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県内唯一の女子選手、甲西の佐伯晶子さん(3年)が始球式を行った。規定で女子は
公式戦には出場できないが、投手として3年間、厳しい練習を乗り越え、最後の夏に、
夢だったマウンドに立った=写真=。
地元のスポーツ少年団で野球を始め、中学ではソフトボール部で活躍。高校でも
選手になる夢を諦めきれず、入部した。
球速は約100キロ。筋力や走力は男子にかなわないが、坂道ダッシュや、タイヤを
押しながら走る練習など、他の部員と同じメニューを、音を上げることなくこなしてきた。
この日は、チームメートの声援を受けマウンドへ。満身の力で投じた直球が捕手のミットに
吸い込まれると、スタンドから大きな歓声が上がった。
佐伯さんは「仲間の声が聞こえ、力になった。明日からは、チームを信じて応援したい」と、
あふれる涙をぬぐった。
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YOMIURI ONLINE 読売新聞 2011年7月15日
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