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20日午後4時5分ごろ、捜索中の宮城県警石巻署員が石巻市門脇町の被災現場で、80歳の女性と
16歳の男性を瓦礫(がれき)の下から見つけ、救出した。80歳の女性は「地震直後からずっと家の中にいた」と
話しており、東日本大震災発生から9日ぶりの救出とみられる。
震災現場などで生存率が急激に低下するとされる被災後の「72時間(3日間)の壁」を大幅に超え、
実に約217時間ぶりの“奇跡の生還”となる可能性がある。
救出されたのは、阿部寿美(すみ)さんと孫の任(じん)さん。
2人は衰弱が激しいものの、警察官の問いかけには応じているという。県警のヘリで石巻赤十字病院に
搬送され、治療を受けた。
県警によると、同市門脇町2丁目の倒壊家屋から救助を求める声がしたため、石巻署員が付近を
捜索したところ、屋根の上にいる任さんを発見した。
任さんが「家の中にもいる」と申し出たため、消防レスキュー隊が捜索し、瓦礫の中にいる寿美さんをみつけた。
自分では脱出できないような場所にとじこめられた形でみつかったという。
2人は発見当時、低体温症になっていた。寿美さんの体温は28度しかなかったという。
現場は旧北上川の河口付近。
石巻市では1万人以上が被災しているとみられているが、被害が大きく、具体的な被害状況は報告されていない。
▽ソース:MSN産経ニュース (2011/03/20)
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