10/11/01 08:50:38 KE4TsQ1F
音響の修理をやっているものですが、喫煙環境下にある機材の故障は明らかに早いです。
とくにフェーダーはほぼ露出している状態で、抵抗導体を「ブラシ」という金属板で擦る構造なので
ヤニの影響は間違いなく受けます。
常時接触しているコネクタ類の接触にも影響は確実に出ます。
音響機材はCDカセットMDなどレンズやヘッドを使うものはあっという間に壊れます。
いずれにしても経年劣化は避けられないですが、禁煙環境の方が持ちのいいのは確かです。
調整室を禁煙にするかどうかは施設の考えひとつです。
今では全館禁煙のホールはいくらでもありますので、健康増進法、機材保護、防火など
今からでも禁煙にする理由はいくらでもあります。
いくら私の修理が仕事で儲かる案件でも、ヤニがべっとりついた修理は嫌ですし、
タバコを吸いながら扱ってそれが原因で故障したなら「壊れた」ではなく「壊した」です。
タバコ以外でも煙の粒子だけでも機材への影響はあるのに、
ヤニが影響が無いと本気で考えているなら技術者として失格です。
単にタバコを吸いたいがための嘘ですね。
たぶんその方々もここを読んでいるだろうから、それを指摘したら「2chの情報は嘘」と言うでしょう。
そう反論されたら機器メーカーサービスセンターの修理担当に聞いてみるのが一番です。
営業担当は売りたい人なので聞いても無駄です。
ホール技術者にはまだまだ喫煙者は多いのでここでレスれているように抵抗されるでしょうけど、
私の知る「あそこの管理事務所は絶対に禁煙にならない」といわれてたところも禁煙になったので
不可能ではないです。
抵抗が厳しいなら入札の仕様に「禁煙環境で運用できること」などの条件を
入れればいいのではないでしょうか?
誰が所有している機材を誰が管理しているのか考えれば今日からでも対応できると思います。