08/03/08 00:09:45 qrGPTuRv
上演8 水沢「七人の部長」(既成)
<内容>
省略。>>58をそこそこ参考に。
<個人的感想>
自然さと調和を重視した平舘に対して、水沢はコメディに特化させた演出で勝負。
それぞれのキャラに強い個性を持たせて、キレのある動きをさせた。
この脚本が持ってる面白さを十分に生かしていたと思う。
どうすればより良くなるのかを何度も研究したんだろうなぁと感じさせる舞台だった。
生徒会長は素敵なツンデレ。地区大で審査員に声の良さを絶賛されてたらしい。
確かに特徴的で、聞きやすく、耳をくすぐってくるような(?)声だった。
剣道部が発言すればまず盛り上がる。彼女は表情・声のトーン・動作の全てが洗練されてた。
そのハイテンションで劇の進行の中核を担い、みんなを引っ張っていた。
文芸部はきっついキャラを見事に表現してた。顔をぎょっとしかめた表情は印象的。
演劇部は役柄をよく理解した演技で好感が持てた。なんかぬけてる感じが応援したくなっちゃう所。
アニメ部のツインテールとケロロ軍曹のぬいぐるみはいかにもなかんじで逆にgood。
かすれたような低めの声は、他の役と区別できて有効だったのと同時に声量不足で聞こえなくなってたかな。
陸上部とソフトボール部は正直他のキャラに消されちゃってた。
どんな役作りをすれば良いのか定まりきらないで無難にそのまま演技したようにみえた。
大野が途中で何気なく鼻をかんでたのは「素晴らしい演出」と審査員がほめてた。
この学校では装置に机を使わず、部長たちは椅子だけに座る形をとっていた。
そのおかげで役者の動きが細部まで見えたし、アクティングエリアを広く使えたので大成功だと思う。
( 続 く ↓ )