05/09/13 01:59:34
「米BSE、日本より汚染度高い」…食品安全委調査会
米国とカナダ産牛肉の輸入再開に向けて、安全性を検討している食品安全委員会の専門調査会は
12日、米国のBSE(牛海綿状脳症)対策について、「飼料規制の不備があり、汚染度は日本
より高い」とする評価案を提示した。
BSEの感染拡大は、食肉処理した牛の骨や内臓を飼料にした「肉骨粉」の使用が原因とされる。
日本では現在、あらゆる動物に対して肉骨粉の使用を禁じているが、米国では鶏や豚への使用は
認めている。
調査会は、鶏・豚用の飼料が牛用の飼料と混ざる「交差汚染」の可能性が否定できないとし、2
004年以後に生まれた牛の汚染度は、「米国の方が数倍高い」としている。ただ、座長の吉川
泰弘東大教授は「ただちに食肉の危険度に結びつくわけではない」としており、今後、病原体が
蓄積しやすい危険部位の除去などを詳しく検討する。
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