05/06/21 17:40:01
★米畜産団体、生後30カ月以下の牛肉も輸入解禁求める
【ワシントン=吉田透】米国のBSE(牛海綿状脳症)対策の実情を調べるため
訪米中の衆院調査団(団長・山岡賢次議員=民主党)は20日、米畜産業団体などと
意見交換した。全米肉牛生産者・牛肉協会(NCBA)は日本政府が検討中の
生後20カ月以下の牛の肉の輸入再開だけでは不十分で「生後30カ月以下の牛に
拡大して解禁してほしい」と求めた。
こうした米生産者の要求に対し、衆院調査団は「日本からみると米側の対策は
まだまだ安全といえる水準ではない」(二田孝治議員=自民党)などと反論。
月齢判別や脳や脊髄など特定危険部位(SRM)の除去などを巡り、
議論は平行線をたどった。
超党派の議員団は21日にはペン米農務次官、ピーターソン下院議員(ミネソタ州選出)らと会談。
その後、米国内の食肉処理場でBSE対策の実情を視察する。
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.co.jp)