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福島第一原発事故の影響による電力不足に対応し、節電機運が高まる中、千葉県流山市は
ゴーヤのツルで太陽光を遮る「緑のカーテン」による省エネ運動に取り組んでいる。
また、自治会が中心となって「流山ゴーヤカーテン普及促進協議会」(通称・ながれやま
ゴーヤクラブ)が先月設立され、ゴーヤの実を使った商品化も視野に活動している。
同市は昨年から2年計画で「緑のカーテンモデル事業」を展開。昨年はゴーヤの苗約1500株を
希望する約360世帯に無料配布した。今年は約2600株の配布を計画していたところ、
4月の申込期間に昨年の約5倍の約1970世帯、7100株の申し込みが殺到。市環境政策課では
「市民の関心の高さは予想以上だった」と話し、追加の苗を調達して配布した。
一方、ゴーヤクラブは、同市東部の美田自治会が中心となって結成し、栽培指導や普及活動を進めている。
同自治会では全世帯の3分の1にあたる約200世帯がゴーヤのカーテン作りに参加。これまでに
江戸川大(流山市)と協力して温暖化ガスの削減効果を検証したり、ゴーヤの実を使った料理のレシピを
考えたりしてきた。同協議会の松島英雄会長は「節電効果だけでなく、ゴーヤでいろいろな料理を
作るのも楽しみ」と話し、3年後をめどにゴーヤを使った商品開発を実現したいとしている。
(2011年5月17日09時25分 読売新聞)
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緑のカーテンで覆った家(昨年7月、千葉県流山市美田で)
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