07/07/02 23:33:09
★韓国のPS3は、80Gバイト HDDを世界で初めて基本搭載する。価格は51万8000ウォン。
PS3のスペックおよび価格設定についてSCEK担当者は「韓国はインターネットビジネス的にも重要な国。
それだけのスペックでも韓国ユーザーなら活用できると認識している証拠」と説明している。
販売が他国より遅かったが、これだけの特典がつけばPS3ファンも待ったかいがあったというものだ。
販売前からPS3への期待感が膨らんでいた韓国。その期待感を象徴していたのが、
インターネットやテレビを通じた予約販売だった。
6月5日から12日まで、SCEKはインターネットショッピングモールの「CJモール」と提携し、
1日限定100台ずつ、12日には「CJホームショッピングケーブル放送」で限定200台、PS3の予約販売を行った。
この際インターネットでは毎日2分以内、テレビショッピングでは約3分以内に、
用意しているすべてのPS3が売り切れてしまったという。16日に行われたイベントでも、
Blu-ray Discタイトルなど記念品を贈呈される先着333台すべてを完売した。
SCEK担当者は「テレビショッピングではBlu-rayやインターネット接続といった、
色々な機能を視聴者にじっくり紹介していくつもりだったのに、司会者が前ふりをしている間に売り切れて、
紹介できずじまいだった」と、喜ぶに喜べない心境を明かしている。
ところが現在のところ、PS3が売られているのは電気街や専門店などに限られている。
広く知らしめるにはPlayStation 2(以下、PS2)のように大型スーパーに配置するなど、
もっと幅広く販売する必要があるのではないだろうか。
これに対しSCEK担当者は「PS2を発売した当時の2002年と、PS3を販売した今とで状況が異なるのは、
PS2の時はDVDの認知度が高かったのに対し、今現在Blu-rayについては認知度がまだ低い点」と述べている。
「2007年下半期頃からは、映画好きや一般のゲーマーなど裾野を広げていき、
マスマーケティングを展開する予定。それまでに"グランツーリスモ"や鉄道運転ゲームなど、
韓国で人気の高いゲームタイトルをリリースしてアピールしていくつもりだ」(SCEK担当者)。
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