11/05/15 09:07:29.37 4/IcID3Z
かつての関西の名のある商家では、男系相続厳禁との家掟を持つところが
少なくなかったらしい。理由はもちろん、ドラ息子に店を潰されないため。
娘に、経営能力を見込んだ男と娶わせる、という手法で、血脈の維持と
店の繁栄の両立を図ろうとした先人の知恵だ。
そういうところでは、男の子はどうなったかというと、一介の奉公人として
店に置いてもらうか、店を出て、己の才覚のみで一旗揚げるか、の二択
だったようだ。
それに比べると今は随分と甘いし、その結果、有名どころでドラ息子が
財産を食いつぶすところも結構見かけるね