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東日本大震災の被災者の赤ちゃんの粉ミルク代に充ててもらおうと、俳人、作家らによるチャリティー俳画展
「東北おっぱいいっぱい展」が、三十一日まで新宿区袋町の日本出版クラブ会館で開かれている。
出品者は、実業家で俳人の角川春樹さん、酒場詩人の吉田類さん、映画「コクリコ坂から」の原作者佐山哲郎さんら
約四十人。色紙などに表現した約五十点を展示している。「おそるべき君等の乳房夏来たる」「にんげんの鱗(うろこ)の
乾く原発忌」など味わい深い句や画、芥川賞作家綿矢りささんによる四コマ漫画もあり、貴重な肉筆の作品が来場者を
楽しませている。
主催者の松本彩子さん(40)は、東北地方の避難所で図書コーナー開設や演奏会開催などの支援を行ってきた。
同展は、避難所で受けた「赤ちゃんの粉ミルク代がない」の相談がきっかけで、元文壇バー店主の人脈を生かして
作家らに協力を呼び掛けた。
一点一万円で先着順に販売し、全額を被災者の粉ミルク代に寄付する。「被災地支援に向けて、これからは言葉や
絵の出番」と松本さん。賛同者は増えており、「継続して開催していきます」と話している。
東京新聞 2011年8月27日
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
▽有名作家らの作品が並ぶ中、来場を呼び掛ける松本彩子さん(画像)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)