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汚泥の焼却灰からセシウム検出 福島周辺の各県で相次ぐ
福島県周辺の茨城、群馬、栃木、新潟の4県の下水処理施設で今月採取した汚泥や、汚泥を燃焼させた焼却灰から、放射性セシウムの検出が相次いでいることが10日、各県の調査で分かった。
4県でセシウムの検出濃度が最も高かったのは、宇都宮市の下水道資源化工場の焼却灰で1キログラム当たり3万2千ベクレル。
ヨウ素では、茨城県土浦市の霞ケ浦浄化センターの汚泥の300ベクレルが最大で、栃木県日光市の鬼怒川上流浄化センターの汚泥からは140ベクレルを検出した。
群馬県では、桐生市の桐生水質浄化センターで検出されたセシウムが410ベクレルで最大。玉村町の県央水質浄化センターと千代田町の西邑楽水質浄化センターで100ベクレルのヨウ素を検出した。
新潟県では、新潟市の新潟浄化センターで汚泥から46ベクレルのセシウムが出たが、ヨウ素は検出されなかった。
福島第1原発を抱える福島県で1日、下水処理場の汚泥や汚泥を焼却処理した溶融スラグから高濃度のセシウムを検出。
9日には、茨城県ひたちなか市の那珂久慈浄化センターの焼却灰からも1万7020ベクレルのセシウムが出ていた。
汚泥や焼却灰などに放射性物質の基準値はなく、茨城県は国に対し、基準値や安全な処理方法の指針を早急に示すよう要望している。栃木県も近く、国に要請する方針。
2011/05/10 23:31 【共同通信】