10/04/08 00:40:45 rqUs7VGG
>>939
春フェスの愛知は、落語の舞台化に取り組んでいました
ありがちな舞台に思えて、実際は前例を見ない程の困難な舞台となりました
もちろん、全国大会の出場校はどこも実力があり、愛知もその実力があればこそ
この困難な舞台をあそこまで形にできたと思いますが
意欲的な舞台だけに、多くの意見が出されました
例えば舞台セットも、全国大会ではどこも作り込んだセットできますが
落語の場合は人それぞれのイメージがあり、落語のセットをどうするか
おそらく、そうとう試行錯誤を繰り返してきた跡が見受けられました
それよりもさらに方向性の困難さが見受けられたのが、音響と照明でした
これはもう見た人全員の意見が同じだったと思いますが、もっとシンプルに
演技のみで見せた方がよかったのでは?という考えでした
もともと落語に音楽や照明は無く、むしろあれば邪魔なもの、という感じですが
しかし。。それは、演劇そのものを否定することにならないか?
春フェスでは、リハとゲネプロに時間がとられ、本場同様の確認が出来るので
おそらくあれがギリギリの線だったようにも思うのですが、個人的には
演劇らしい演出で、オリジナルの時代劇といった新しい落語の世界も
見てみたい気もします
いずれにしても、このような新しい挑戦は
高校演劇の春フェスだからこそ生まれたのかもしれません