09/12/03 00:08:26 kuCWF3Kf
6.「まゆみのマーチ」(津山東高校さん)
泣いた。ボロボロ大号泣。
失礼ながら「オニんぎょ」では、感動したものの涙までは流さなかった私が
涙腺大決壊。
終演後に周りを見渡すと、他校生徒さんや一般のお客さん、先生方も涙を拭
ってました。
舞台は、1985年(昭和60年)からスタートします。
現役高校生の皆さんはまだ生まれてない時代。
(松田聖子さんの結婚の台詞から、推察。)
「赤いスイートピー」や、わらべの「めだかの兄弟」で懐かしく感じた私。
TPOを考えないで歌をうたう「まゆみ」と母、姉を巡る24年間のお話。
多分、多動症の一種なんだろうけど、劇中では一切触れられていない。
むしろ、それでいいと思います。
先生の荒療治で、失語症になったまゆみが立ち直るまでは描かれず、20
数年間のヒット曲がBGMで流れた後、末期がんで伏せった母とまゆみ。
そして、木枯らしの中駆け付けた姉・塔子の現在で締め括られます。
今母親になった姉と息子の関係や、孫のことを気にかけたまま死んで行く
母の姿に、無償の愛を感じました。
やばい、思い出すとまた泣けてくるわ。
母の遺体の足元に、そっと上着をかける塔子。鳥肌立つ位感激しました。
原作者は、岡山県出身の小説家・重松清先生。
悲しげな「すき・すき・すき」だけのマーチが耳から離れない。
うまくまとめられなくてごめん。
また2日目は後日アップします。皆さんの感想も色々聞かせて下さい。
裏話とかもw