東北の高校演劇at DRAMA
東北の高校演劇 - 暇つぶし2ch77:岩手県大会
08/03/09 00:07:08 sOu3sfcU
上演9 盛岡第一「Girl Meets World」(生徒創作)

<内容>
私立北斗高校2年D組8班の5人の少女たちは、総合学習の発表会に向けて居残り中。
この班のテーマは「中国残留孤児」。しかし作業は順調に進んでいない様子。
やらずに勉強する人がいたり、転校してきたばかりの子の扱いでごたごたしたり…
終盤になり、この発表の準備の中心人物京子は、自分が残留孤児3世だということを告白する。
気まずい空気になる中、京子と転校生の玲奈は発表会用の残留孤児の寸劇の練習。
練習もままならないまま発表会本番を迎えた5人。みんなうつむいたまま発表が始まる。
すると、寸劇の途中から京子は台本に無い事を話し始める。それは、中国残留孤児についての心からの思いだった。
京子の熱い心のこもった言葉は、会場の感動を誘ったのだった。

<個人的感想>
社会的な問題をまじめな姿勢で取り上げた作品。とにかくストレートに中国残留孤児。
で、この感想すごく俺の主観入っちゃってごめんだけど、個人的には微妙な印象。
「中国残留孤児」って言葉が出た瞬間に結末まで展開が読めちゃった。
前半のシーンの間延びは見てる側にとって辛かった。役者の力量だろうか、脚本だろうか。
場面転換、音楽の使い方、演出の仕方に不満を感じる部分が多かったかな。
やりたいことはなんとなく分かるけど、表現の方法が…技術不足?
じゃあなんで優秀賞1席=東北大会出場になったかというと、それは後半の発表会の追い上げの凄さだと思う。
作者の思い・京子の思いを込めた真っすぐなメッセージが観客に感動を与えたんだろうなぁ。
舞台正面に向かって小細工一切なしでストレートに強い思いを伝えることって実はなかなかできないこと。
この舞台ではそんな“心のメッセージ”が不思議な魅力を生み出したんだと思う。
荒削りなつくりで予定調和な展開だけど、こういうすっきりする正統派の話って…いいかもね。
県でも東北でも創作脚本賞。それでも東北出場にはあまり納得できてない俺ですが。
なんかいかにも教育的で…「あぁ、これって高校の部活の大会なんだよなぁ…」って現実に戻されちゃった。
東北大会は観れなかったんだけど、観た人いたら感想聞きたいな。どこまで改良したのか気になる。


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