり、吉本興業が主催する
NSC東京校では今春入学した生徒(16期生)が700人強と、
『M-1グランプリ』がスタートした翌春入学のNSC8期生(02年入学)と同等の過去最大数になったという。
フレッシュな若手の台頭に期待したいところだが、お笑い関係者は以下のように語る。
「最近活躍する若手は、若手といってもアラサーばかり。
最近人気の椿鬼奴やいとうあさこにいたってはアラフォーです。
彼女たちは芸歴が10年前後あるので仕方ないにしても、
最近は芸歴3~4年でもアラサーの芸人が多い。それには養成所が関係してくるんです」(構成作家)
年齢制限を特に設けていない養成所が増えた現在。
最近は大学卒業組も増加の傾向にあるほか、08年大ブレイクを果たしたエド・はるみの影響もあり、
アラフォーの入学者も増えているという。
「大卒組や社会人経験組は覚悟を決めて入学してきているし
、高卒組よりも知識が豊富。お笑いの教科書というべき、過去のお笑い番組
やライブを見て勉強してきる人が多く基本ができているので、ネタ見せをやった時にレベルが歴然なんです。高卒組の中には
『俺が一番オモロい』と尖がって入ってきている子も多いだけに、養成所で実力の違いを見せつけられスネて辞めていく子が多いですね。結果、大卒組や社会人経験組が台頭しやすい風潮にあります」(養成所出身のお笑い芸人)
人気のフルーツポンチは村上健志(ボケ担当)は青山学院大学卒業後、
サラリーマンを経験。亘健太郎(ツッコミ担当)は元航空自衛官。
しずる・村上純は成蹊大学卒後、クイズ番組で活躍する田畑藤本・
藤本淳史は東京大学を卒業後にNSCに入学するなど、確かに現在テレビで活躍する若手も大卒、社会人経験組が多い。現在の社会同様、芸人界の高齢化はますます進む?