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任天堂(7974) 3DS・WiiUともに現行策ではライトユーザーの回帰が見え難い。(UBS証券)
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UBS証券は6月9日付けで、任天堂(7974)の投資判断を「Buy」→「Neutral」へと引き下げ、目標株価も31,000円→18,000円へと減額修正した。
世界最大のゲーム見本市「E3」では「Wii」の後継機となる「Wii U」の実機が初披露され、3DSの自社タイトルも発表された。
「Wii U」の「Wii」からの変化点は主に、ゲーム機のハードディスク対応とタッチパネル付きコントローラーで、デモでは新たな遊び方が複数紹介された。
ただ、「Wii」投入時のような革新的な変化は現時点では感じられなかった。
3DSの自社ソフトについては、ブランドタイトルのマリオカート・スーパーマリオが年内に投入されるが、DS時代の脳トレのような新規ジャンルソフトは発表されなかった。
コアユーザーは維持可能と見られるが、(1)スマートフォンなど新端末普及で消費時間の奪い合いが激化していること、(
2)ライトユーザーの品質要求が高くないこと(カジュアルゲームと差別化困難)から、現行策では、3DSとWii UはともにDS/Wiiで開拓したライトユーザーの回帰は見込み難い。
イノベーティブな変化が見られるまで、ライトユーザー維持からコアユーザー維持へと、証券側ではターゲット市場規模の見方を一旦見直した。
ライトユーザー再取り込みのハードルは時間経過とともに高まり、市場の業績懸念は払拭されないと見られ、当面のボトム営業利益水準を見に行く展開になると予想している。