10/11/20 03:15:12 QAjB1dTf
天皇制の終焉は、かれらが京都御所を出たときからの運命だと思う。
天皇は日本国の神主として、政争は下々にやらせて、自分は矢面にたたず、
かつどちらかの派閥に完全にべったりつくことなく、距離を置くことで
うまく家を保ってきた。
が、明治新政府ができるとき、薩長土肥?に東京に連れて行かれて、
そこで運命共同体になっちゃったわけで…やがて戦争の旗印にされ、
その意義がなくなった今、敗戦であわてて「開かれた皇室」を目指したものの…
裏目に出て、今のありさま。
五摂家九清華という、皇室のとりまきの立派な貴族(妃を出す)ももういないし、
各宮家も廃絶でいくつも残ってない。伝統的なしきたりももう形骸化してしまった。
いまどき皇室と婚姻関係を持ちたがる人は、成り上がり系のありえない人ばかり、
ひさ様にしても、もうお妃候補もろくな人が集まらないだろう…。
あのまま、京都に居て、ひっそりしておいたほうが、注目されなくても
家は持ったかもしれないとも思う。(京都残留は無理だっただろうけどね。)
冷泉家のように、っていうといいすぎかな。