09/09/25 05:31:11 R7jTVKoy
「僕らは、ネットに乗り遅れた」―9月24日に開幕した「東京ゲームショウ2009」の基調講演で、
大手ゲームメーカー5社のトップが集まり、
今後のゲームについて語った。ゲームは近い将来、ネットワーク化・グローバル化
していくという方向で意見は一致したが、ネット化に向けて社内体制を変えていくのが難しいという声も出た。
参加したのは、カプコンの辻本春弘社長、コナミデジタルエンタテインメントの
北上一三副社長、スクウェア・エニックスの和田洋一社長、
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の吉田修平ワールドワイド・
スタジオプレジデント、バンダイナムコゲームスの鵜之澤伸社長。
モデレーターは、日経 BPの浅見直樹 電子機械局局長が務めた。
このまま10年続いたら、業界は壊滅する
昨年9月に起きたリーマン・ショック以来、世界を不況が襲ったが、
ゲームメーカーには不況はほとんど関係ない、というのが5人の共通した意見だ。
「不景気は、うまくいかないときの言い訳に使っているが(笑)、
『SDガンダムジージェネレーション』など最近出したゲームも好調」(バンダイナムコ鵜之澤社長)、
「ドラゴンクエストIXも400万本超えた」(スク・エニ和田社長)など、
強いタイトルは好調に売れている。
だが「このまま10年続いたら、業界は壊滅する」(スク・エニ和田社長)という危機感もある。
「物の値段は基本的に下がっていくが、開発費などコストは上がっていく」ためだ。
次のブレイクスルーには、「ハードやソフトといったスペック面の進化ではなく、
課金や遊び方の進化が重要だ」と、和田社長は説く。
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