11/06/15 20:12:32.99 cd/K+UYn
URLリンク(www.itmedia.co.jp)
「事前に想定したとおりの立ち上げにはなっていない」
4月下旬に開かれたアナリスト向けの事業説明会で、任天堂の岩田聡社長は「ニンテンドー3DS」の販売動向について
悔しさをにじませた。2月26日に発売された3DSは裸眼で3Dゲームが楽しめる新型機。
だが、今年3月末までに400万台と見込んだ世界販売台数は361万台と未達に終わった。
ゲーム雑誌出版のエンターブレインによると、3DSはゲーム機の国内販売台数で2、3月にトップに躍り出たが、
すぐに失速し4、5月は首位を明け渡した。発売後まもなく東日本大震災に見舞われるという“逆風”もあったが、
ゲーム業界に詳しいアナリストは3DSの不振を「ソフトのラインアップ不足が原因」と断言する。
3Dテレビと事情は酷似している。
任天堂が新型ゲーム機を発売する際は、自社開発ソフトを複数投入して販売を牽引(けんいん)することが通例。
だが、今回3DSと同時発売されたソフト8作品のうち、7作品は任天堂以外の外部メーカーのソフトで、
看板タイトルの不足に泣いた格好だ。
任天堂は16日に人気シリーズ「ゼルダの伝説」の3DS版を発売し巻き返しを期すが、
空振りに終われば、任天堂だけでなくゲーム業界全体にとって重要な成長エンジンを失うことになりかねない。