11/10/20 21:52:42.00 Q
>>198
獣種だけの特徴で言えば
馬革・・・丈夫で美しいが傷が目立ちやすい
鹿・・・丈夫で美しいが銀面が剥がれやすい
羊、山羊・・・丈夫で柔らかいが銀面が汚い
豚・・・柔らかくて綺麗だが弱い
牛・・・長所と短所のバランスが良いオールマイティー
ってなところだが、獣種だけでは語れんよ
さらに細かい区分があって、たとえば一番細かく区分されてる牛革
ブルハイド→カウハイド→ステアハイド→キップレザー→カーフレザーというように
雄雌や牛の年齢で細かく区分されてる
ブルハイド(成雄牛)なんかはクソ安物で雑に利用される革だけど、
カーフ(子牛)なんかはラムとならぶ2大高級レザー
ちなみにラムは子羊、羊革特有の銀面の汚さが無くむしろ最も美しい
高級バックなんかはだいたいこの2つが好んで使われる
さらにさらに革には鞣しや加工の種類によって細かく分類されていて
(分かりやすいので言えば、オイルレザーやブライドルレザーとか)
それにより嗜好性に幅も出て、多少ランクにも幅が出てくる
長レススマソだが革は奥が深いよ
たしかに単価がある以上、値段に幅はあるが
けっして値段で良し悪しが決まるもんじゃない
たくさんある革種から自分好みの革種を見つけることのほうが大事