10/03/01 15:16:26 8xQkspUm
>>148
コストを度外視すればそれも正解
したがって、大学や農業研究所では良い成績が出る理由が読めるでしょ
具体的に
URLリンク(toragi.cqpub.co.jp)
の赤色LEDで試算してみると、
連続照射の場合は、40mAでVfが2.0Vだから消費電力は80mWだよね
パルス照射の際の場合は120mAでVfが2.4Vだから288mW、平均電力はこの1/3で96mW
と、ちょっと特性表から読んだだけでも96mW/80mW=1.2となり、消費電力は20%増に
なることがわかる
パルス照射の収量増加が30%だとして電力消費量が20%増だと、結局10%のお得にしか
ならなくなる
ここで、パワースイッチング素子でパルス照射にする際に5%ほどのロスがあると見込むと
パルス照射に果たしてメリットあるのかなー?ということになるよね
結局、LEDの内部抵抗を減らすために「LEDの数を3倍にする」というのは正解なんだけど、
そういうぜいたくは大学や農業研究所や趣味の世界に限られる話でしょう
植物工場を事業化することを考える場合にはどうやってLEDのチップの数を減らして大電流を
流すかという方向になっているから、パルス照射の有利な方向性とは逆のほうに進んでいる
よね
さて、これらの状況を加味すると植物工場におけるパルス照射は果たして有利なのかどう
なのか、自分の頭で考えてみましょう